実録「ジャック・オ・ランタンのできるまで」　10.20.2004

間もなく10月31日はハロウィーン、日本でもずいぶん浸透してきましたね。カボチャの「ジャック・オ・ランタン」にロウソクを入れて玄関に飾っておくと、このランタンを目印に仮装した子ども達が「Trick or Treat !」とお菓子をねだりに訪ねてきます。日本の盛り上がりとは裏腹に、近年は安全上の理由から Trick or treaters は減少傾向にあるようです。
とはいえ季節感を楽しむために我が家でもカボチャの「ジャック・オ・ランタン」を作っておりました。彫り師は（ひ）。便利だけど「カボチャ彫りカービングキット」の５ドルはぐっとこらえて節約。ちょっと微妙ですが本職と近いアクションなので、その代わりにカッターナイフ１本とピンセットで（ひ）が見事に彫り上げるのでした。ここではある年のランタン制作過程を、「実録ジャック・オ・ランタンのできるまで」と題してお届けいたします。

ランタンにする大きなカボチャは、高さ24cm・幅26cmの形の良いものをファーマーズ・マーケットで厳選し、約３週間前には購入しておりました。ちなみにこのカボチャ、「食べようと思えば」食べられるそうですがそんな人はおらんですな。さてさて、カボチャを買っていただけで半ば満足だった（ひ）。（ま）と
10月28日　「そろそろ彫る？」「明日。」
10月29日　「今日彫るの？」「うーん、明日。」
など不毛な会話を繰り返していましたが、10月30日になりいよいよ前日を迎えて後のない彫り師（ひ）は、まるで筆の遅い作家のようにおもむろにパソコンの前に座りました。

各種ホームページを参考にしながらデザインを考案中


図案が決まると、いよいよ作業に入ります。

まずはフタを取って ＊ 中身をくり抜きます。＊ できた！
ちなみに、中身のほとんどは種とワタです。


次は、紙に書いた図柄をカボチャに書き写します。どんなランタンが出来上がるかな？

超マニュアル作業


いよいよカッターナイフ１本によるカービングに突入

彫れ彫れ〜 ＊ もっと彫れ彫れ〜 ＊ 完成間近


できたぞ、ロウソクを入れてみよう！

最後の儀式


そして完成！！