ナイス選曲! 3.14.2007
「PCにストックした音楽を無線LANで聴くWi-Fiオーディオ」とかいう触れ込みで、ソニーが「Wi-Fiオーディオ WA1」とかいう商品を発売した。商品コンセプトは AirMac のそのまんまパクリだし、ソニーがこの手の製品で魅力的なものを発売することは無くなって久しいので、全く興味はない。が、何となく紹介ページを見ていたら、右のような写真が! 128MBとは何ともお粗末な内蔵フラッシュメモリにダウンロードしているこの場面、その曲目が、なんと「One Song Glory」とはコレ如何に! 大変センスの良い御仁が聴いておられるとお見受けいたしました。製品に全く興味はないけれど、選曲はこの上なく素晴らしいですぞ。え、知らない?この曲を知りませんか?? そんなお方は、当HP 「525600」の特設コーナー「WATCH RENT !!」をご参照くださいませ。しかしこの曲に反応する人なんて、日本に3人いるだろうか?(ひ)
レベッカ>スターウォーズ〜整理整頓の日々3 3.8.2007
(ひ)(ま)それぞれの独身時代とアメリカ時代に買い込んだCDとビデオを整理したら、これまた出てくるわ出てくるわ、いらないものが。不要な本も含めて、紙袋3袋をかかえて中古本店『ブックオフ』へ。ここのシステムは、お客さんが持ち込んだ商品を、まず買い取りが出来るものと出来ないものに分けて値段をつける。その値段に客が納得すれば、めでたく買い取りとなる。さて結果は、本が24冊中、18冊売れて750円。CDとビデオが45本&10本中、35本と10本が売れて3,690円也。
それにしても、とにかく査定に時間がかかった。マニュアルを片手に査定を続ける新人らしき店員を横目に、(ま)はぐずる(K)を抱っこしたまま1時間も待ったのだ。が、それも仕方があるまい。なぜならば、我々の持ち込んだソフトはあまりにも普通じゃないのだ。アメリカで購入した英語版の映画ビデオ、COSTCO(コスコ)で買ったJAZZの4枚組CD、(ま)が独身の頃遊びに行っていた香港の明星(スター)のCD(フェイ・ウォンに金城武にトニー・レオン)など。かつての(ひ)のカラオケ熱唱ソング、細川たかし「応援歌いきます」のシングルCDもあった。
例のごとく(ま)は、査定表を見ながら聞いてみる。「一番高いのは何だったんですか?」「ビデオはスターウォーズ3巻セットが300円です。」(つまり1本100円!)「じゃあ、この400円は?」「こちらのレベッカのCDです。」ええっ、ビデオ3本セットよりCD1枚が高いのか!購入価格はビデオが2倍以上しているというのに。ベストアルバムは比較的高い値段がつくらしいが、(ひ)の魂のスターウォーズもレベッカに負けたとは…複雑な気持ちであったろう。ちなみに、(ま)が社会人時代にやる気満々で購入した「中国語通信教育一式(未開封)」は、値段がつかずに返却されましたとさ。(ま)
・「隠れレベッカファン」としては嬉しかったですよん(ひ)
エルメスは強し〜整理整頓の日々2 2.27.2007
引き出物などを中古品店『エコモール』に持って行った話の続き。引き出物系10個と食器少々、(ま)の洋服を数点を持って行き、買い取り価格は4,200円也。思ったよりずっと高い。何事にも興味津々の(ま)は、早速「何が一番高かったんですか?」と質問すると、それはズバリ「こちらの、エルメスのお皿が3千円です。」とのお返事。それは、(ま)が結婚祝いを贈った友人からのお返しの品で、お馴染みのエルメスオレンジの箱に、ケーキ皿より一回り大きく、単色で馬具の模様がシンプルにデザインされているお皿が1枚、何枚もの薄紙に包まれてうやうやしく入っているものだった。絵皿というほど装飾的ではなく、やはり料理用なのだろうか。「定価はいくらなんですか?」との問いには「だいたい1万5千円ですね。」 頂いた時から高いんだろうとは思っていたが、ここまで高価とは!思わず「やっぱり売るのやめます!」と口にした…というのはウソで、「ああ、やっぱり売って良かった。」というのが本音。1万5千円のお皿をしまい込んだりびくびく使うよりは、高くなくても気に入った皿で食事をする方が私は楽しい。それに、エルメスに憧れる誰かが定価より安くで手に入れて満足してくれるなら、そっちの方がお皿も幸せだろう。それにお店も、日本の経済も、ちょっとは潤うおまけ付き。ちなみに、ブランド品の買い取り価格は、新品でも定価の10〜20%らしい。私の場合は「箱にちょっと傷がありますが、食器は人気があるので」この値段だったとか。
さて、1週間後もう一度店を訪れると、(ま)のエルメス皿は7,900円で売られていた。これを高いと思うか、安いと思うか、あなたはどっち?(ま)
まずは「引き出物」〜整理整頓の日々1 2.24.2007
最近の(ま)が熱中していることは、家の中のモノの整理整頓である。もっと正確に言うと、不要品の処分だ。きっかけは、軽い気持ちで読んだ最近流行の「お掃除本」。(なぜか日本ではこんなものが流行っている。お掃除風水とかお掃除で運気アップとか。バカらしいが部屋がきれいになるのは悪いことではない。)加えて、見積もりを頼んだ引越屋さんから(そう、(ひ)(ま)家は近々引越すのです!)「4tトラックで引っ越すつもりなら、家具に電化製品+段ボール40箱までが限界です。」と言われ、処分のスピードにも拍車がかかっている。
3年前にアメリカから帰った時は、段ボール10箱分の荷物といくつかの家具だけだった我が家も、見渡せばなんだかんだとモノが増殖している。まず処分を考えるべき、と(ま)が白羽の矢を立てたのは、独身時代から溜まり続けている「引き出物」関係。主に食器なのだが、センスの問題もあれば、中にはすでに泥沼離婚をしたカップルのものもあったりして。その他小物など合わせて気づけば12個程の処分品が出て来た。これを、『エコモール』に持ってゆく。『エコモール』とは、女性社長の就任で話題になったチェーン古本屋「ブックオフ」系列の何でも中古品屋さん。ついでに、ちょっと良さげな衣類数点も合わせて持参。タダ同然の値段で買い取られるものと思っていたら、何と、買い取り価格は4,200円!!!
高かったのには理由があった。詳細はまた今度!(ま)
iPodのススメ 2.23.2007
私はマック信者ではないので、(ひ)がiPod(携帯音楽プレーヤー)を続けて2台購入した時も、「好きねぇ」程度にしか思わなかったのだが、使ってみて偉大さを実感せずにはいられない。どんなところがって?何よりスペースセイバーなのだ。ご存知の通り、最近自宅の整理整頓に余念がない(ま)である。(ひ)がiPodにリップ(読み込み)したCDを次々に処分しているのを見て、目を細めずにはいられない。初めてCDを見た時「わあ、小さい!」」と感動したのも今は昔、CDも数が増えると結構場所をとるのだ。そんな「聞かないのに捨てきれないCD」も、iPodに読み込ませてしまうと、心おきなくサヨナラできるらしい。後に残るのは、手のひらサイズのiPodだけ。うふっ。<ちなみにiPodは30G。おおよそアルバム500枚分が入る> 私もすかさず便乗し、「これもiPod行き〜」と自分のCDの処分も進めている。
今、音楽ビジネスはCDからダウンロード販売へと大きく変化しているけれど、私たちの気分も変化しているのではなかろうか。
その昔、CDのジャケットをじっくり眺め、歌詞カードを飽きるほど読み返しては所有を実感していた青春時代と違って、今は好きな音楽が手軽に聴ければそれでよい。何だか音楽の価値がちょっと軽くなった感じがして寂しいけれど。
面白いのは、iPodに入れなければもう二度と聞くこともないような昔懐かしいアーティストを、操作が手軽な故、つい聞いてしまうことだ。人間椅子に林田健司、角松敏生にPSY・S ・・・ホントにこんなの聴いていたの…?と自問したくなるような音楽で、しばしタイムスリップ中の(ひ)(ま)なのです。(ま)
桁違いの渡米準備 2.19.2007
某女性月刊誌の表紙に、見知らぬ女性がニッコリ微笑み「私がボストンで着たい服」という特集が。ボストンで…ってアンタ、アメリカならTシャツとジーンズで十分じゃないの?とツッコミを入れつつページをめくると、それは今シーズンからボストン・レッドソックスに移籍する松坂大輔の奥様(元アナウンサー)だった。彼女のコラムもあり、「新しく揃える家具やファブリックの話題で(松坂投手と)盛り上がっています。」「ボストンでは家族3人で公園デビュー。」ほー、なるほどね。そして、今は渡米準備で大忙しだそうで、「(アメリカに)持っていくモノは段ボール50箱にとどめるつもり」とのこと。何だか、スーツケースひとつづつで渡米した(ひ)(ま)とは桁が違う話である。でも「ま、ダンナが10億円稼ぐ割には、堅実なんじゃない?」という(ひ)の一言に納得。(ま) from Sports
(ひ)追記・福岡出身だというこの柴田アナ、大学院の後輩の元同級生(中高生時代)だとか。松坂投手との交際が発覚した際の彼女の一言は「やられた〜」。何をやられたんでしょう??
「ゆうびん車」には近づくな! 2.9.2007
私(K)・1歳8ヶ月・はクルマが大好きである。祖父がプレゼントしてくれた「のりものずかん」を、擦り切れるほどに毎日毎日何度も何度も読んでいるが一向に飽きない。この図鑑の中にもある「バス」「カーキャリーカー」「宅配車」「ゴミ収集車」「消防車」などを町で見かけると、両親は立ち止まってゆっくり見せてくれる。本物をじっくりと観察できるので非常に興味深い。ゴミ収集車や消防車のおじさんは、そんな私ににこやかに手を振ってくれる。そういう時には決まって両親が「さすが、これも公務員サービスの一環やね」などと言っているが、私には何のことやら理解が不能である。
さて、そんな「のりものずかん」の中に「ゆうびん車」というページある。どういうわけか、このページをめくる度に、父親は「殺人ゆうびん車」と本には書いていない言葉を頭に付けて読む。聞けば、父親がかつて住んでいたところの近くに、この「ゆうびん車」が何十台も集まる場所があって、狭い路地を猛スピードで駆け抜ける「殺人ゆうびん車」に、父親は何度となく轢かれそうになったのだそうだ。普段は温厚な父親が、私をこの「ゆうびん車」には決して近づけないとも言っているので、よっぽど怖い目にあったのだろう。こういう親からの教えというのは素直に守っていて損はない。私は「ゆうびん車」には近づかないことにした。
ところで、この「ゆうびん車」の話題になると、普段は温厚な父親が決まって言うセリフがもう一つある。「悪の枢軸・綿貫民輔」というのがそれだが、やっぱり私には何のことやら理解が不能である。(K)
(ひ)のひねくれ講座 2.6.2007
(K)くんお気に入りのCDを聞きながら、(ま)に「これって文書偽造で有罪よねぇ。子供の頃から不思議やったっちゃんね〜」と問いかけてみた。(ま)の顔には?マークがいっぱい。その歌とは・・・
・白ヤギさんから黒ヤギさんにお手紙が来て、
・黒ヤギさんはその手紙の内容を読まずに食べてしまった。
・困った黒ヤギさんは、白ヤギさんに宛てて手紙を書いた。
・「白ヤギさん、黒ヤギです。いただいた手紙を読まずに食べてしまいました。どのような用件が書いてあったのでしょうか?」
このようなまっとうな解釈を(ま)が説明してくれて、目からウロコが落ちる思いだった。確かにすんなりと飲み込めて、ごく普通の面白い童謡である。
ところが、(ひ)が子供の頃に子供の頭で素直に解釈した内容はというと、少しばかり違うのだ。白ヤギさんと黒ヤギさん以外に、第3者(仮にA氏と呼ぶことにする)が存在して、歌詞は全てその第3者であるA氏の語り口として歌われる。そしてA氏の人物像は、監督者的立場にあって被監督者である黒ヤギさんの面倒を見ている「お母さん」のようなイメージである。ちなみに、必ずしもヤギであるとは限らない。
・ほら、黒ヤギさん。お友達の白ヤギさんからお手紙が来てるわよ。
・ええっ?!黒ヤギさんったら、お手紙を読まないで食べてしまったの〜!?
・どうしましょう。もう、黒ヤギさんったらダメな子ねぇ。しかたがないわ、私が代筆してもう一度手紙を書いてあげましょう。
・白ヤギさん、さっきの手紙にはどんな用件が書いてあったんですか?(と、A氏は片手にペンを持ちながら、遠くにいるであろう白ヤギさんに向けて心の中で問いかける。)
この、「白ヤギさんからの手紙を模して代わりに手紙を書いた」A氏の行為が、文書偽造にあたって有罪である。と、こういう解釈なのだ。この歌を最初に聞いたときから、本当にこのように感じたのだ。「そんなことしたらイカンっちゃないと?」というのが、最初に感じた感想なのです。
まあ、こんなひねくれた考えをするのは(ひ)くらいのものでしょうか。まだまだあるかも「童謡の不思議」。(ひ)