ハニホのうた 6.8.2013
かの傑作ミュージカル映画「Sound of Music」を、最近になって初めて見た。そして恥ずかしながら、かの「ドレミの歌」は「Doe, a deer, a female deer. Ray, a drop of golden sun. Me, a name I call myself...」という具合に、ド・レ・ミ… に発音が似た単語を連想させながら歌っていることを初めて知った(したがって「ラ」だけは似た単語がないので「ソの次の音」となっている)。そういえば英語圏では「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」ではなく「C・D・E・F・G・A・B」と言うのが一般的である。アンドリューくん にバイオリンを教わった時もそうだった。
そして我が国の場合は、ご存知「ハ・ニ・ホ・ヘ・ト・イ・ロ」。早速、我が家の知恵袋(K) ・8歳になりました・が「ドレミの歌」ならぬ「ハニホの歌」を作詞した。
ハ は はいしゃのハ、ニ は にぼしのニ、ホ は ほくろのホ、ヘ は へちまのヘ、
ト は とくいわざ、イ は いすずのイ、ロ は らりるれろ、さあうたいましょう
トー、ハー、イー、ヘー、ホー、ハー、ニ、
トー、ハー、イー、ロー、ハー、ニー、ハー
はいしゃおわったら、にぼしをたべて、ほくろさがして、へちまかんさつ、
とくいわざみせて、イスズにのって、らりるれろ言い、さあ出かけましょう
ハニホヘトイロハ、ハロイトヘホニハ、トハ。
なんと楽しい歌だろう。トはミニトマトのままでもよかったような気もするが、得意技も是非見てみたい。
それはそうと、偶然ながらつい最近「聖ヨハネ賛歌(Ut queant laxis)」という歌の歌詞が「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」の語源だということを初めて知った。それぞれの音階で始まる歌詞の頭文字なのだそうだ。まさに「ドレミの歌」である。奥深い。
それから そういえば、絶対音感がある人は「ドはドーナツのド〜」の「ド〜」の部分の音階が「ド」ではなく「ミ」なのが気持ち悪いらしい。「ソは青いソラ〜」の「ソラ〜」の部分だけはちゃんと音階も「ソ・ラ」なのだそうだ。ただし冒頭のような英語の歌詞で歌えば全く問題ない。
ドレミって面白い。(ひ)