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3行アメリカ・2011年ふたたび

2011年6〜7月、7年ぶりに(ひ)(ま)家がノースカロライナへ!




特集・Got to Get the Money Back ! 6.28.2012

2011年6-7月のノースカロライナ滞在中に、銀行口座から州に召し上げられていたお金を取り戻した。名付けて「Get the Money Back Trail」のストーリーは これだけ にあらず。長くなるので記事にする余裕がなかったけど、ちょうど1年になるので、忘れてしまう前に書き残しておこうと思う。続きを読む


おまけの話7 ジョンおじさん 12.8.2011

帰国してすでに少々時間が経ってしまったけど、忘れるといけないので書き記しておこうと思う。
2011年
7月9日、アムトラックの故障により列車の中で3時間ほど足止めされた時に、気のよさそうなおじいさんが私たち父子に話しかけてきて隣の席に座りました。High Point に住んでいるという70代も半ばに見えるそのおじいさん、なんと日本語で話しかけてくるではないですか!
挨拶か単語程度でカタコト以下なのだけど、それでも今まで会ったアメリカ人の中ではダントツの日本語でした。聞けば1966-68年頃の2年ちょっとの間、陸軍の仕事で福岡に住んでいたそうです。今はみかん町に住んでいるけど(ひ)の地元も福岡だと言うと、たいそう喜んで「中洲のあの店はまだあるか?」のような質問を交えて思い出話をしてくれました。(ひ)が生まれる前のことなので分からないことがほとんどでしたが、おかげで列車の中の3時間もそれほど退屈ではありませんでした。ちなみに陸軍の仕事というのは、北朝鮮からのラジオ電波の傍受だったそうです。
そしてなんと、2年後の2013年に、当時勤務していたベテランが福岡に集まる同窓会のようなイベントが予定されているのだそうです。「ホノルルを経由してホノルルからの直行便で福岡入りする予定だ」と、とても楽しみにしている様子でした。 (ひ)の名刺を渡すと「福岡に行った時には電話する」と喜んでくれました(日本語だけど電話番号は読める)。e-mail アドレスも書いていますよ、とも伝えましたが、特に反応はありませんでした。年齢も年齢なので、もしかしたら e-mail は使ってないのかもしれません。
果たして2年後、このジョンおじさんから電話はかかってくるのでしょうか?? とりあえず2年間 健康に過ごしてもらって、45年ぶりの福岡旅行に備えてもらいたいところです。(ひ)
#結局、電話はかかってきませんでした。ジョンおじさん、元気かなあ?


おまけの話6 帰国から1か月 9.9.2011

9月に入り幼稚園も始まって、本格的に生活に日常が戻ってきました。
帰国して1か月が経ちます。8月を振り返ってみると。。。

8月1日に帰国してから、(ま)と子どもは時差ボケから回復するまでに一週間かかりました。
(ひ)は「時差ボケしている暇は無いぜ」と翌日からいつも通りのスケジュールで仕事に励んだ後、2週間後に突然ダウン!自分の体力を過信してはいけません。
夏休み中は、(K)の好きなクラシック音楽三昧。福岡まで宮川彬良さん率いる「アンサンブル・ベガ」のコンサートを聴きに行き、その後も大村市にあるOMURA室内管弦楽団のサマーフェスタに3日間通いました。
福岡では、敬愛する鉄道デザイナー水戸岡鋭治さんの大鉄道時代展にも行きました。
そして最後になって、町営プールに通い、アメリカにはなかった子供用の浅いプールとウォータースライダーを楽しみました。親子共々、アメリカと日本でたっぷり遊んだ夏でした。

この夏、(K)は幼稚園を3か月休学しました。幼稚園のお友達やお母さん方から聞いた言葉の数々をご紹介。
 「うちの子は、しばらくは毎日地球儀を眺めては「(K)くんここに行っているんだねー。」と話していました。」
 「うちの娘は『(K)くん、ガイコクジンになっちゃったの?』って聞くんですよ。」
 「園に(K)くんから手紙が届いたよ。(T)ちゃんが雷が怖いって泣いているんだって。だいじょうぶかなぁ。」

男の子からこんなお手紙も頂きました。
 「(K)くん、アメリカはたのしかった? ぼくはしんぱいしていたよ。かえってきたらいっしょにあそぼうね。」
(K)も幼稚園で、お友達からもそうでない子からも「アメリカ楽しかった?」と次々に声をかけられ、「楽しかったよ。」と次々に答えたそうです。
そもそも(K)は遊びがマイペースで、園でも友達とワイワイ遊ぶタイプではないようです。でもこうして、気にかけてくれるお友達がいて、実は支えてもらっているんだなぁということが分かったのも、休園して得たことのひとつだったように思います。(ま)


おまけの話5 食べたものいろいろ 8.26.2011

アメリカで食べたいろいろなものをご紹介。

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(ま)のリクエストで行ったThai Villa(タイ料理店)のグリーンカレーとパッタイ。
昔は家で手作りしていたけど今回はもう作らないから、と外食。でもやっぱり作りたくなる味でした。

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韓国では女子高生のスナックにもなる「トッポギ」。韓国食材店でキットを購入して作りました。
ソースの味は良かったけれど、餅が堅くてイマイチでした。(ま)だけが食べる羽目に。

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(ひ)が食べていたのはコレ!ウォルマートだと同じ値段でウェルスプリングの2倍量が買えることが判明し、ほくほく顔で買っていたバッファローウイングス(ピリ辛チキン)。

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家で作るお好み焼きにもメキシカンチーズをたっぷり乗せて。
他にも、「アンガスビーフをごろりと使った肉じゃが(日本酒の代わりに赤ワインが隠し味)」などこちらならではの食材を使っての日本食を作るのは楽しかったです。

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デザート編。「フィグ・バー」という、イチジクを使った伝統的なお菓子。子どももよく食べていました。今回食べた中で一番美味しいお菓子だった!と意気揚々日本に持ち帰ったのに、食べた人の感想が「甘い!」の一言で終わってショックでした。

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真っ赤や真っ青なカップケーキにいつかは挑戦したいと思いつつ、まずは淡い色合いのものにチャレンジ。上は劇甘バタークリームで、下は普通のカップケーキ。正直言って美味しいモノではありません。
賞味期限は一か月。何が入っているんだろ?子どもに食べさせていいのだろうか??

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おまけ:子どもたちが粘土で作った犬用クッキー。(ま)が買ったクッキーカッターも、あっというまに子どものおもちゃになりました。(ま)


おまけの話4 子連れのオトナ時間 8.13.2011

10年前は(ひ)(ま)だけのでアメリカ生活したが、今回は二人の子ども連れ。随分と勝手が違いました。

・旅行
(ひ)(ま)と言えば旅行。3年間で二人で行った州は何と29州!今回も、ワシントンDCは行きたいよね、オーランドに連れて行ったら子どもも喜ぶかも、と話していましたが、(K)の「ノースカロライナ以外は行きたくない!」との強硬姿勢(ただの出不精です)にノースカロライナから出ることがありませんでした。
確かに、我々にとって「近場」のワシントンDCだって5時間ドライブ。(T)にはキツイと思います。その結果、十二分にノースカロライナを楽しみました。

・買い物
スーパーでの買い物ですら「水飲みたーい」「早く帰ろうよぉ」の大合唱。ましてやショッピングとなると、落ち着いて品定めどころではありません。一度、アウトレットに行きましたが、子どもの体調不良のため3店覗いた時点で帰宅しました。

・テレビ
以前は英語の勉強にもなるのでテレビをつけていましたが、今回はテレビをつけると子どもたちが嫌がるのでテレビもほとんど見ることなく過ごしました。まあ、お天気をチェックしようとニュースをつけると、市内の発砲事件が報道されているのでつけない方が賢明だったかも知れません。
せっかくHBO(新作の映画専門チャンネル)が見られるホテルだったのに、ほとんど見ることはありませんでした。でも一度だけ、夜中にふとつけたHBOで始まって2人で見た映画は、ジョージ・クルーニ主演の"My Mile, My Life"というリストラ専門家として全米を飛び回る50歳男の人生の悲哀を描いたモノでした。渋すぎました。
それでも、(ひ)は大好きなESPN(スポーツ専門テレビ局)のチャンネルが増えていて楽しかったようです。
(ま)が大好きだったMartha Stewartの番組はマイナー局に移動のため見ることが出来ず、逆に料理番組で活躍していたRachael Rayは今や全米放送のトークショーのホステスになっていました。ビッグになったものです(体重も増えていました)。

・交友関係
7年ぶりの再来。それも子連れということで、友人から知らない人まで ”Welcome back!" と喜んでくれました。しかし(ま)が英語で話しているとすぐに子どもたちの機嫌が悪くなります。(K)が悪態をつき、(T)が「お家へ帰ろうよぉ!」と連呼します。(日本語が分からない友人たちも、さすがに理解していました。)
不慣れな場所で親が何を喋っているか分からず不安になる気持ちもよく分かります。でも、落ち着いて喋ることもできず、会話も途切れがち。パーティーでも「おかあさーん!」連発で会話に入ることもままなりませんでした。

・自由時間
日本では夜遅く帰ってくる(ひ)もアメリカでは毎日5時に帰宅。夜の会議も飲み会もありません。
毎日家族一緒に夕食を食べ、食後も子どもとプールで泳いだり、ゲームをしたりと楽しみました。そしてビールを飲みながら(K)と「ふしぎ研究所」なるものを設立して、森羅万象の不思議(ひらたく言うと物理学)について議論を重ねていました。
その際、常に片手にはビールがあったことは言うまでもありません。お気に入りのSamuel Adams、ジャマイカのRed Stripe、軽めがいいときはBud Light、ベルギーのホーガーデンと、今回も飲みまくっていました。
一方、毎日6時に起床してひたすら子どもの世話をしていた(ま)は、本人の発案により "Mammy's free time" なるものを実施。夕食後の6時半から9時まで一人で外出することを5回くらいさせてもらいました。することと言えば、スーパーでじっくり買い物したり、日本へのお土産を買ったり、激安店で自分の服を見たりでしたが、とてもリフレッシュになりました。
あと、台所仕事が少なくて、日本にいるときよりじっくりと子どもたちと遊べました。いつもは呼ばれても「ちょっと待って!」「これ片付けてから!」ばっかり言っていますから。

結局、(ひ)(ま)が今回アメリカで得られたオトナ時間は
「いつもは出来ないほど、子どもとじっくり向き合って遊べた。」
ということに尽きるのではないでしょうか。(ま)


おまけの話3 ビッグな国の(T) 8.9.2011

出発前にもそれなりに喋っていた(T)でしたが滞米中により論理的に喋るようになりました。今回はその(T)のお話。

何もかもがビッグなアメリカ。(T){当時2歳8ヶ月}にとっては「何もかもが大きすぎる」と言っても過言ではありません。ホテルの部屋のベッドの高さは自分の身長と同じ、洗面所はステップを使っても遙か上。フォークもお皿も大きく重たく、食事にも支障をきたしました。

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ジュースもこの大きさ。

そして、どこに行っても(T)はかわいがられました。アジア人の子どもが珍しいことも手伝ってか、愛嬌のある(T)は "She's so cute!" と連発されていました。
その極みは朝ご飯の食堂にいるホンジュラス出身のおばちゃん3人組。毎朝(T)を見るなり仕事そっちのけでやってきて、声をかけ抱っこしてそのまま食堂のキッチンに連れて行ってしまうのです。食事中も寄ってきては髪の毛を触り、横でニコニコと立っていたり。
最初のうちは挨拶したり踊ってみせたりと愛想良くしていた(T)もだんだん嫌がるようになり、そうなるとおばさんたちは「今日は(T)はハッピーじゃないのか?」と大いに心配して、より話しかけてくれます。ついに(T)は「朝ご飯、食べに行かない!」と言い出すようになりました。
(T)の気持ちも分かるので、他のメンバーで朝食を取りに行き部屋で食事をしました。

そのほかも、エレベーターで一緒になった中東系の髭面の男性が怖かったと、部屋に着いた途端泣いたこともありました。マイペースの(K)と違って自分の気持ちを十分に言葉に出来ない分、ストレスも溜まっていたのだと思います。ホームシックになって、元気と食欲がなくなったこともあったのは、前出の通りです。

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クッションもこの大きさ。

帰国のシャトルバスの中でから窓の外を見つめつつ「いよいよ Japan に帰るんだね。」と言っていたのが印象的だったのですが、羽田に着いても「早く Japan に帰りたいよう!」と言います。「もうここは Japan だよ。」と(K)に言われても納得していない様子。飛行機の中でも、空港からのリムジンバスの中でも言い続け、家に帰ってやっと「Japan」に着いたと理解したようでした。
そんな(T)ですが、帰国から5日目には「またアメリカに2か月間行こうよ。こんどは違うホテルがいいなあ」と言っています。どうやら楽しい思い出もたくさんだったようです。(ま)


おまけの話2 帰国すると待っていたもの3つ 8.9.2011

部屋のドアを開けた途端、(ひ)(ま)は「あら、意外にキレイ…」と拍子抜けしました。長雨だった今年の梅雨の間に部屋はカビだらけ、帰宅したらまずは大掃除!と重たい気持ちでいたのですが、そんなことはありません。

とりあえず掃除機をかけ、時々窓を開けるのをお願いしていたKさんにお礼の電話をかけたら「お帰りなさい!昨日のうちに掃除機をかけて布団も干しときましたので」とのお返事。
後で聞けば、やはり最初の3週間の梅雨で出来たカビは相当のものだったそうで、床のカビをを拭いて下さり、シーツもカーテンも洗濯して下さっていたのだとか。きょ、恐縮です・・・本当にお世話になりました。

車は、時々動かしてもらっていたのですが、やはりバッテリーが上がりました。
帰国翌日はどうにか近くのスーパーまで買い出しに行けたのですが、次の日、荷物を積むためアパートの玄関先に駐車中にエンジンがかからなくなりました。
ブロックしている他の車の持ち主の方にお詫びに行くと、逆に手際よく手伝ってくださりあっという間にチャージ。無事に駐車場に戻りました。ご近所さんのありがたみを感じた帰国後の数日間でした。

そして、待っていたクレジットカードの明細書。恐れていた間違いチャージもなく、一番の出費だったレンタカー代(自腹!)も円高(平均して82円程度)のおかげで、2か月間60万円の予定が約50万円で済んでホッとしました。

今も2か月留守にした名残をあちこちで発見し(靴や服のカビ、トイレの水漏れなど)、家はメンテの最中です。家も車も住んでこそ、乗ってこそのものだと実感しています。9月の車検ではバッテリーを交換する予定です。(ま)


おまけの話1 54時間かかって帰国! 8.4.2011

ホテルを7月30日の朝9時に出発。今回のポイントは、何と言っても 多量の荷物!
エコノミークラスの場合、1人につき50ポンド(約23kg)の荷物を2つまで乗せることが出来ます。つまり(ひ)(ま)家の場合、約184kgの荷物を持ち帰ることができるのです。
何を買ったという訳ではありませんが、2か月の生活の中でジリジリと増えた荷物をまとめると、結構な量になりました。これを「どれだけ労力を少なく家まで運ぶか」を考慮して帰国プランを立てました。荷物の流れを中心にご紹介。

前日にレンタカーを返却し、空港まではホテルのシャトルバスを利用。
荷物の積み下ろしはチップを払ってホテルの人にお願いする。
RDU空港では、3ドルでカートを借りてチェックインカウンターまで移動。
スーツケース(小)が50Lbを超えているも、係の人は気ずかずホッ。
ここから先は、成田までスルー。

成田から羽田まではリムジンバスで移動。
(大人3000円は安くはないけれど、恐ろしく手際良く荷物を風のように運んでくれる)
羽田ではバス停からカートを使って、5分後には空港ターミナル内に唯一あるホテルにチェックイン。
ホテルでは、部屋までの荷物の移動はすべてベルさんにお任せ。
(1泊19,000円は安くはないけれど、疲れ具合も違って価値ある1泊でした)

さて、翌日は今回の移動のハイライト、第一ターミナルまでの徒歩移動。
荷物を2つのカートに分けて載せ、(ひ)と(ま)が1つずつ担当。長い長いコンコースを通り、エレベーターに4回の乗って連絡通路を渡り、ゆっくり30分かけて到着。子どもたちも上手に歩き通しました。

そして羽田から長崎へ。空港まで迎えに来てくれた(ま)の両親に荷物を半分持ち帰ってもらい(サンキュー、お父さん!)、リムジンバスとタクシーを乗り継いで帰宅。
タクシーの運転手さんは、半分に減っていても「こげん荷物ばかかえて海外から帰ってきたとですか?」と絶句していましたが、実はほとんど荷物をかかえることなく移動してきたのでした。作戦成功!
トータル54時間の長旅。皆元気で無事に帰宅できて何よりです。(ま)


Day59 いよいよ最終日 7.29.2011

本日は・・・
パッキングします。
レンタカーを返却します。
銀行の口座を締めます。(そう、あれからも紆余曲折があり、ついに預金は日本の口座に移りました!)

明日は、午前の便でRDUからミネアポリスまで飛び、そこから成田に向かいます。
13時間かけて日本に到着したら、羽田まで移動して1泊します。(荷物が多いので、空港内のホテルを予約。)

8月1日に、羽田から長崎へと戻ります。
というわけで、しばらく更新はお休みになります。今まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。

帰国したら、時差ボケの頭で思い出話など綴りたいと思います。また、覗いてみてください。
ひとまず、Thank you!(ま)

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Day58 最後のビーチ&スモア! 7.28.2011

最後の行楽は、子どもからのリクエストにより、やっぱり「例の場所」に決定です。
夕方から、水着と夕食とスモアを準備してジョーダン・レイクに向かいました。

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平日はほぼ貸し切り状態。

水の中にいると、時々何かが足に当たります。見ると魚がエサと間違えて足にぶつかっているではないですか!すぐ近くに体長10cm程の魚が数匹ウロウロ。体操座りをすると、脚の間をトンネルにしてくぐり抜けていきます。(K)も(T)も大はしゃぎ!

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(ひ)が魚を激写!

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こういうのが、いるのよ〜。

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たっのしーい!

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お楽しみのスモアタイム。(K)の発案で焼きマシュマロもやってみました。

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上手に焼くとマシュマロがとろけて糸を引きます。

のんびり遊ぶのも今日が最後。沈む夕日に向かってみんなで「さようならー」と手を振ります。「また何年後かにー!」と(K)。次に来るのはいつになるでしょうね。(ま)


Day57 アウター・バンクスへGO! 7.27.2011

出不精(K)を説得して、遠出しました。目指すのは沿岸州が続くアウターバンクス!
以前は車で5時間以上かかっていたのに、道路(US64)が整備されていて最初の目的地まで3時間半で到着しました。まずは、ライト兄弟が人類史上初めて有人飛行に成功した Kill Devil Hill へ。
1903年12月、風の強いこの地で、オハイオ出身のライト兄弟は大空への第一歩を踏み出しました。

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長時間のドライブに耐えた子どもたち。

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ライト5兄弟?!

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丘の上に、巨大なモニュメントが建っています。

次に目指すは、車で30分南下したところにある、Body Island のライトハウス(灯台)。
巨大な灯台を目にした途端、(T)が「うわーっ!」と歓声を上げました。

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青空にそびえる姿。デザインもかわいい。

次は、さらに車で1時間弱南下して Hatteras Island のライトハウスへ。アウターバンクスには灯台が5つありますが、最も高く最も有名なものです。(K)が珍しく登ると言い出したのですが、よく聞いたらエレベーターがあると思っていたらしいく、「階段だよ」と言うとあっさり諦めました。

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いつ見ても美しい灯台。陸地の浸食に伴い、過去に移動もしました。

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手に持ってみました。

沿岸州を車で走っている、と思うだけでワクワクなのですが、両側に海が見えるわけではないので、子ども達は今ひとつピンとこない様子。そこで、車を止めて海に出てみました。

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これが大西洋だ!!

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人気のない海岸で、イルカの群れも見えました。

自然の雄大さ、美しさに、しばし時を忘れました。砂浜で砂遊びをした(T)は、「帰りたくない!」と泣きました。
この滞在中、最初で最後の強行ツアーでした。途中、夕食をとってホテルに着いたのは午後11時。子ども達はもちろん夢の中でした。(ま)


Day56 動物園に行く! 7.26.2011

(ひ)も休みが取れたので、お出かけです。
アッシュボロにある、NC Zoological Park(動物園)に行きました。入場するなり、週に2回しかないワニの餌付けを見ることができて、幸先の良いスタートでした。

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Polar Bear(ホッキョククマ)。水中での動きが間近に見られて大興奮!

しかし、興奮はここまで。
実はこの動物園、以前も来たことがあります。自然のままの環境に動物を飼っている、と言えば聞こえはいいのですが、広すぎてまるでバスに乗らないサファリパーク状態。動物のあまりの遠さに唖然となった記憶があります。今回も同様でしたが、子ども連れということもあり、それなりに楽しめました。

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広い園内を散策すると色んなものを発見。自家発電中の(ひ)と(K)。

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ミツバチと(T)。

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動物が遠い分、あちこちに像があります。これはバイソン。

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象の像。

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"SWANP GOAST"(湿地の幽霊)と呼ばれるルイジアナの白ワニ。見た人は富と幸運に恵まれるのだとか。

帰り道、世界一大きなタンスと椅子も見に行きました。
以前も訪れたお気に入りの場所ですが、ともに「建設当時は世界一」(今はもう世界一ではない)となっていて、時の流れを感じました。

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家具の街 High Point の巨大タンス。裏手のオフィスの借り手が見つからず存亡の危機!

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Thomasville の巨大椅子。隣のビジターセンターには、超ナイスなおじさんがいました。

シロクマといい、タンスや椅子といい、でっかいものを見た一日でした。(ま)


Day55 マリアともお別れ 7.25.2011

もう一度会いたいね、と言っていたマリアがホテルに遊びに来てくれました。(ま)


Day54 買い物が楽しいワケ 7.24.2011

日曜日の朝です。特に大きなイベントの予定はありません。早起きして、気になっている細々とした買い物を済ませることにしました。(K)の目線でご紹介しましょう。
まずは、家が1件建てれそうなほど何でも揃っている、DIY ストアの LOWE'S へ。

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芝刈り機の試乗。さすが John Deere、かっこいー!

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大好きな "WET FLOOR" の看板を見つけましたが、大きさと価格を検討した結果、帰国後に段ボールで作ることに決定。

次に、(ひ)がずっと行きたかった Weaver Street Market でちょっとブレイク。

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屋外の席が気持ちいいカフェで。

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木に登って、リスの気分になってみました。

途中、Whole Foodsで友人に渡すギフトカードを購入し、食品を買いに行きつけのスーパーへ。
ここでのお楽しみは、2人乗りのカートと、コレ!↓↓↓

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子ども限定の無料クッキー!本日は在庫ありでラッキー!!

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気分はワンちゃん。肉売り場で発見、おやつ用「牛の大腿骨」です。

これだけ遊んでも、まだ午前11時。ファーストフードも解禁になったので、(ひ)(ま)お気に入りのハーディーズの Six Dollers Burger を買ってホテルで食べました。

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でかっ!

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私は食べるわよ!

結局、(K)は4分の1を食べてお腹が一杯になりました。(ま)


Day53 夕涼みにモールへ 7.23.2011

最近、子ども達の生活に英語に入り込んできたことがよく分かります。
アメリカ人と一緒の場面で、(K)が「 Cat が inside に入ってきたよ」と英語混じりの日本語を喋っていたことに気付いたのが1週間前。最近は、親に向かっても "Be careful!” などと思わず口から出ているようです。
(T)もアリを見て "Ants!" と言ったり、英単語が出てきています。
それだけなら、「ほぉ!感心、感心。」と思うのですが、(K)は(T)に向かって、「おもちゃ貸してもいいけど、1分間50セントだからな」などと言っています。
(T)は(K)に向かって謝るときに "Sorry!" と言い、「ちゃんと日本語で謝ってよ!」と言われると「ここはアメリカだから、英語が通じるんだもーん!」と言い返しています。やれやれ、です。

今日は土曜日だというのに、あまりの暑さに外に出ることもままなりません。
夕方、夕涼みがてらショッピングモールに行き、(K)の入学式(およびピアノの発表会)用&(T)の入園式用衣装を買ってきました。

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ドレス専門店・・・の横の JCPenny でお買い上げ。価格は驚きの… Guess how much?

そして帰宅後我々を待ち受けていたものは・・・カーペットの上の無数のアリ!!ホテルからアリ専用スプレーを持ってきてもらって(ひ)がアリ退治を完了したのは真夜中でした。メイドさんによると、気温が高くなると必ずいくつかの部屋でアリが出現するらしい。(ま)


Day52 ジョーダン・レイクでビーチ&スモア! 7.22.2011

子ども達に「帰国前にもう一度行きたいところは?」と聞くと「水着を持ってジョーダン・レイク!」という答え。ジョーダンレイク=キャンプ場と思っていた(ひ)(ま)も、先日の訪問でビーチがあることを初めて知りました。確かに気持ちよさそうです。
本日は金曜日。早速、水着と夕食のバーベキューとスモアの準備をして、夕方から一路ジョーダン・レイクへ車を走らせました。

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遠浅の湖です。

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波もなく水も塩辛くないので(T)もご機嫌!

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気温は華氏100度。ぬるい水が気持ちいい〜! なんと、近くに泳いでいる魚も見えます!

(ひ)が火をおこしてバーベキューを焼いている頃に、本日の特別ゲストアンちゃん一家も到着。みんなで夕食を食べてスモアをして、さあもうひと泳ぎしようかと思ったら一陣の風が吹いて遠くで雷の音。

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みんなでご飯。

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夕日を浴びてスモアを食べる、チョコひげ(K)。

やがてポツポツと雨が降り出し、7時半でお開きとなりました。でも、楽しかったです。(ま)


Day51 NIEHSを散策 7.21.2011

朝から、(ひ)のお世話になっている NIEHS(National Institute of Environmental Health Sciences)を家族みんなで散策することにしました。
職場を散策?そうなんです、この RTP(Research Triangle Park:企業の研究所が集まった地域)の入居条件が「敷地の75%は本来の森を残しておく」なので職場にも緑が一杯。おまけに人工湖まであるのです。

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湖から望むNIEHSのビルディング

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湖の周りに遊歩道があります。一周1.6マイル。

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楽しそうに踊っていますが、この汗! 途中で何度も水分補給をしました。

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最後に正面玄関でパチリ!

しかし、何せ暑かった!子どもは途中で引き返して正解でした。
最後まで湖を一周した(ひ)は、途中の森の中で鹿(計5頭)を見たそうです。こんな自然豊かな環境が職場だなんて、羨ましい話です。(ま)


Day50 再びダーラムの博物館へ 7.20.2011

今日は水曜日。ということは Museum of Life+Science(生命科学博物館)が、午後からダーラム市民は無料になる日です。あんなに面白いところに行かない手はありません。
あ、正式には「入場無料だけど寄付をしてね。」の日です。(T)が昼寝から起きた午後2時半から準備して、3時半に博物館に到着。2ドルを寄付して1時間半だけ楽しむことにしました。受付で午後4時のトレインライドのチケットをゲット。
外は華氏99度(37度程度)の猛暑日でしたが、午後遅めに出たので暑さもそう気になりませんでした。人も前回より少ないようです。
4時のトレインライドは、前回とは違う運転手さんで面白いオジサンでした。
「トンネルに入ったらすることは分かっているな? そう、Scream!(叫べ!)」と言って出発。

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言われたとおり、叫んでいます。

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今回は8番目の客席に乗車。(連結部分がよく見えるので)

次に、前回は入り口で一匹見ただけで時間切れだった恐竜エリアに入ってみると、次々に現れる等身大の恐竜たち!大興奮で歩を進めます。

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大きな恐竜にビックリ!

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恐竜の背中で、みんなと一緒に。

そのほかも、色々面白い展示がたくさんです。普段はどうしても、車での移動や屋内での遊びが多くなりがちなので、思い切り体を動かせる場所は子どもたちも嬉しそうです。楽しく遊んで帰途につきました。(ま)

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Caboose も展示。(カブース:貨物列車最後尾の乗務員用車両)
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太鼓も叩けちゃう。


Day49 バイオリンのレッスンを受ける  7.19.2011

今日は朝からソワソワ。だって、夕方、アンドリュー君が来て、バイオリンのレッスンをしてくれるのです。
ことの始まりは、(K)がずっと弾いてみたかったバイオリンを(ひ)が誕生日プレゼントに買ったこと。(アメリカの方が値段も安い)
とはいってもピアノと違って音を出すのも難しい楽器なのでどうしようかと思案していたところ、ヘリーンの息子さんが中高生時代すっとバイオリンを習っていたと聞き、思い切ってお願いしてみました。すると快諾。今日の夕方6時半から、人生初のバイオリン・レッスンとなりました。

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生徒その1。格好は一人前。

自分のヴァイオリン持参で、ホテルまで来てくれたアンドリュー君(20歳)。日本語で書かれた各部名称も印刷してきてくれるなど準備万端。最初は(K)も聞いていましたが、同じくバイオリンに興味のある(ひ)とのやりとりが熱を帯びて英語についていけなくなると、(ま)と(T)が遊んでいる別の部屋に遊びに来たりしつつ、1時間半に及ぶレッスンは修了しました。

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弓の持ち方から、教えてもらいました。

楽器の扱い方、チューニング、弓の持ち方、ポジショニングなど基本的な事項を教えてくれ、素朴な疑問にも答えてくれました。最後に、お礼に用意したサンキューカードと Berns&Noble のギフトカード(20ドル)を渡すと、「(K)が将来有名な音楽家になったら、最初に師事した先生の名前はアンドリューだね」と言ってさわやかに去ってゆきました。ありがとう、アンドリュー君!(ま)

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生徒その2。すでにキラキラ星を弾いています。


Day48 図書館に通っています 7.18.2011

さて、(ひ)(ま)家にとって欠かすことの出来ない施設、図書館。それはアメリカでも変わりません。図書カードを作って、近所の図書館に足繁く通っています。
寝る前によく読んでいる、アメリカでの子どもたちのお気に入りの本をご紹介します。

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「スミトン」 片方づつのソックスとミトンの愛と冒険のストーリー。

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邦題「まねしてごらん、まねっこ子グマ」 母クマと子クマの1年間の愛情物語。

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邦題「俺はホントに子どもが喰いたいんだ」 子どもを食べたい、子ワニの話。

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他に野生動物の写真集なども借りています。

もちろん、子ども達は英語は分からないので(ま)が勝手に邦題・邦訳を付けています。自分で言うのも何ですが、わりとスラスラとナイスな意訳ができて自分でもビックリ!隠れた才能の自己発見です。例えばこんな感じ。
それは子グマにとって長い長い旅でした。一生懸命お母さんの後をついて行きましたが、だんだん疲れてきました。その時、鼻の頭に冷たく湿ったものが触れました。それは、今年最初の雪でした。(「まねしてごらん、まねっこ子グマ」より)

そして、もうひとつアメリカの図書館でお世話になっているのが「ストーリータイム」。いくつかのクラスを覗きましたが、火曜日のプレスクール(幼稚園)レベルが(K)(T)に合っているようなので、可能な限り出席しています。

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おどってまーす!(奥のグリーンの服が先生)

先生(図書館員)が読み聞かせをしたり、一緒に歌を歌ったりクイズをしたり工作をしたりします。(K)は(ま)に訳を求めますが、(T)は分からないなりにだまって聞いています。そしてホテルに帰ると、先生と全く同じ発音で再現したりするので驚きです。こうして、子どもは耳から吸収するんですね。いやはや。(ま)

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工作中です。


Day47 天晴れ!なでしこジャパン 7.17.2011

今日は、午後2時半からFIFAワールドカップ女子サッカー 日本対アメリカ の決勝戦でした。
「ふーん、昔住んでいた国と今住んでいる国が戦うんだな。」と納得顔の(K)。そして試合が始まると、叫び出しました。
「がんばれ!がんばれ!りょうほう!」
博愛主義、ここに極まれり。いい子に育ったものです。
試合の最初の方は大人(アメリカ)と子ども(日本)がプレーしているかのような劣勢ぶりでしたが、結果はご存じの通り、PK戦で日本の勝利!!!
天晴れ!なでしこジャパン!

さて、帰国まで2週間となりました。「でも、2週間の旅行だと思ったら、とっても長いよ。」と(ひ)の言葉に納得。新たな気持ちで、2週間の旅行を楽しみたいと思います。
という訳で、体とお財布のために控えめにしていた外食も解禁!早速、以前からファンのイタリア料理店 ”MAGGIANO'S” に行きました。

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ウエイターお勧めのカラマリも最高!

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メインは、(ひ)がシーフードをたっぷり使ったパスタ。

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(ま)がビール(仔牛肉)のラビオリ。

いずれもさすがの美味しさ!素材がいいのがよく分かります。念のためオーダーしたキッズメニューのピッツアを、いつもはあまり食べない(K)がバクバク食べていたのは驚きでした。(ちなみに、翌日のホテルの夕食のバーベキューサンドイッチもペロリと食べた(K)。味覚がアメリカンに慣れてきたのかもしれません)

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(K)のチーズが伸びているのが見えますか?

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どれも、美味しかった!

それにしてもすごいボリューム!量が半分で値段も半分だったらもっといいのに、とも思いますが、そこはイタリア気質が許さないのでしょう。余った分は当然のようにパックに入れてくれてお持ち帰り。その日の夕食もイタリアンだったことは言うまでもありません。(ま)

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おまけ:もうひとつ解禁したもの。それは泡ブロ。スキントラブルもなく、楽しそうです。


Day46 ダブルお食事会 7.16.2011

今日は、ネイティブの方々とダブルでお食事会。ちょっと緊張します。
まずは、(ひ)がこちらでお世話になっているDr.Shears夫妻と、”Carolina Brewery” でランチです。この店はマイクロブルワリー、つまり自分のところでビールを醸造しています。ビール大好き&フィッシュ&チップス好きな(ひ)にとってはたまらない場所。(ひ)のいう「世界一美味しい」IPA (Indian Pale Ale) が飲めて幸せそう!
(ま)も久しぶりに奥さんの Jane と会えて嬉しかったです。二人のお子さん達も巣立ち、ご夫婦二人の生活を楽しんでいらっしゃるようで何よりでした。

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(ひ)の好きなカロライナ・ブルワリー。

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ビール好きのふたり。

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後ろにはビールを醸造中のタンクが見えます。

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フランクリンストリートを散策。壁画に喜ぶ子ども達。

次は夕方。ヘリーンのお宅で、ヘリーン夫妻とマリア夫妻(お子さん2人)の定例お食事会に飛び入りで参加させてもらいます。ご主人達に会うのは初めて。そして、ヘリーンのご主人のルッシーニオとマリアはスペイン人。すごーくヨーロピアンなお堅い食事会だったらどうしよう、とドキドキでしたが、事前にアメリカンなメニューだと教えてもらってホッとして出かけました。
それでも、きちんとテーブルセッティングされたダイニングルームで話をしながら食べるのはそれなりに緊張しました。ヘリーンはみごとなホステス(ゲストをもてなす女主人)ぶりでお料理も完璧。男性陣はいつしか仕事の話を始め、連邦政府コンサルタントのスコットから研究について質問攻めにあった(ひ)は、流ちょうな英語で立派に答えていました。お見事!
一方、子ども達は言葉が通じないなりに一緒に遊んでいました。たくましいですね。

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子ども達。変な顔で、はいチーズ!

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みんなで揃って記念写真を撮りました。

ヘリーンは20日からバケーションでアイルランドに行くので、会えるのはこれが最後です。今回もたくさんお世話になりました。
最後は車から(ひ)(ま)(K)(T)全員で " Hasta La Vista! "(また会いましょう!) と叫んでお別れしました。(ま)


Day45 アンちゃんちに遊びにゆく 7.15.2011

今日は、朝からアンちゃんのお家に遊びに行きました。アンちゃんは、今回アメリカに来て初めて出会った日本人の女の子です。同じホテルに泊まったことがきっかけで、話をするようになりました。
そして今回、お宅にお邪魔することに。ジャグジー付きのプールで遊んだり、手芸の得意なアンちゃんママに手伝ってもらって、ビーズでブレスレットを作ったり。(K)も(T)も楽しく遊びました。

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アンちゃんのお宅にて。

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ビーズ、出来たよ!

お昼におそうめんまでご馳走になりました。(韓国のりをちぎって入れると、これが美味しい!)アンちゃん、アンちゃんママ、ありがとうございました!!
夕方からスモアを作りにどこか公園に行こうかと思いましたが、翌日はダブルヘッダーで友人との会食が入っているので体を休めることに。家のコンロでスモアを作った後は、「ゲームナイト」と銘打って、最近ハマっているボードゲームの数々で遊びました。

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ボードゲームの数々。

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ビンゴ〜!

アメリカはボードゲームが充実していて、対象年齢が細かく分かれているので、(T)でもルールを理解して遊べるゲームもたくさんあります。頭の体操にもなるし、家族団らんにもってこいです。夜9時には就寝しました。(ま)


Day43 アイスを食べに田舎道をゆく! 7.13.2011

夏のノースカロライナの一日は長い。夜9時にやっと暗くなります。もちろん、サマータイムの効果でもあります。アメリカを見る限り、電気代が浮くこと&経済活動が活発になること請け合いです。日本も是非導入して欲しいものです。
さて、今日は(ひ)が帰ってきた夕方から「メープルビュー・ファーム」までドライブすることにしました。田舎道をずっと行くと、突如、広大な農場が現れます。

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むこうに見えるのはトウモロコシ畑。

小さな小屋を訪れると、ホームメイド・アイスを買うことが出来ます。ポーチのロッキングチェアーに座って、夕日に染まるトウモロコシ畑や遠くに見える牛の群れを眺めつつアイスを嘗める、何と贅沢な時間!
町中のショップでもここのアイスを買うことは出来ますが、やはり本家で食べるとひと味もふた味も違います。うーむ、満足!(ま)

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本日、(ひ)と(T)はストロベリー味。(K)はバニラ、(ま)はハニーピーカンでした。ひとつ税込み2.5ドル。まさに「山盛り」です。


Day42 教授とUNC v.s. DUKE 7.12.2011

長崎からお越しのF教授とこちらでお世話になっている S氏のディスカッションが終了した後、少しNCをご案内することに。
ここトライアングルエリアは、UNC、Duke、NC State というハイレベルな3つの大学があることで有名です。今回はそのうち UNC と DUKE のキャンパスを訪れました。
まずは森の中を抜け、ゴシックスタイルのチャペルが美しい Duke大学へ。

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キャンパス中央に位置するデュークチャペル。

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チャペル内部。ステンドグラスも美しく荘厳。

次は、これまた森の中にあり、南部の木立に点在する建物が美しい UNC。(ひ)はどちらの生協でも大学グッズを購入していました。

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映画「パッチアダムス」のロケも行われた図書館。

そして夕食は、やはりカロライナバーベキュー!日本人の口に合うか心配でしたが、「ケニアでシマウマも食べたことがある」とおっしゃるだけあってF教授は完食でした。
本日一番の驚きは、(T)が初対面とは思えないほどF教授になついたことです。ずっと手をつないで歩いていました。(ま)

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教授の宿泊ホテル「カロライナ・イン」のベッドで昼寝までさせてもらった(T)。ちなみにオバマ大統領も宿泊したことがあります。


Day41 家でのんびり 7.11.2011

ずっと調子が良かった(K)ですが、咳が出てきたので今日は家にいます。
本日は日本からF教授がいらっしゃるので、(ひ)は午前中でラボを切り上げ RDU エアポートに迎えに行く予定にしていました。が、シカゴからの国内線が3時間遅れたため、夕方にやっとホテルを出発しました。
ところで、やっとコーリングカード(プリペイド式のテレフォンカード)を買ったので、昨日渡米以来初めて(ひ)と(ま)の実家に電話をしました。すると、(ひ)の母は「え、もう帰ってきたの?」、(ま)の父は「どうしたとね?」と驚きの様子。いや、単に電話してみただけなのですが、、、国際電話って特別な感じがしますよね。
今までホテルの電話で国際電話をするといくらかかるか怖くて電話が出来なかったのですが、AT&Tのコーリングカードだと10ドル分で2時間以上話せます。早く買えば良かった。でも今回はコーリングカードも地図も見つけるのにひと苦労でした。ネットやGPSの普及が原因ではないかと思います。(ま)

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おみやげに頂いたチョコクッキーにかぶりつく(T)。

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おみやげに頂いた鉄道雑誌を熱心に読む(K)。


Day40 ジョーダンレイクでスモア! 7.10.2011

今日は、ついにステーキを食べました。行った先は「アウトバック」というオーストラリアンなチェーン・ステーキハウスです。柔らかいフィレ肉12オンス(340g)をミディアムウェル(お肉がピンクになる焼き加減)で。こんな贅沢は、この滞在中最初で最後です。御馳走様でした!

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ついオーダーしちゃうブルーミングオニオン(タマネギのフライ)

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肉もでかいが、ポテトもドッサリ

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ごちそうさま!

さて、夕方からのお楽しみはキャンプファイヤー!以前(ひ)と(ま)がよくキャンプをしていたジョーダンレイクでキャンプファイヤーをしながら、夏の夜のひとときを楽しみたいのです。そして「スモア」なるものを作ってみたいのです。しかし今回はキャンプ道具を持っていないので、公園が閉まる9時には家に帰る予定でレッツゴー!

ところが、受付で「9時に帰るけど、お金は払うからキャンプサイトをひとつ貸して。」と言うと「テントを持っていない人にキャンプサイトは貸せません。」との返事。「でも、スモアしたいのよ−」と言うと、受付のレンジャーもニヤリと笑って「ビーチのグリルで出来るわよ。」と教えてくれました。近所の店でチャーコール(石炭)を買って早速ビーチへ。
行ってみると、駐車場からビーチに続く木立の中に転々とピクニックサイトがありました。早速ひとつを陣取り(ひ)が火をおこそうとしますが、なかなか難しい。見かねたお隣の韓国人らしき団体さんが、帰り際に余った着火剤を下さいました。感謝。

さて、火もついたところで、早速スモア作りに挑戦。マシュマロを火で溶かし、持ってきたグラハムクラッカーにハーシーズチョコと一緒にサンドしてパクリ!(T)は思わず「ヤミー!(おいしい!)」と叫びました。(K)も一心不乱に食べています。いわば砂糖の固まりです。美味しくないはずがありません。

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マシュマロ焼けたよ!

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これがスモアだ!

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本日は、チョコひげ(T)ちゃん。

その後、プレイグラウンドで遊んだり、持ってきた夕食を食べたり、水辺で遊んだり、人気が少なくなった頃を見計らってグリルでキャンプファイヤーをしたりして、カロライナの長い夕べを楽しみました。
(ひ)によると、「今回の滞在中で一番楽しかった」そうです。そして(K)は英語で " I'm so happy! " と叫んでいました。(ま)

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水辺のふたり。

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夕日の中で熱唱している(K)


Day39 ついにアムトラックに乗る! 7.9.2011

※ 本日のブログは(K)が書きました。

きょうはアムトラックにのることに。せきをとり、でんしゃがうごいて・・・5ふんもしないうちにでんしゃはとまった。しんごうていしゃ?? すると、しゃしょうが「エンジンがとまりました。どうなるかわかりません」という。まえにいくと、ちょうどふみきりのちかく! くるまのじゅうたいもしんぱい。1じかんくらいたつとアナウンスが。「もうすぐ、べつのきかんしゃをもってきます」と。まつと、「ラーレイえきまで1どもどります」とのこと。バックする。
ラーレイえきでまた1じかん。しばらくすると、うごく。NCステートをとおり、こしょうげんばをとうりすぎる。とちゅう、ラーレイいきとすれちがう。ふみきりをいくつもとうり、3じかんのたび! (ま)と(T)がまっている。(ひ)と(K)はむこうに・・・
「ラーレイえきよりダーラムえきがきれい!」(K)

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これが故障した機関車。でかっ!

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アメリカの列車はとても大きく見えますが、ホームがドアの高さではなくて地面なのでそう感じるだけかも。

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NCステート内通過中

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急遽接続された機関車。(ま)と(T)がダーラム駅で待っていてくれたけど、この写真を撮るために(ひ)と(K)は前方へ。

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32分の予定が3時間以上かかってダーラム駅に到着。

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(K)が書いたブログの原稿


Day37 へリーン宅に遊びに行く 7.7.2011

アメリカは梅雨が無くてラッキーだと思っていたら、最近毎日サンダーストームです。サンダーストームは、午後の短い時間(1時間程度)に激しい雨と雷が起こるもので、この地域の風物詩です。(T)は最近、雷が怖いというようになりました。

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ポストもドライブスルー!(ちなみに銀行ATMも)。幼稚園に手紙を出しました。

本日は、友人へリーンの家へ招いてもらいました。渡米の最初にウエルカムパーティーをしてもらって以来の訪問です。(ま)が日本に帰国後も一番連絡を取り合っていた友人で、(K)と(T)の出産お祝いもアメリカから送ってくれた方です。
さて、へリーンと言えばインテリアのセンスの良さが特徴です。今日は新居のツアーをしてもらいました。印象に残ったのは、2階のマスターベッドルーム。20畳ほどはありそう。横にあるバスルームには、燦々と降り注ぐ日光の中に、日本人も喜びそうな深くて大きいバスタブ(しかし、たまにしか使わないそうだ)。まるで雑誌のよう!
1階の各部屋にも、さりげなく置かれたアンティークの足踏みミシン(なんと現役!)やピアノ。お菓子や小物もすべてかわいい小箱に整理整頓されています。
そして、2階とは別の階段を上ると、そこは屋根裏部屋・・・らしいのですが、大型テレビや卓球台、へリーンのワークステーション。ちっとも屋根裏じゃない豪華さ!ここで、昔のおもちゃを出してもらって(K)と(T)は遊ばせてもらいました。
普段は子どもがいるので誰かと英語でゆっくり話す機会もないのですが、今回は久しぶりのへリーンの暖かい人柄に触れました。
へリーンは、20日からアイルランドへバケーションです。出発前にもう一度会おうね、と言ってお家を後にしました。(ま)

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お庭でブルーベリーつみをさせてもらいました。

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トマトもつんだよ!


Day36  ダーラムの科学博物館へ行く! 7.6.2011

誰に聞いても「子ども連れならここに行け!」と勧められていた、ダーラムにあるMuseum of Life+Science(生命科学博物館)。ついに行ってきました!
ここは、広大な敷地の屋内・屋外に展示物のある、子どもも楽しめる巨大な博物館。普段は入場料大人13ドル・子ども10ドルと結構高めなのですが、水曜日の午後はダーラム市民は無料(寄付をお願い)ということで、(ひ)にも少々早めに仕事を切り上げてもらい、4人で行ってきました。

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玄関にはいきなりロケット。

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カウベルで「動物の謝肉祭〜化石」を演奏中。

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精巧なミニチュアトレインに乗れます。

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10分間のライド。結構スピードが出ます。

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恐竜にも乗ってみました。

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(T)も大喜び。

写真はありませんが、熊やオオカミも見ることが出来て、動物好きの(K)は大興奮。滞在時間が2時間半だったので、全ての展示を見ることは出来ませんでしたが、確かに楽しい場所でした。ノースカロライナに住むなら年間パスを買いたくなります。(ま)


Day35 一日遅れの花火 7.5.2011

今日は、午前中に図書館のストーリータイムに出席した後は、部屋でおとなしくしていました。その理由は、、、夜の花火大会にそなえて体力を温存するため。昨晩延期となった花火を、今夜見に行くのです!

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図書館入り口ののモニュメント。(K)によると重ねた本をイメージしているらしい。

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台紙にアルファベットの大文字、ピースに小文字があるパズルに挑戦ました。

昨日、我々が行く予定にしていたケアリーのリージェンシー・パーク。本日は、NCシンフォニーの演奏はなし、花火のみ。それでも行く価値あるだろうと準備をしていたら、ホテル周辺は雨模様。しかし、天気予報をチェックして「今日はあるぞ!」と判断した(ひ)は、花火観賞を決行。
到着すると駐車場は満杯。しかたなく、公園から離れたところに日本人の運転技術でしか駐車できないスペースを見つけ駐車しました。たくさんの人が歩いています。あれあれ?・・・皆、公園には入らず、その辺の道路沿いの芝生に椅子を広げて待っています。ここはもしかして、知る人ぞ知る穴場スポット?!
小雨が降ってきたので車で待つこと15分。子ども達は、一か月頑張ったご褒美に、日本から持ってきた「カプリコ(イチゴ味)」を食べました。そして9時。ドーンという音とともに外に出ると、駐車場からよーく見えるではないですか。早速、椅子を出して花火観賞です。

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(K)は、「ハッピーバースデー、アメリカ! ヒャッホー!」と大喜び。

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(T)は....花火は怖いと(ま)にしがみついて全く見ようとしません。

約20分でしたが、見応えのある花火でした。(ま)


Day34 独立記念日 アンクルサムと出会う 7.4.2011

本日はアメリカの独立記念日 Independence Day です 。イギリスからの独立を果たし、独立宣言が行われたた日ということで、簡単に言うと「アメリカ合衆国の誕生日」です。
以前住んでいたときには、皆が星条旗を振ってのお祝いに正直うんざりしていました。しかし(K)は渡米後すぐに星条旗の絵を描いて、「アメリカの旗が欲しいなあ。買って」と言いました。子どもには何のアレルギーもないようです。国家の誕生日と思えばまた楽し。我々も楽しむことにします。
この日は、あちこちで花火が上がるのが定番ですが、我々が昼間のアクティビティとして選んだのは、チャペルヒルのホーラス・ウィリアム・ハウスでのイベント。チャペルヒルで唯一一般公開されている歴史的建造物の庭で、地元のブラスバンドの演奏を聴きながらのんびり過ごす、という昔ながらのお祝い方法です。
行くとまず、アンクル・サム(アメリカを代表するキャラクター。背が高く鷲鼻で、星条旗をデザインしたコスチュームを着ているおじいさん。頭文字がU.S.) から小さな星条旗を渡されます。大きな木が茂る庭に出て、持ってきたチェアーに座り、地元のアマチュアブラスバンドが奏でるアメリカを称える曲の数々を聴きます。そして、3時になるとアイスクリームが振る舞われ、それをなめなめ再び演奏を楽しみます。何とものんびりした風景です。

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こちらが、アンクル・サムさん。

しかし、来園者はお年寄りがほとんど。演奏が始まっても、心配になるほど動きません。ところが最後の曲になると、元気に星条旗を振っているのには驚きです。あと、軍隊マーチの演奏があり、陸・海・空・海兵隊のフレーズのところでは、それぞれのベテラン(退役軍人)が起立して、皆から拍手をもらう、といういかにもアメリカらしい演出もありました。自分の国が最高だと信じている、無邪気なアメリカ人集団を久しぶりに見ました。

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奥の方にブラスバンドがいます。

最後に、歴史的建築物の保護のための募金が行われていたので、「アイスも4人分食べたことだし。」と2ドル寄付しました。すると、グリーンの服を着た女性が近寄ってきて「素晴らしい、何て素晴らしいんでしょう!」と話しかけてきます。どうやらこの館の女主人(もしくは偉い関係者)のようです。見れば、あまり募金をしている人はいません。あんなに楽しんでおきながら!

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「自由の鐘」を鳴らさせてもらいました。

アンクルサムに会えて、アイスを食べられて、わずかな募金で褒めてもらって、楽しい1日でした。

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本日も、白ヒゲ(T)。

さて、夜のお楽しみの花火ですが、チャペルヒル市は予算の都合でキャンセル、ダーラム市とケアリー市とラーレイ市は、夕方からの激しいサンダーストームにより延期となりました。テレビでワシントンDCとボストンの花火中継を見て、ベッドに入りました。(ま)

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おまけ:本日の夕食。祝日なのでアンガスビーフを焼いてみました。


Day33 蒸気機関車に乗る 7.3.2011

最近(K)は、アメリカ人には英語で、スペイン語圏出身者にはスペイン語で挨拶するようになりました。スーパーの試食コーナーでも「ひとつ下さい」と自分で言って、貰って、お礼を言うようになりました。すごいなぁと思うのですが、本人曰く、英語を喋ると体力を消耗するそうです。

さて、今日は蒸気機関車ライドにチャレンジ。第一日曜日だけ運行するニュー・ホープ・バレー・レイルウェイが、車で30分ほどのところにあるというのです。チビ鉄(K)を、連れて行かない訳にはいきません。
しかし、インターネットで予約を試みたものの、クレジットカードが受け付けてもらえません。きっと、クレジットカードがアメリカで発行したものでないからのようです。(ガソリンスタンドでも、外の機械では受け付けてもらえないことが多いです)
ならば直接アタック!と1時間前に現地に突撃。無事に4人分のチケットをゲット!落ち着いて周囲を見れば、子ども連れの家族や、ご夫婦で楽しむ姿がいっぱい。なあんだ、アメリカ人も鉄道好きなのね。30分前に乗車口で待機すると、やってきました、3両のトロッコ客車。ワクワクで乗り込みます。

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見よ!この熱気。

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無事に4人分のチケットをゲット!

大きな汽笛と、もくもく黒い煙を吐いている蒸気機関車が連結されて、いざ出発進行!!

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客車から見ると、こんな感じ。オープンエアーなので煙のにおいも感じます。

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こんな感じでずっと森の中を走ります。途中で機関車を付け替えて、出発駅へ戻ります。所要時間55分。

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これが、先頭の機関車。

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我々が乗った客車。ちょうどロゴマークの位置にいました。

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この笑顔!連れて行って良かったです。チビ鉄(K)も(T)も大満足。

周りには車両を改造した博物館もあるのですが、何せ暑い!鉄道模型をしばらく見て、帰途につきました。(ま)


Day32 美味しいもの、食べたい! 7.2.2011

祖父母に孫の顔でも見せようと始めたこのブログですが、意外にも読んで下さる方がいらっしゃって感謝です。その日にあった出来事を書くのが精一杯で写真も子ども中心ですが、ぼちぼち更新していきますので、気長にご愛読ください。

アメリカは独立記念日(7月4日)を目前にしてホリデー・ウイークエンドです。(ひ)の研究所では、金曜日の3時になったら「職員は帰ってよし」とのお達しが出ました。(公務員なのに、いいかげーん!)
ちなみに(ひ)(ま)家は、ボスのスティーブ家にご招待いただく予定だったのですが、旅行中にキッチンが水漏れしたそうで、お招きはキャンセルになった週末です。
さて、以前書いたように、ホテルで朝食と夕食(平日)も出るので、料理をする機会は減っています。部屋にキッチンもあるのですが、焦げやすい鍋や切れない包丁など設備もpoorで、料理する気分も盛り上がりません。
気付けばホテルの食事で取りあえずお腹は一杯になるし、外食にも行っていません。子ども向けに簡単な和食は作るのですが、それじゃあ日本にいるのと変わりません。
一か月間、そんな暮らしをしていました。そして、気付いたのです。
アメリカにいるのに、アメリカの美味しいものを食べていない!!
これはいかん!焦った(ま)は考えました。せっかくアメリカに来たんだ、少し頑張ってでも美味しいものを食べなければ勿体ない!しかし、一から材料や調味料を揃えると、手間とお金はかかる上に余ること間違いなし。かといって、外食するともっとお金がかかる上に和食党の子ども達がぐずること間違いなし。
そこで、家で手軽に味わえるような商品を積極的に購入することにしました。冷凍食品、デリ、何でも利用します。ここ数日の購入品をまとめてご紹介。

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シナモンロール。冷凍でも結構いけます。仕上げにクリームをトロ〜リ。

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ビールのお供に欠かせないチキン・ウイングス。これを食べつつ、アメフト観戦がアメリカの定番。

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レストランに行かなくても、食べれちゃう。クラブケーキ(カニ身ハンバーグ)は、ホールフーズの魚売り場で購入してフライパンで焼きました。

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デザートのアイスは、地元の牧場産。メープル・ビュー・ファームの濃厚アイス。

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ブルーベリーのタルト。焼きたてを購入。中には、小粒のブルーベリーがいっぱい。

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興味本位で買ってみました、離乳食。ひと瓶に、まさかの砂糖7グラム使用。

え?見ているだけでお腹いっぱいになってきた?では、本日はこの辺で。(ま)


Day31 UNCボタニカルガーデンへ 7.1.2011

いよいよ7月です。滞在も半分が過ぎました。あと一か月、どんな楽しみが待っているんでしょう。

さて、本日はクリスティンがUNCボタニカルガーデンに連れて行ってくれました。何かアメリカらしいことを、と常に考えてくれるクリスティンは、図書館のストーリータイムに連れて行ってくれたり、いつも面白いことを紹介してくれます。ここも、「子どもが走り回るのに最適な場所」と数ヶ月前の新聞に書いてあったらしいのですが、、、何せ暑かった。

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クリスティンと一緒に。手にしているのは虫除けリング。

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人生初の、カエルを発見!!!観察中。

お疲れ気味の子どもを見て、今度は「ネコはさわったことあるか?」と聞くので、「二人とも好きだけど、飼っていないから触ったことない。」と言うと、友人が行きつけという動物病院に連れて行ってくれました。
そこには、里親捜し中の生後7週間の仔猫がいました。何と、診療室をひと部屋使って仔猫と遊ばせてもらえることに!仔猫も楽しそうに、ジャンプしたり歩き回ったりしていました。

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(K)、人生初のネコ抱っこ。

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動物病院の診療室にも、興味津々。

子ども達、人生初の「リアルカエル」と「リアルネコ」を体験した1日でした。(ま)

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おまけ:クリスティンのお宅の屋根裏部屋にあった、おもちゃを貸し出してもらいました。これで我が家は、一気におもちゃ天国!!


Day30 ホテル内でお引っ越し 6.30.2011

10日ほど前に、部屋のドアの下に封筒が差し込まれていました。支配人からの手紙を読むと、「より快適で安全な部屋を提供するために、全てのバスタブに「セーフステップ」を導入します。(あなたの部屋も含まれます。)よって、工事の間別の部屋への移動をお願いします」とのこと。
いよいよ当日。前日のうちに新しい部屋の鍵をもらい、貴重品を中心に運び込みます 。何と、今の部屋より広いではないですか!子ども達は「ホテル内お引っ越し」と広い部屋に大興奮。いつもの部屋にもあるソファーベッドを引っ張り出して、寝ころんでいます。

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種も仕掛けもない、このソファ。

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引っ張り出すと・・・

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ベッドに早変わりぃ。

その夜、ソファーベッドが気に入った(K)は「せっかくベッドがあるから1人で寝るね」と「独り寝」宣言。あらー寂しいわね、と話していると3分後に「やっぱり来ました。」と(ま)と(T)のいるベッドに潜りこんできました。
ちなみに、翌日にはバスタブ工事も終了し、もとの部屋に戻りました。で、バスタブに設置された「セーフステップ」ですが、バスタブの底面にする滑り止め加工のことでした。日本式にお風呂につかると、おしりが痛いのなんのって!我が家では、大ブーイングの嵐です。(ま)


Day29 色々な家族 6.29.2011

友人へリーンが紹介してくれた、スペイン人のマリアの家へ、再び遊びに行きました。今回は、(ま)と子ども達だけでの訪問でちょっとドキドキ。
本日は、着くなり(T)が「おうちに帰りたいよ−。」(この場合はホテルのこと)を連発、たくさんのおもちゃを前にしてもご機嫌斜め。マリアも色々なおもちゃを出して(T)の気を引こうとしてくれるのですが、中々機嫌は直りません。1時間ほどしてやっとアイロンのおもちゃに夢中になった頃には、マリアの娘さんのクレアがご機嫌斜めになっていました。
子どもってそんなものよね−、とぼやきつつ、聞いた話によると、マリアのご主人のお仕事はコンサルタント。今はクライアントが連邦局なので、月曜の朝から金曜の夜まではワシントンDCで働いているのだとか。週末だけ飛行機で家族の元に返るビジネスマン・・・アメリカで日本人以外の単身赴任家庭に会ったのは初めてです。「いつかは引っ越しを考えないと。だってこんな生活はdifficult for everybody.(誰にとっても大変すぎる。)」というマリアの言葉に、その苦労も偲ばれました。
2時間ほどで失礼することに。帰りの車の中では、(K)も(T)も、マリアはああだったね、クレアはこうだったね、とよくお喋り。きっと子どもなりに、日本語でしゃべりすぎるのを控えているんでしょうね。帰り道は、貨物列車の通過を狙って、線路を横切るコースを選びましたが残念ながら列車には出会えず。

夕方は、(ひ)を迎えに行った後、クラブツリーパークのプレイグラウンドへ。ここは森の中にあるので、遊び場がほどよく木陰になって暑い時間の外遊びには最適。かつ、人が少ないのがポイント。

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先客にイスラム系の2家族。子ども達は普通の格好をして英語を喋っていましたが、お母さん方は、頭にスカーフを巻いて長袖長ズボンを着る、肌を露出しない(テレビでおなじみの)格好。お父さん達も時間になると、地べたに薄い敷物を敷き、膝をついてアラーの神様にお祈りを捧げていました。
外国人である私たちがホッと出来る環境は、他の外国人にとっても同じなのかもね、と思いつつ公園を後にしました。色んな家族を垣間見た1日でした。(ま)


Day28 ビッグ・ディ 6.28.2011

今日は、この滞在中にもっとも心に残る日になったかもしれません。半年以上前に発覚した、ある事件。「7年前にNCに残していた我々の銀行口座が、5年間利用が無かったので、口座は閉鎖され、預金は州に返上された(それも結構な額!)」
(ひ)が渡米して何とかしようとしたものの、銀行に行っても「もう我々の手から離れたものなので、どうしようもない。」とけんもほろろ。
そんな折、ちょうど会う約束をしていたアメリカ人のクリスティンに事情を話すと「私に任せなさい!」とばかりに、自分の家に呼んでくれ、担当の行政機関に電話をかけてくれ、銀行で返金用の口座開設を手伝ってくれ、各種ペーパーワークを手伝ってくれ、最後に封筒と切手まで用意してくれました。
「有り難い」以外のなにものでもありません。感謝の気持ちで一杯です。
ありがとうございました。
今日は、(ひ)もゆっくり眠れそうです。(ま)


Day27 デューク・ガーデン散策 6.27.2011

いきなりですが、(K)の歯が抜けました。3本目の乳歯です。アメリカで、身も心も着々と成長しています。

さて、本日は特に予定もなかったので、ふらりとデューク・ガーデンを訪れました。ここは、デューク大学の敷地にある、季節の花々が美しい庭園です。子どもが喜ぶかどうかは不明でしたが、(T)が「またリスさがしをしたい」と言ったので連れて行きました。

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すぐに「帰る」と言うかと思ったら、(K)は噴水や池のかもや鯉を熱心に観察し、いつもは「抱っこ抱っこ〜」連発の(T)も(K)と一緒になって楽しそうに歩き回っていました。

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木陰のベンチでスナックタイム(おやつ)をしていると、すぐ近くにバードフィーダー(鳥のえさ場)を発見。普段は見ないような種類の鳥もやってきます。その下には、おこぼれを狙っているリスも発見!あっという間の1時間半でした。暑いので、外にいるのはこれ位が限界です。(ま)

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おまけ。環境に配慮するデューク・ガーデンのトイレでこんなものを見つけました。「セイビング・ウォーター・ダブル・ファンクション・ハンドル」、つまり「大」と「小」を分けて流すシステムです。アメリカもやっと気づきましたか…。ちなみに、"liquid waste"(液体の排泄物)"solid waste"(固形の排泄物)とは苦肉の表現ですね。


Day26 エノ・リバーでトレッキング 6.26.2011

昔、2人でよくトレッキングしていた Eno River State Park に行くことにしました。ここは、名前の通りエノ川を中心に広がる自然豊かな森を保存している、州立の公園です。車で30分、公園近くまで来て住宅地を走っていると、、、シカ発見!車を降りて見ると、シカもこちらをじっと見ています。それも3匹。やがて、じゃれあうように飛び跳ねながら森へ消えていきました。

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動物テレビ番組が大好きな(K)は、森に入って気分はすっかり「ダーウィンがきた!」の取材班。色んなものを発見しては、リポートをしています。川をじっと見つめる(K)が見つけたのは何と、アメンボの卵と赤ちゃん!

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取材班、何やら熱心に観察中。

森を歩くといっても、(K)と(T)がいるのでそんなに遠くは行けませんでしたが、吊り橋を渡ったり、川沿いを歩いたりして、新緑を楽しんだひとときでした。

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さて、散策が終わり、駐車場横のピクニックエリアで、持ってきたおにぎりを食べていると、リスがこちらをじっと見ています。食べ物を狙っているのでしょう。よく見ると、他のグループからポテトチップスを貰って食べているリスもいます!(野生のリスに餌付けをしてはいけません。)子ども達は、間近に見るリスに大喜び。帰りは気分はすっかりリスになって車に乗り込んでいました。(ま)


Day25 カロライナBBQ & オーケストラ 6.25.2011

本日は2本立て。まずは、(ま)のリクエストで懐かしのカロライナ・バーベキューのお店、Allen&Son へランチを食べに行きました。(カロライナBBQについての解説は こちら )。
店舗の前の道路が拡張され、店内も少々きれいになっていましたが、味は相変わらず。二人ともスイートティーを飲みながら、久しぶりの味に大満足。(K)と(T)が食べれるか心配でしたが、(K)はハッシュパピーが、(T)はハンドカットのポテトが気に入ったようで、よかったよかった。

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相変わらずの店構え

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定番バーベキュー・プレート

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帰り道に寄った、(ま)がボランティアしていた小学校。寄贈した父の南画も健在でした。

次は、夕方7時半開演のノースカロライナ・シンフォニーの野外コンサートを聴きに、隣町ケアリーのリージェンシーパークへ。芝生席なので、昼のうちに仕入れた椅子を2脚持って会場へ。30分以上前に到着したら、驚くべきことに会場はすでに人が一杯。皆、思い思いの椅子でピクニックテーブルを囲み、ワインのグラスを傾けつつ夕食の真っ最中。中には、テーブルクロスを掛けて、キャンドルを灯している本格派のテーブルまで。

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こんな感じで、のんびり鑑賞。

コンサートは、チャイコフスキーの「白鳥の湖」から数曲と、16歳の天才ピアニスト・タオ君をソリストに迎えてチャイコフスキーのピアノコンチェルト1番が演奏されました。だんだん陽が沈む中、風を感じながら聞くクラッシックは大層気分の良いものでした。。。と書きたいところですが、(T)がだまって聴いていてくれるはずもなく、会場の隣の湖を散歩しながら遠くに聞こえるチャイコフスキーもまた良し、ということにいたしましょう。9時半に終了。子ども達は、帰りの車で眠ってしまいました。(ま)


Day24 ついにバスケットミュージアムへGO! 6.24.2011

少々お疲れ気味だった(T)も気分が回復したようです。週末は遠出はせず近場で楽しむことにしました。

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銀行で両替中にUNCカラーの消防車を発見!写真を撮らせてもらいました。

本日は、前回の屈辱を晴らすべく再びUNCのバスケットミュージアムへ。今回は無事に入場できました。(ひ)も堪能したようです。
張り替えたディーン・スミス・センターの床を使用した館内は、歴史に残る試合で選手がシュートを放った場所に足跡が描いてあり、(K)もその上でシュートのマネをして楽しんでいました。

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実は帽子もUNC。

さて、行きたかったけど車で30分以上かかるので諦めていた牧場があったのですが、チャペルヒルの隣町カルボロにその牧場直営のアイスショップがあるというので行ってみました。メインストリートが工事中で、たどり着くのに随分時間がかかりましたが、相変わらずのおいしさに満足!

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(K)はバニラ、(T)はチョコレート。

最後は、魚屋トム・ロビンソンでヒラメを買って刺身にしてもらい帰途につきました。刺身好きの(ひ)(ま)家の食卓に、久しぶりに刺身が載った夕食でした。(ま)

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見よ、大きなヒラメ!包丁さばきもお見事!!これで12ドル。


Day23 ホテル暮らしについて 6.23.2011

本日は、ホテルについてです。我々が2か月滞在しているのは、Homewood Suites by Hilton という長期滞在も可能なキッチン付きのホテルです。

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これが2か月間の「アメリカのおうち」。子どもは「かもホテル」と呼んでいます。

まずはお部屋をご紹介。入ってすぐにキッチンとリビング、ドアを開けるとベッドルーム、その奥にバスルーム(お風呂とトイレ)があります。

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これは使用前。

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これは使用後。

2−3日に1回、掃除に入ってもらいますが、その前が大変!(K)は大慌てで、全てのおもちゃを片付けます。(ま)も、小心者なのでついつい部屋を片付けてしまいます。掃除の人はたぶん「この部屋、いつもきれいで掃除が楽だわねー。」と思っているに違いありません。

食事は、朝食は毎日用意されます。1階の食堂で、パンもジュースも飲み食べ放題。おかずも、卵・肉・ポテトの3種類が用意されます。最初は喜んで食べていましたが、最近はすっかり飽きて、シリアルで十分になってきました。
面白いことに、月曜から木曜日までは夕食も用意されます。メニューは日替わりで、例えば21日のメニューは
 Mama's Meatball Subs with Marinara, Italian Peppers and Onions, Parmesan Herb Potato Wedges,
美味しそうに聞こえるでしょう。味は、たぶんチェーン店のレストランと同じくらいではないでしょうか。しかし、子どもは口に合わないようで「日本食がいいよ。」と言っています。(ま)も濃い味付けにはちょとうんざり。
しかし、(ひ)は5時半になるといそいそと出かけてゆきます。その理由は、ビールと赤/白ワインが飲み放題!!毎日数杯のビアーを片手に、(K)と「ふしぎ研究所」なるものを創設して、地球上の森羅万象の不思議について語り合うのが至福の時間のようです。

あと、洗濯は2階のコインランドリーで2日に1回くらいしています。以前は我々の他に利用客はなく、のんびりできていましたが、夏休みに入って利用客が増え、最近は機械が空いていないことも多々あります。これは困ったことです。
スタッフは、支配人のニコールはじめ皆フレンドリーで、気持ちよく過ごしています。(ちなみに(K)は困ったことがあると「ねえ、ニコールに電話したら?」と言います。)このホテルを選んだ理由は、以前の滞在の時にニューオリンズとサバンナで「ホームウッドスイート」に泊まって快適だったからです。
しかし毎日、食事のために2往復、(ひ)の送迎のために2往復。隔日で、洗濯のために3回往復、掃除の間外出、というのはそれなりに気疲れするものです。ついに(T)は「お部屋で食べたい!」と言いだし、最近は部屋で食事をとることも多くなりました。来週は、バスルームの改修のため部屋の移動もあります。
あと1か月のホテル暮らし。楽しく過ごせるようにしたいものです。(ま)


Day22 (ま)の見たアメリカ 6.22.2011

7年ぶりに来たアメリカで、気づいた変化をいくつかご報告します。

まず、ほんの少しだけ、環境に配慮するようになったこと。以前は、ゴミの分別なんてゼロだったのに、公園に分別ゴミ捨て場を発見!

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ただし、「びん」のところにペットボトルの山。

多くの店で「袋いる?」と聞かれるようになりました。エコバッグも売ってあります。ただし、使っている人は、特定の店を除いて見たことがありません。

あとは変わらず、ってところでしょうか。どこでもエアコンはガンガンかけてあるし、車社会も相変わらずです。
ただし、以前よりあちこちで路線バスを見かけるようになりました。心なしか大型車に比べセダンが増えたような。プリウスも多く見かけます。
ホテルの食堂でも、使い捨ての食器を使って、多くの食べ物を消費&廃棄しています。

そして、人種の変動。
土地柄もあるのでしょうが、以前より多くのインド人を見かけるようになりました。(ここはIT関連の企業が多く集まるエリア。技術者としてインド人が招かれています。)ホテルでも毎朝、インド人がバスに乗って会社へ向かっています。
そしてアジア人が減少傾向。以前は、見渡せば必ず中国人や韓国人がいたものですが、ここではアジア人?と思っても、アジア系アメリカ人の場合がほとんどです。経済状況の悪化が原因でしょうか。先日、ホテルで日本人の方とお会いして少しお話ししました。(K)が「アメリカに来て3週間で、初めて知らない日本人としゃべったね。」と驚いていました。
ヒスパニック(中南米出身者)の出稼ぎ労働者が多いのは相変わらず。見事な仕事ぶりです。ちなみに、ホテルの食堂のおばちゃんはコスタリカ出身38歳。子どもを母国に置いて出稼ぎ中。
黒人が豊かになった印象も強く持ちます。安くはないこのホテルにも、黒人が多く泊まっています。昨日はエレベーターの中で、プラダのバッグを抱えたバリバリのキャリアウーマンらしき黒人女性に出会いました。

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ホテルの部屋からの眺め。だだっぴろいのも相変わらず。

あと、街を歩けば、至る所にスターバックス(安売り店ウォルマートの中にさえ!)。アメリカ人のコーヒーも、アメリカンではなくなっている?!
今回は短期間のホテル滞在なので、前回の滞在とは状況が違いますが、出来る限り生のアメリカを見て触れて、肌で感じたいと思います。(ま)


Day21 ハモンドオルガンを弾きました 6.21.2011

本日は、ホテルでのんびりしています。先日あった、面白い話をいたしましょう。
ダーラムで買い物しようと車を走らせていると、ふと目に入った看板は「ピアノ屋さん」。ガラス越しに見える店内は、ずらりと並んだグランドピアノのみ。気軽に入れる雰囲気じゃない、とは思ったが、音楽をこよなく愛する(K)は、どうしても入ってみたいらしい。こんな時だけ度胸がある(ま)は、(K)の手を取りドアを押す。
ずらりと並んだピアノの間から、品の良いおじさんが出てきた。こちらも礼儀正しく、(K)が日本でピアノを習っていること、こちらで弾けなくて寂しがっていることを話し、店内を見せてもらうことにする。
すると、新品のグランドピアノに混じって、古めかしいオルガンが目に入る。ハモンドオルガンである。パイプオルガンを置けないような貧しい教会が使用したことで一気に普及した、懐かしの楽器である。横に大きな木箱があり、コレは何かと質問すると、スピーカーだという。おじさんはおもむろにスイッチを入れて実演して見せてくれた。
すてきな音が鳴り響く。(K)も(ま)もしばし感動。"You wanna try?"と言われ、よく分からないまま"Yes"と言った(K)は、椅子に座ってそっと指を置く。「何か弾いたら?」と(ま)が言うと、しばし考えて、弾き始めたのは何と「ひげじいさん」
それって、幼稚園のピアニカの曲でしょう!もっと「セインツ」とかショパンとか弾けるでしょう!
と、焦る(ま)を横目に、演奏終了。すると、おじさん、大まじめな顔で拍手をするではないか!!!うーむ商売人はこうでなくてはならん。

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「ひげじいさん」を演奏中の(K)。向こうの鏡におじさんも映っています。

お礼を言って、店を後にしました。(K)も嬉しそう。名刺を見ると、おじさんはPresident(社長)でした。お店はこちらです。ピアノの購入を検討中の方 は、ぜひこちらのお店でお買い求めください。(ま)


Day20 (ひ)あこがれの UNC 散策 6.20.2011

(ひ)のラボがお休みだったので、再びUNCキャンパスへ。何を隠そう、(ひ)はこの UNC(ノースカロライナ大学チャペルヒル校)のバスケットボールチームの大ファン。日本でもインターネットで、リアルタイムで試合をチェックしているほどです。
本日の最大の目的は、新しく出来たバスケットボールミュージアム。駐車場に車を止めて、意気揚々と出かけると、休館日!ショックのあまり立ちすくむ(ひ)。
気を取り直して、UNCの生協でグッズを物色。Tシャツやステッカーや帽子にピンバッジ、と買いまくっていました。

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お父さんを待っている間、ショップで遊ぶ(K)と(T)。

その後、UNC の学食でランチを食べました。「日本のご飯がいい」という(K)の無理な注文も、スシ(サーモン巻き)が売ってあって無事解決。隣にアメフトの選手らしきグループがいましたが、その大きいこと!食べること!長さ30cmのサンドイッチをあっという間に平らげていました。
そして最後に立ち寄った植物園で、前回見れなかったシマリス Chipmonk を発見!おまけにウサギまで!(K)が近づくと逃げていきましたが、会えて良かったUNC散策でした。(ま)


Day19 交通博物館で、鉄道に乗る! 6.19.2011

鉄道ファンの(K)にとって残念なのは、アメリカが「鉄道不毛の地」だということ。高速道路が発達したアメリカでは、物流の担い手はトラックが主流。鉄道は昔懐かしい乗り物となっているようです。
ホテルの近くにも線路はありますが、たまーに貨車が通っている程度。そんな状況を話すと、みんなから「あそこに行けばいいんじゃない?」と言われたのが、片道2時間ほど行ったスペンサーにある NC Transportation Museum(NC交通博物館)。じゃあ、行ってみようかということになりました。
ここの目玉は、本物の電車に乗っての25分の園内周遊。昔懐かしい客車に乗り込むと、汽笛の音も高らかに、ゆっくりと動き始めます。昔の人は、こんな旅をしていたんだなぁと思わせる、のどかな乗り心地でした。

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この機関車が牽引する客車に乗り込みます。

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客車も快適な乗り心地。

そして、機関庫には、昔の列車がたくさん保存されていていました。どれも格好良かったです。

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SLからモダンなデザインまで。車輪の大きさに注目!

おまけ:帰り道、以前あまりの美味さに感動した地元アイスを求めて回り道。ガススタンドはテキサコからシェルに変わっていましたが、ありました、ありました!再び感動!!(ま)

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おいちい!アイスにご満悦の白ヒゲ(T)。


Day18 州都ラーレイで博物館めぐり 6.18.2011

車で30分ほどの州都ラーレイにある博物館に行くことにしました。
まずは、Museum of Natural Science(自然科学博物館)。夏休みが始まったこともあり、親子連れがたくさんいました。(K)は、大好きなクジラの標本で、ハクジラとヒゲクジラの違いをじっくりと確認していました。

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まずは、巨大なサメの歯。

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地元のテレビ局の、天気予報画面に映る体験中。

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いつ見ても、大迫力の恐竜!

展示物は8年前とあまり変化はありませんでしたが、それでも十分楽しめました。

次に訪れたのは、お隣のMuseum of History(歴史博物館)。こちらは人も少なく、のんびり楽しめました。

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昔の生活体験コーナーにて。人形の牛で乳搾りを体験中。

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最後にちょっと州議事堂を見て、帰途につきました。

おまけ:帰り道に、地元で30年以上続いているホットドッグ屋「スヌーピーズ」を発見。思わず買って、「いただきまーす!」(ま)

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(K)もこの食べっぷり!(T)は熟睡中。


Day17 アジアンマーケットに行く! 6.17.2011

最近、(T)の食欲が落ちています。元気もありません。その理由は、毎日のアメリカンな食事にあるようです。(ホテルでは、毎日の朝食と平日の夕食もついています)
という訳で、日本で食べていたような食事を再現しようと、隣町のアジアンマーケットに行くことにしました。地元ダーラムにも中国人や韓国人が経営する店はあるのですが、周辺で最大規模のこの店に来た理由は「お茶碗」!ホテルの部屋にある大振りな皿では、白米もうどんも食べにくそうです。

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アジアンマーケット。プラスチックのお茶碗をゲット。日本のお菓子も買ってご機嫌。

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日本では考えられない、満員電車状態のいけす。(後方)

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その後、ケアリーの公園に遊びに行きました。お昼は、アジアンマーケットで買った菓子パン。甘すぎず、美味しかったです。

そしてその夜、白米と梅干しを美味しく頂いた(T)は、夜中に立派なウンチをして、身も心も軽やかになりましたとさ。(ま)


Day16 ビーチの写真 6.16.2011

今日は、ホテルの部屋でのんびりと過ごした一日でした。こんな日こそ、先週末のカロライナビーチの写真をアップ。

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以前からよく訪れていたカロライナビーチ。6月初旬でも真夏の暑さで、多くの人が集まっていました。

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(K)は、意気揚々と海に向かいます。

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(T)は波を怖がって、ずっと泣いていました。波打ち際から離れてやっとこの笑顔。

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2時間くらい遊んで、すっかり日焼けしました。(ま)


Day15 ベルティーに会いに行く! 6.15.2011

今週のNCは、気候も穏やかで過ごしやすい日々が続いています。こんな日こそ、あそこに行くしかない!と(ま)は2人の子どもを連れて、一路西へ。15-501をひたすら走り、昔ボランティアしていた小学校を過ぎ、見えてきたのは、そう「ファーリントン・ビレッジ」。
ここは、牧場かと思いきや、奥には高級ホテルと高級レストラン、さらに奥には高級老人ホームがある、ちょっとしたコミュニティー。そして(ま)のお目当ては、黒いボディに白いベルトを巻いたような牛!!!!!

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これがベルティー(ベルト牛の愛称)。分かるかな?

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「ベルティー、通ります」の看板と。2人とも牛のつもり。

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もちろん、お楽しみはアイスクリーム!

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30分のドライブ。帰り着くと、こうなっていました。

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お土産は、ベルティー君Tシャツとぬいぐるみでした。(ま)


Day14 友達の友達の家へ行く 6.14.2011

友人のへリーンが、「同い年の子どもを持つ友人を紹介してあげる」と、友人宅への訪問をアレンジしてくれた。
マリアは、隣町ケアリーに住むスペイン人。迎えてもらったのは、まさに(日本人にとっての)「豪邸」。入ってすぐに、ゲスト用の応接室とダイニングルーム、反対側にはホームオフィス。そして奥に入ると、吹き抜けの高い天井の下に、広々したリビングと家族用のダイニングスペースとキッチン。
(ま)の「ワーオ!」の言葉に、「そうよ、広いでしょ。掃除が大変なのよ。11年前に来たのに、まだ家具もあんまり揃っていないのよ。」とマリア。
子どもは5歳のクレアちゃんと8歳のエイドリアン君(彼は学校でした)。(T)は、クレアちゃんに部屋を見せてもらったり、おもちゃを出してもらったりして興味津々。今アメリカでは日本の「ハローキティー」の人気が定着しているらしく、彼女の服やサンダルもそうでした。

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Snow White(白雪姫)のドレスを貸してもらってご機嫌。

(K)は、ひたすらエイドリアン君の鉄道セットで遊ばせてもらって大満足。
へリーンに促されて、クレアにオリガミでアジサイの作り方も教えていました。
(ま)はケアリーの子ども情報を色々と教えてもらい、またいつでも遊びにいらっしゃい、という暖かい言葉をもらって豪邸を後にしました。(ま)


Day13 オバマ大統領とニアミス!! 6.13.2011

(ひ)を送った後、新しくなった図書館に遊びに行った。ここは、以前(ま)が本を借りたり英語を習ったりと、足繁く通ったところ。

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きれいになったなぁ。昔はボロボロの建物でした。

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パズルを楽しむ(K)と(T)。

2時間近く遊んで、ホテルに帰ろうとI-40(高速道路)に乗ったら、降り口でポリスカーが全ての車を止めている。ポリスカーだけで3台。遠くには、覆面パトカーも見える。理由は分からないが、こういう時は、文句を言わず素直に従うのがアメリカだ。幸い(T)は熟睡中。(K)と(ま)は、そのスリリングなシチュエーションにワクワク。
可能性として考えられるのは、
 1.悪いことをした犯人が、I-40で逃走中なので、入り口全てを止めている。
 2.超重要人物が通る。例えば、大統領だったりして。

5分以上 10分以下 ほど待っただろうか。突然、ポリスカーは風のように去っていき、通行止めは解除された。
ホテルに戻ると、興奮気味の従業員がエレベーターの中で声をかけてきた。
 「知ってる? オバマ大統領が目の前の道を通ったのよ! 従業員みんなでバルコニーから見たわ。興奮したわぁ!!」
ええええええっー、あれは本当に大統領の通行だったのかぁ!!!!!!!!
(K)と(ま)は、驚くばかり。明確にどれが大統領の車だったのかは分からなかったけど、目の前を通ったのは確かなようだ。ちょっと嬉しいぜ!(ま)


Day12 (K)の誕生日ケーキ 6.12.2011

ずーっと気になっていた、家族だけでの(K)の誕生日ケーキをついに食べることが出来ました。
渡米前に、幼稚園、北九州の祖父母宅、長崎の祖父母宅、と3回も誕生会をしてもらってはいましたが、当日がずっと飛行機だったこともあり、お祝いをしてあげたいと思いつつ、これまでなかなかケーキには至りませんでした。だって、アメリカのケーキって。。。

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さすがに、これを食べさせる(食べる)気にはなりません。

のんびり過ごした日曜日の夕方、思い立って Whole Foods Market に出かけました。ここはかつて Well Spring というローカルなオーガニックの食料品店でしたが、今やテキサス発祥の全国展開のオーガニック食品スーパーに吸収合併されています。昔に比べて売り場も拡大!それでも、ほかのスーパーよりは、まともなケーキが売ってあるはず。

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ああ、なつかしい〜!

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ケーキ売り場にて。

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(K)が選んだのはコレ。渋い!

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紙皿や紙ナプキンも誕生日仕様にして、おめでとう!

見ての通りチョコレートケーキですが、日本と違うのは、周囲はチョコクリームではなく本当のソリッドなチョコレート。お味は… 美味しいけど劇的に甘かった、です。(ま)


Day11 クリスピー&ビーチ!! 6.11.2011

(K)(T)に人生初の大西洋を見せるべく、一路カロライナビーチへ!!
途中、(ひ)(ま)の愛する、「クリスピークリームドーナッツ工場」へ立ち寄り、出来たてのドーナッツをほおばる。

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ベルトコンベアーを流れる、ドーナツの川!!

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店員さんの帽子をかぶって、いただきまーす!

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口の中でとろける感じ、たまらんにゃ〜!

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みんなで、はいチーズ!

というわけで、ドーナツですでに大満足の(ひ)(ま)家。海の写真は、また後ほど。(ま)


Day10 UNCでリス探し 6.10.2011

本日から、車で(ひ)を研究所に送迎する生活が始まりました。念願の、車のパスカードがやっと出来たのです。(政府の機関なので、セキュリティーが厳しい)
本日は(ひ)を送ると、そのままUNCチャペルヒル(大学)へ。アメリカの大学は、広大な敷地に建物が点在し、キャンパス自体がひとつの町です。中でもUNCのキャンパスは、青々とした芝生に樹齢の高い木々が陰をもたらす、南部らしい景色が美しいところです。
(ま)もこのエリアの英語学校に2年以上通ったので、懐かしい気持ちで一杯になりました。しかし、本日の目的はリス!日本ではめったにお目にかかれない野生のリスを(K)(T)に見せるべく、やってきたのです。

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いました、いました、Squirrels (幹のところ 分かるかな?)

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UNC のシンボル、Old Well でパチリ

しかし、華氏100度(摂氏38度)のカロライナ。だんだん子ども達も疲れて機嫌が悪くなってきました。そこで、ビジターセンターで「新しく出来た、カップケーキとジェラート(イタリアのアイス)がすごぉーくおいしい店があるわよ。」という情報を仕入れ、アイスで一休み。

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"SugaeLand" かわいいお店でした。客層は100%女性、もしくは女性につれられてボーとしている男性。
レギュラーサイズのジェラート 3.99ドル(結構よいお値段ですね。)

残念ながら、もう一種類の小型のシマリス Chipmunk は見ることができませんでした。それは、またの機会のお楽しみ。(ま)


Day9 ホームシック考察 6.9.2011

(T)は、ホームシック中です。1日10回以上「おうち、帰りたい」と言います。そして「おかあやーん、だっこ−!!」の連発です。受け止めてあげるしかありません。
一方、(K)ですが、こちらは大して寂しくもない様子。よく観察すると、日本でもアメリカでもやっていることは一緒。では、(K)ワールドを覗いてみましょう。

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ねんど(2ドル)でお寿司を作る。

その他も、、、、
色紙(2ドル)で工作、紙に文章を書く。
動物セット(4ドル)で動物園を作る。
ピアノ(持参)でコンサートごっこ。
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そして今回、汽車セット(価格はヒミツ)までゲット!!

以前から好きなものがハッキリしている(K)でしたが、その強みがアメリカでも活かされているとは驚きです。
とは言っても、英語で挨拶もするし、毎日ホテルの従業員にサンキューレターを書くし、アメリカの道路やお店もよく記憶しているし、アメリカ生活も満喫している様子。毎朝の朝食がパンだというのも、パン好きの(K)には好都合のようです。

しかしある時、小さなことで機嫌を損ねた(K)が、私の膝の上でサメザメと泣きながら、
 「もう、、、ヒック、、、日本に、、、ヒック、、、帰り、、、」
と言うのを聞いた時は、「ああ、今まで一生懸命我慢していたのね。やっぱり帰りたいのね」と、(ま)も胸が熱くなってギュッと抱きしめました。しかし、よく聞くと、
 「もう、、、日本に帰ってよ、、、お母さんだけ!
どうやら自分はアメリカに残るつもりのようです。我が子ながら、いい度胸をしています。(ま)


Day8 (T)のオムツ事情 6.8.2011

渡米直前、チラッと覗いた「子連れ海外旅行」についてのHPで、気になる記述を発見!
「現地でオムツを調達して、おしりを赤くしている赤ちゃんを見かけます。日本のオムツが質がよすぎるのです。出来るだけ、日本のものを持って行きましょう」というアドバイスに、慌ててありったけのパンパースをスーツケースに詰め込んできました。
しかし最近、(T)はちょっとでもオシッコをすると紙オムツを脱ぎたがるようになり、あれよあれよというまにオムツ在庫が底をついてきました。こうなったら現地で調達するしかありません。メーカーはどれにしよう、質を考えて、出来るだけ高価なものを選ぼう。スーパーに行くと、問題はあっさり解決。パンパースしかありません。あとは本当に粗悪な感じの安価品。

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日米で比べてみましょう。アメリカのは段ボール箱に入っています。値段は82枚入って19.79ドル。1枚約24セント。日本の約22円と比べて、大差はありません。

ところが、事態は思わぬ方向へ。(T)が突然、トイレでオシッコをしだしたのです。これには、いくつかの要因が考えられます。
 * 洗面所用に買ったピンクのかわいいステップがトイレ用だった。
 * 毎日プールで遊んでいるうちに、オシッコの出る感じがつかめてきた。(実は、時々プールサイドでオモラシしていた)
 * (K)用に買ったパンツが、超カッコよかくて羨ましがっていた。
というわけで、(T)にも(K)と同じヘインズのパンツを買ったところ、大喜び。オムツをはかないと言い出す始末。なだめすかして、夜ははいてもらいました。
しかし、このブログを書いている今も、(T)はパンツをはいて昼寝中。ズボンは間違いなく濡れている様子。アメリカで、毎日手洗い洗濯をする羽目になるとは思わなかったよ。。。(ま)

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ヘインズのパンツでご機嫌!!


Day7 Reunionパーティーのこと 6.7.2011

Day5 でも紹介しましたが、今回のNC滞在の(ま)の最大の目的である(と言ってもいい)旧友との再会について、少し詳しく書きます。

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みんなで集合!

3人の先生それぞれは、今も元気に活動中。
1人は今もボランティアの英語クラスを続けている。(本人曰く「世界中に友達を作るために」)
1人はベトナム山岳民族の難民の生活の手助けをしている。(ベトナム戦争では米軍を助けた民族らしい)
1人は子どもが巣立ち、カレッジで英語を教えている。(ポケモンカードの印刷工場の従業員を担当)

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相変わらずセンスよく飾られた家。

クラスメイトは、母国に帰国した人が大半だけど、現地に残ったメンバーも元気でやっていました。
1人は中国人。UNCの学生の彼女、念願の母親になりました。2日後から学会のため中国に帰国予定だったのに、駆けつけてくれました。
1人はイラン出身。働いて、お金が貯まったらDUKEで学ぶ、の繰り返し中。最近、念願のアメリカの市民権を得たそうです。

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アンドリュー君と遊んでもらう(T)

皆それぞれ、生活環境は変わりつつ、前進している姿を見て、私も勇気をもらいました。今回の滞在では、またお世話になることもあると思います。一緒にたくさん思い出が作れたらいいな。(ま)


Day6 だんだんと 6.6.2011

だんだん、時差ボケ克服。その秘訣は、毎日貸し切り状態で遊ぶプールにあり!!

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(K)は、足の届かない5フィートでも泳いでいます。(浮き輪使用)

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(T)は、ライフジャケットをつけて完全防備で遊んでいます。(ま)


Day5 7年ぶりの友人と再会! 6.5.2011

夜中の3時にふと思い立ってメールの「迷惑メール」をチェックすると、、、ありました!待ち望んでいた、友人からのお誘いメール。やったぁ〜!
(ひ)(ま)家のウェルカム&reunion(同窓会)パーティーは、なんと本日午後6時から!(ま)が7年前に英語を習っていた先生3人と、生徒2人が集まってくれるとのこと。夕方、会場のへリーンの新居へ、花束と食べ物一品(スーパーで買ったスシ)と日本からのお土産を持って行きました。(K)はオリガミであじさいを作って、へリーンへのプレゼントにしました。
英語が心配だったけど、懐かしいみんなと会えた嬉しさと、暖かい雰囲気にすっかりリラックス。懐かしい思い出話で盛り上がりました。
ちなみに、時差ボケの(K)はへリーン宅のソファーでずっと眠ったまま。アジサイのお礼は、今度会ったときに言ってもらえることでしょう。(ま)

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「公園にいきたーい!」というリクエストに応えるべく、5つの公園をチェックしに行きました。そのうちのひとつにて。

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「(ま)が子ども2人を連れて買い物に行くときはどうすればいいの?」という悩みに答え発見!こんなカートがありました。


Day4 (K)の見たアメリカ その1 6.4.2011

朝、(K)がスーパーで「あのさぁ、なんだか顔色が黒い人がいるなあ」とつぶやきました。その気持ち、分かる!(ま)も最初の頃は、「黒人」(アメリカではアフリカンアメリカンと呼びます。)を見ると、ドキッとしたものです。
その時は、アメリカには世界中から人が集まっていること、世界にはいろんな肌の色や顔の造作があることを話しました。でも、6歳の子どもに理解は難しいかな、とも思いました。
午後、ホテルのプールに行くと、白人黒人入り交じって10人以上の子ども達が遊んでいました。その中の一人(黒人)の男の子が、(K)のビート板を貸してくれとせがみます。最初は軽くあしらっていましたが、(ま)に「中国からきたの?」と話しかけたり、(T)に自分の水鉄砲を貸してくれたりと、一生懸命コミュニケートしようとする姿に、我々も打ち解けてきました。
話してみると、マイケル君は8歳。俺が一番年上だな!と嬉しそう。ビート板を貸すと、嬉しそうに遊んでいました。一緒に遊んだ、というほどでもないけれど、肌の色は違っても、こうして同じ場所で同じ時を過ごす同じ人間同士ということが肌で感じられるのも、いい経験ではないでしょうか。(ま)

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ショッピングモールで見た、ダンスするウシ君に大興奮の(K)と(T)


Day3 強力な時差ボケ 6.3.2011

普段、規則正しい生活をしている我が家の子ども達は、時差にも強い。いや、ホントに。
アメリカ生活3日目も、しっかりと日本の体内時計で生活をしています。それにつきあう親は大変です。何とか昼間に活動させようとアレコレ企むのですが、なかなかうまくいきません。一番悪いのは車社会。何かしようと思うと車に乗せるしかなく、車に乗せるとあっというまに熟睡です。

たとえば今日はこんな具合。
 1 昨晩11時にやっと寝たはずの子ども達が、午前3時に起床。
 2 「外に出たいよぅ」という(T)を夜中じゅうなだめすかす。
 3  6時半からのホテルの朝食をとる。
 4  早速車に乗り、近所の24時間オープンのウォルマートでプール用品を買い込む。
 5 ホテルに着くと、あら、(T)が熟睡中。(ひ)と部屋で休むことに。
 6  (ま)が(K)をプールで遊ばせ、帰ってくると(T)が起きている。
 7  昼食を食べさせ、部屋に掃除が入る間、車で買い物へ。
 8  気づくと、二人とも車で熟睡中。
 9  ホテルに戻っても、熟睡中。
 10  起きた(T)は(ひ)とプールへ。(K)起きることができません。
 11  そして夜。夕食を食べさせ、お風呂に入れ、10時には就寝。

そして今、午前2時に起きた(T)と3時に起きた(K)の相手をしながらこのブログを書いています。
普段は生活リズムを大切にしている(ま)ですが、この生活リズムだけは早く崩れてほしい。。。(ま)

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「ホテルのプールでたっぷり遊んで夜は熟睡」プランのはずが(写真上)、昼寝から目覚めることが出来ず。。。(写真下)


Day2 嗚呼、懐かしの… 6.2.2011

とりあえず食料と日用品が必要。ということで、(ひ)の運転で恐る恐る Iー40(高速道路)に乗りました。そのうち「昔のアパートに行ってみようか」という話になり、その昔(ひ)(ま)が3年以上住んでいたアパートへ。
いやー、懐かしかったです! アパートの名前は変わって、家々の壁も違う色に塗り直されていましたが、建物の配置はそのまま。元(ひ)(ま)の部屋には誰か住んでいる気配があったので遠くから眺めるだけにして、周囲を少し散策しました。年数は随分経ったアパートですが、雰囲気は良く、相変わらず満室のようでした。

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ここに池があって、亀を餌付けしてたんだよ、と解説中。

ここまで来ると、買い物も昔行きつけだった「ハリスチーター」に行っちゃう? ってことで、これまた懐かしのスーパーへ。毎週お世話になっていた、価格と品質のバランスのとれたこのチェーンスーパー。でっかいカート2つに(K)と(T)を乗せ、品物の陳列も思い出しつつ、スイスイとお買い物。早速、各種サービスのあるクラブメンバーにも登録しました。(ひ)はビールを買い込み、(ま)もホテルの食事では取れない野菜や果物を中心に購入。(K)(T)も、ひとつづつおもちゃを買ってもらってご機嫌です。

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見よ!この夢のようなビールの品揃え!!

しかし、巨大なカートに乗れる子どもは一人。(ま)が子ども2人を連れてきたときはどうしたらいいんだ?(ま)


Day1 29時かかって到着!! 6.1.2011

朝8時10分にタクシーに乗ってから、リムジンバス(空港行き)、飛行機(羽田行き)、リムジンバス(成田行き)、飛行機(ミネアポリス行き)、飛行機(RDU行き)、シャトルバス(レンタカー会社行き)、レンタカー、を乗り継いで、ついにダーラムにたどり着きました。所要時間29時間!!!

そもそも移動時間は24時間の予定。それより時間がかかったのには訳があります。
ミネアポリスのパスポートコントロールで足止めされ、予定の飛行機に乗り遅れました。

(ひ)の研究内容についてもう少し話を聞きたい、と脅されて別室に連れて行かれたものの、結局は書類を確認して終了。しかし、そこで1時間のロス。家族4人、空港内を走って走って、、、出発5分前に着いたけれどゲートはすでに閉鎖。次のRDU行きの便を用意してもらったものの、ミネアポリスで待つこと5時間。これは長かった!
現地時間の 6月1日深夜11時55分、ようやくホテルに到着しました。ながーい1日もやっと終了です。
ちなみにこの日は、(K)の6歳の誕生日。時差分がプラスされて、37時間のながーい誕生日でした。(ま)

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英語の通じなかった(ま)を尻目に、自分の飲み物は自分でオーダーしてご機嫌の(T)。機内にて。

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ながーい誕生日を過ごした(K)。ミネアポリスの空港の、無料トラムに乗りまくっていました。


Countdown Day1 〜出発まで、あと1日 5.31.2011

最終日も普段と変わらず、(ひ)も(K)も通勤通園した。(ま)も(T)を遊ばせながら、荷物の最終チェックである。
友人知人との会話も「いよいよですねー」「はい、いよいよです」となった頃に、驚くべき情報はもたらされる。
 「部屋の換気はどうするんですか?」
 「○○さんに、3〜4週間に一度ほど、お願いしています。」
 「うちは、毎週お願いしていました。それから、クーラーの除湿はつけっぱなしでした。このアパート、カビがすごいって聞いたんで。」
 「!!!!!!!」
考えてもみなかった展開である。確かにまもなく梅雨入りである。しかし、この省エネ時代にクーラーつけっぱなしというのも気が引ける。別の人に相談すると、
 「ああ、あのお宅は、グランドピアノがあるから」
うちにはグランドピアノがないので、クーラーは却下することにした。が、カビは気になる。近くのドラッグストアに車を走らせ、除湿剤を買い込んで、家中に置いておくことにする。
いつもの通りに帰ってきた(ひ)は、除湿剤を山積みにして黙々と作業をしている我々を見てちょっと驚いていた。私だって、まさか出発直前にこんな作業が待っていようとは思わなかったよ。

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じゃーん。除湿剤タワーの完成です。(ま)


Countdown Day4&3 〜出発まであと4日&3日 5.29.2011

日付が変わっちゃいましたが、週末のご報告。まずは、土曜日のこと。
(K)が敬愛するオーケストラ「OMURA室内管弦楽団」の、定期公演後のメンバーとの交流会に参加のため、(ひ)と(K)は大村へ。(K)は自前の段ボール楽器(すべて(ひ)のお手製)にメンバーの皆さんからサインを頂いて帰ってきました。
メンバーの皆さんに、沢山かわいがって頂いたとのこと。本当にありがとうございました。8月に帰国したら、サマーフェスタが楽しみです。

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そして日曜日。いよいよ、荷物のパッキングです。
海外旅行にしか登場しない、(ま)の巨大スーツケースが出現! 子どもたちは早速、中に入って遊んでいました。

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前日に持ち物を揃えて、午前中に足りないモノを買い出しに行って、いざ入れてみると、結構コンパクトにまとまりました。
薬は万全の品揃え。
服は、普段着を5セットとおしゃれ着1着と水着。
サンダルと日用品。
あとは少しの日本食とお土産。
しかし、もともと少ない服で着回ししている我が家。風呂上がりの(K)が、「着たいパンツがなーい!」と言い出し、せっかくのパッキングをほどく羽目になっております。
レンタカーも予約して、いよいよ出発直前です。(ま)


Countdown Day5 〜出発まであと5日 5.27.2011

その昔、「パスポートとVISAカードさえあれば、世界のどこでもやっていける。」と豪語していた(ま)ですが、今や心配性のお母さん。
以前は考えもしなかったモノあれこれを、今回は持って行こうとしています。

★まずは、薬
子どもたちの風邪薬に胃腸薬に解熱剤に吐き気止め。そんなに病気するわけないじゃん、と思っても、アメリカの医療費の高さと保険の複雑さを知っているだけに、万全を尽くします。
そして、自分の薬と血圧計! 以前書いたとおり、なぜか血圧が高い私。アメリカでも、きっちり自己管理いたします。

★日本食
以前の滞在の時、二人のお子さん連れのご夫婦に「引っ越し荷物の半分は日本食材」と聞いて、驚いていた記憶があります。
 「海外に住んでいるんだから、そこにあるもの食べたい!」
と思っていたし、品質や値段や賞味期限にこだわらなければ(!)日本食材もそれなりに入手出来ると知っていました。
でも、今回は、ふりかけぐらいは持って行こうかと思っています。
あ、だしパックも? 味噌はどうしよう?
自分の体や、成長期の子どもを預かる身としては「ハンバーガーとポテト」ってばかりにもいきません。基本はアメリカンな食事でOKの(ひ)でも「ゆずごしょう」は持って行きたいそうです。
さすがに、炊飯器は持って行きません。現在(ま)は、お鍋で白米を炊く練習をしています。

本日、米ドルに両替してきました。1ドル85円でした。7年前の120円台に比べれば、ありがたーい!!

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これで、アイスクリームも食べれるよー!!(ま)


Countdown Day6 〜出発まで、あと6日 5.26.2011

明け方から、目が覚めるほどのすごい雷雨です。いよいよ九州北部も梅雨入りかも。
本日は、(ひ)(ま)家がこの「61日間のカロライナ生活」をスタートする経緯についてお話します。

★そもそもは、大学の海外派遣プロジェクトで(ひ)が研究員として選ばれたことからスタートします。つまり(ひ)は、仕事として行くわけです。
今後この場で、どんなに楽しそうに、どんなに遊んでいるように、皆さんが感じられても、あくまでも「ハードな研究生活の、片手間の遊び」だとご理解下さい。

★(ま)の場合は、派遣員の決定前から、「ねえねえ、カロライナまた行きたくなーい?」という(ひ)の軽い言葉に、「いいねぇ!」と、これまた軽く答えていたら、あれよあれよという間に本決まりになりました。
そうなると、初めての「子連れ」で「長旅」は、考えることがありすぎて血圧があがってしまったというおまけまでついて今に至ります。

★我が家の子どもたちの場合。
(K)と(T)は、5歳と2歳ですから、選択の余地はありません。一緒に、連れて行きます。
(K)は幼稚園もあり、結構渡米を渋っていました。が、今は吹っ切れたみたいで、楽しそうに片言の英語を喋っています。今でも、「ホテルの中では、日本語でいいんじゃないかと思うんだ。」とちょっと心配はしているようです。

(T)とは、先日こんな会話をしました。
 「私もアメリカいきたーい」「いいよ、一緒に行こう」
 「お父さんも行くかな?」「もちろん一緒だよ」
 「じゃあ、みんなで車に乗っていこうね」
この程度の理解ではありますが、実際には、一番適応力があるのではないかと思われます。

ちなみに、(ひ)の必要経費以外は、すべて自腹です。今までの節約生活で貯め込んだ(?)お金を有効に使って、子どもにも沢山の世界を見せてあげたいし、私たちも、ふたたび新しい経験をたくさんして、これからの人生を彩る思い出を作れたらいいな、と思います。
新しい経験と言えば、、、
「子どもの海外航空券は大人とほぼ同額」 というのは今回初めて知りました(涙)だって、JRだったら二人とも無料だよ。。。(ま)


Countdown Day7 〜出発まであと7日 5.25.2011

久しぶりの方も、初めての方も、こんにちは。いよいよ出発まで、一週間となりました。
今までの準備は、、、
 ★パスポート取得
 ★飛行機とホテルの手配(某旅行代理店に(ひ)は苦労していた)
 ★事前入国申請(昔は無かった。1人$14を支払う。)
 ★お金まわりのこと(カード会社への連絡や銀行口座の管理)
 ★保険の加入(大人はGカードの保険、子どもは短期海外保険に加入)
 ★子ども関係(休園手続きや予防接種)
 ★留守中のこと(郵便物の転送、留守宅の管理依頼)
などでした。
今日は国際免許を取りに県警まで出かけました。

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入館証をつけて県警本部へ。何にも悪いことしていないけど、緊張したぁ。(ま)



Pins obtained on this trip
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