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3行アメリカ Sports 2009年

ターヒールズ関連のニュースなど引き続き掲載しています。


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秘技、分身の術 炸裂! 6.26.2009

我らがターヒールズの 2009-2010シーズン・ロースターが公式に発表されました。ギンちゃん選手が来季もプレーできることが正式に決まったようです。グレイブス選手も謹慎が空けて無事復帰。また1年生の新メンバーたちの背番号も決まりました。期待のジョン・ヘンソン選手は 31番。レスリー・マクドナルド選手は 15番、デクスター・ストリックランド選手は 5番。そして注目の双子、ウェア兄弟の背番号は デビッド選手が 34番・トラビス選手が 43番という超まぎらわしい番号となり、これで顔と身長が全く同じウェア兄弟は背番号でも識別困難となりました。相手チームは「秘技、分身の術」に悩まされることになりそうです。こんな素晴らしい作戦をロイ様が思いつくとは! うーん、素晴らしい。(ひ)


Champion Tar Heels visited White House 6.26.2009

以前の記事 でも紹介したとおり、昨年の大統領選の真っ最中、オバマ氏はターヒールズの面々とバスケットボールをプレーしていました。NCAAトーナメントの優勝チームがホワイトハウスを訪れて大統領と面会するのは毎年の恒例行事ですが、したがって約1年ぶりの再会となる今回は(ひ)に限らず全米が注目していました。ちょっと報告が遅くなってしまいましたが、5月のこの模様は こちら のハイライトを YouTube でお楽しみください。(全編はオフィシャルサイトの方で見ることができます。)
オバマ大統領は、ターヒールズのジャージーや写真をもらってゴキゲンのようです。また1年前の時には、みんなオバマ氏にパスを出し、決まりやすいようにスクリーンをかけて楽にシュートを打たせ、元祖タイラー選手はオバマ氏のシュートをブロックしないよう他の選手に言っていたという「超VIP待遇」だったことが分かります。そんな中、Jack Wooten 選手が唯一の例外で、ボールを奪ったりブロックしたり、果てはオバマ氏に対してファウルまでしたので、ロイ様から「銃を構えた警備員に取り囲まれるぞ」というような冗談を言われていたようです。こんな楽しい話を聞くと、ターヒールズもオバマ大統領も、どちらもたいへん羨ましいですね。(ひ)


NBA draft 2009 6.26.2009

全く興味の対象外ですが、ターヒールズから4人の選手が指名されたので書き留めておきます。指名された4選手は、
・元祖タイラー選手 1巡目13位 インディアナ
・タイワン選手 1巡目18位 ミネソタ、即デンバーへトレード
・エリントン選手 1巡目28位 ミネソタ
・グリーン選手 2巡目16位(全体46位)クリーブランド
という具合です。結局、元祖タイラー選手がロタリーピック(14位まで)の圏内に入って最も上位での指名でした。予想よりも上の順位だったので評価していない 記事 などもあるのですが、今年はとりわけシニアまで大学でプレーした選手を再評価するがありましたので、その結果でしょうか。グリーン選手も無事指名されて、よかったですね。4人の選手がプロでも長くプレーできますように。(ひ)


Tar Heels 2009 Champs 4.28.2009

報告がちょいと遅くなりましたが、US版の iTunes Store にて、「2009 Champs」と題して NCAAトーナメントでの UNC ターヒールズの試合を6試合分全部ダウンロード購入することが可能です。値段はわずか 5.99ドル。当然(ひ)も早速ダウンロードしました。これは大事な保存版ですね。US版の iTunes Store では、全部ではないけど歴代の Duke-UNC の試合もダウンロードできます。US版から購入するにはちょいと裏技が必要ですが、可能な方は是非どうぞ!(ひ)


Tar Heels、優勝!!! 4.8.2009

unc wins unc wins unc wins

 4/6 ○ 89-72 (8)Michigan State 勝ちました! 勝ちましたよみなさーん! UNC ターヒールズが、NCAAトーナメントで優勝しました!!!
いよいよ決勝まで勝ち進んだので、当日は電車の中でターヒールズの Fight Songs を聴きながら通勤し、白衣の下にはターヒールズのTシャツを着て、人知れず気合いを入れておりました。仕事が一段落して On Demand をつけてみると(内緒)、開始早々にしてすでに 24-10 と大きくリード。あとはお決まりの逃げ切りで、ほぼ前半の前半10分で勝負がついてしまいました。前半の55得点・21点差というのは、決勝戦での新記録だったそうです。イゾー監督率いるMSUは、ゴール下でのゴリゴリバスケが持ち味だったはずなのに、ゲームを通じてゴール下を支配していたのは圧倒的にターヒールズの方でした。アウトサイドシュートの方も、これまたターヒールズの方がビシビシ決まっていたので、中もダメ外もダメ、と全く手詰まりのMSUが少し気の毒になるくらいでした。NCAAトーナメントの決勝と言えば、ターヒールズがイリノイと戦った2005年の時とか、去年のメンフィス-カンザスとか、昔のデューク-ケンタッキーとか、超接戦で劇的なゲームが似合うのだけど、こんなブロウアウトで勝ってしまったら、優勝してもあんまり可愛げがないですね。後日談で、MSUの選手は2人も試合中に足を骨折していたそうで、何とも気の毒な限り。結局、トーナメントの6試合全てで10点差以上の勝利、10点差以上リードしていた時間帯が全体の64.2% と、近年類を見ない圧倒的な強さでの優勝劇でした。加えて、ここ3シーズンの通算戦績 101勝14敗 というのも新記録だそうです。おめでとう、ターヒールズ!
余談ですが、決勝戦ということでマジック・ジョンソン氏(MSU出身)やラリー・バード氏、ターヒールズのOBでは ジョーダン氏やアントワン・ジェイミソン選手、ビンス・カーター選手、ジュリアス・ペッパース選手、ジャーイ選手 などの姿が見えました。多分ディーン・スミスのじいさんも来てたんだろうな。それから優勝決定後は、フランクリン・ストリートも大騒ぎだったようです。ニュースの写真の中に「Top of the Hill」が見えたりすると、たまらなく懐かしくなってきました。

というわけで、兎にも角にも、これで今季レッドシャツのギンちゃん選手を除いて、元祖タイラー選手たちの学年は卒業です。入学と同時に2005年の優勝メンバーが丸ごと抜けたので、4年間ずっとチームの中心的存在でしたが、この学年が入学した時には、まさか4年後に再び優勝できるとは思ってもみませんでした。
 ボビー・フレイザー選手 1年生の時はスタメンPGとして新生ターヒールズを引っ張りました。その後は負傷に悩まされましたが、控えPGとして貴重な存在でした。昨年のNCAAトーナメントも、ボビー選手がプレーできる状態だったら、おそらく優勝できていたのではないかと思います。
 ダニー・グリーン選手 3年生までずっと6メンでしたが、スタメン起用された今年は水を得た魚のような活躍でした。父親の逮捕とか精神的につらいこともあったようですが、プレーでは全くそのようなことを感じさせず、ロイ様も感心していました。4年間で出場した試合は 145試合。これは歴代のターヒール選手の中で最多だそうです。
 マイク・コープランド選手 正直言ってあまり試合には出場しないのですが、ボビー選手が案内役の昨シーズンのハイライト・ビデオでは、欠かせないムードメーカーと紹介されていました。負傷もありましたが、最後は楽しそうな写真がたくさんニュースで見えました。よかったですね、ありがとう。
 元祖タイラー選手 こと タイラー・ハンズブロ選手 歴代で最もターヒールズに貢献してくれた選手だと思います。ACC歴代最多得点、UNC歴代最多リバウンド、NCAA歴代最多フリースロー などなど輝かしい記録が多くありますが、これ以降もずっと「UNC#50」と言えば誰しもが元祖タイラー選手のことだと分かるような、記憶にも残る素晴らしいプレイヤーでした。最後のゲームで優勝できたのは、ふさわしい有終の美だったと思います。何だかプロのユニフォームを着る姿が想像できませんが、プロでもがんばってください。話は逸れますが、免停中の夜中にHipHopをガンガン鳴らして飲酒運転して逮捕されたり、Final4の遠征中にカジノに行ったり、(ひ)とあまり変わらない身長なのに2m級の大男の中に突っ込んでいってバシッと得点を決めたりするタイワン選手の方が、プロに向いているような気がします。
というわけで、4人は4年間どうもありがとう。いつでもチャペル・ヒルに帰ってきてくださいね。

さてさて、しばらくは優勝の余韻に浸りたいところですが、シーズンが終わると次のシーズンのことが気になるのは常のことです。
卒業組に加えて、タイワン選手とエリントン選手のプロ入りはほぼ間違いないでしょう。2005年の時ほどではないにしろ、かなりチームが入れ替わります。新1年生5人も入学することですし(うち4人はマクドナルド・オールアメリカンに選出)、新しい来季のターヒールズを予想してみましょう(それもまた楽し)

スタメン5人は
 PF/C ディオン・トンプソン選手 (Sr)(もはや貫禄)
 PF エド・デービス選手 (So)(スタメン当確)
 SF/SG ギンちゃん選手 こと マーカス・ギンヤード選手 (RS Sr)(キャプテン指名)
 SG デスクター・ストリックランド選手 (Fr)(マクドナルド・オールアメリカン。ケガが治っていれば即スタメン級)
 PG ラリー・ドリューJr選手 (So)(ちょっと荷が重いか)
控えの方は
 F タイラーZ選手 こと タイラー・ゼラー選手 (So)(ケガさえなければ今年もかなり活躍できたはず)
 F ジョン・ヘンソン選手 (Fr)(マクドナルド・オールアメリカン。3pointも打てる 6-10 PF)
 F トラビス・ウェア選手 (Fr)(双子のマクドナルド・オールアメリカン。大学では SFの位置か)
 F デビッド・ウェア選手 (Fr)(双子のマクドナルド・オールアメリカン。大学では SFの位置か)
 F/G ウィリアム・グレイブス選手 (RS Jr)(ロイ様の許しが出て復帰できたら)
 G ジャスティン・ワッツ選手 (So)(今年の決勝でも得点)
 G レスリー・マクドナルド選手 (Fr)(PG/SG どちらも可能)

と、これまたなかなかの布陣です。
フォワード陣はかなりの充実。特に1年生のジョン・ヘンソン選手は、いつスタメンの一角に食い込んでもおかしくないほど。双子のウェア兄弟も面白い存在です。6-9 の白人選手ということで、デュークにいたダンリービーJr選手のようなイメージなのですが、そんな選手が2人もいたらディフェンスは混乱してしまうでしょう。「秘技・分身の術」炸裂か。
一方、ガード陣が質量ともに今ひとつ弱い印象です。ウェア兄弟もいることですし、局面によっては「ガード1人・あとの4人は全員6-9以上」という超大型編成があるかもしれません(ロイ様の戦術にはそぐわないけど)。と、冗談は置いといて、ロイ様の戦術には「絶対的な Ultra Quick PG」が不可欠なわけですが、ラリー選手にはちょっと荷が重いように思います。
そこで、そんなチーム編成を察してか、なんとロイ様がスーパーウルトラC「John Wall 選手獲得」に動いているとの情報です。この John Wall 選手は 6-4 のスーパーPGで、地元NCのラーレイ出身です。にもかかわらず、彼にとって UNC は「アウトオブ眼中」だったらしく、リクルーティングの早い段階で諦めていたとのこと。ところがつい先週、彼が候補にしていたメンフィス大のカリパリ監督がケンタッキーに電撃移籍したことによって、UNC にも再びつけいるスキができているのだそうです。もちろん、大方の予想はカリパリ監督のケンタッキー行きなのですが、それこそウルトラCで UNC が獲得できたなら、来季もファイナル4の有力候補となるでしょう。

というわけで、優勝のレポートと来季の展望でした。来季のACCは、DukeはSingular選手とSchyer選手が残留して戦力維持、ウェイクも何人か抜けそうだけどやっぱり強くて、クレムソンやフロリダステートもタフな相手です。ACC 優勝は難しいにしても、3-4位くらいにつけて NCAAトーナメントに出場してくれたら上出来でしょうか。では、日本全国3人くらいのターヒールファンの皆様(おっと(K)も入れて4人くらいになったかな?)、また来季も人知れずターヒールズを応援しましょう。もちろん、この3行スポ欄も可能な限りターヒールズの後を追いかけます。Let's Go Heels!!(ひ)
4/22/09 追記・タイワン選手とエリントン選手が、正式にNBAのドラフト入りを表明しました。まあ、予想通りです。今年は2人ともよくがんばってくれました。どうもありがとう!
追記・John Wall 選手は、結局ケンタッキーへ行くことになりました。


Tar Heels、決勝進出! 4.6.2009

 4/4 ○ 83-69 (11)Villanova 日曜日に On Demand で生観戦できました。前情報では、チームが会場のデトロイト入りした日の夜中1:30amに、タイワン選手がデトロイト市内のカジノに行って $250 勝ったとのこと(金額は本人談)。違法ではないので問題なく試合に出場していましたが、確かに違法じゃなかろうけど大問題だと思うぞ。足の負傷を心配していたのに、心配して損しました。
で、試合の方は、そのタイワン選手の活躍もあり(足はまだちょっと痛そうでしたが、もう心配してあげません)、試合開始早々に10点ほどのリードを築いて主導権を握った後は、ずーっとほぼ10-15点差のクッションをキープしたまま最後まで行ったような試合展開でした。後半開始後に一時5点差に詰め寄られましたが、不思議と危機感を感じることはありませんでした。ターヒールズの方は、いつもの通り「反則だ」「KYだ」と言われるような強さを存分に発揮していたのですが、それでも離されずに10点差のまま最後まで付いてきたのは、さすがファイナル4まで勝ち上がってきたチームと言えるでしょう。UNC はフリースローが 22-37 と乱調で、これは反省ポイントです(ちょっと疲れが出てきているのかな?)。Nova の3ポイントが 5-27 だったので、これがもうちょっと入っていたら危ない展開になったかもしれません。

というわけで、決勝進出です。もちろんここまで来たからには優勝したいけど、ここまで来れば(ひ)はもう 大満足 です。その理由は、
 ・昨年よりも上のラウンドまで来れたこと。元祖タイラー選手の学年は、1年目 Round 2、2年目 Elite8、3年目 Final4、そして4年目の今年は決勝進出と、ずっと右肩上がり。
 ・確かに「反則なくらい強い」ですが、ギンちゃん選手負傷、タイラーZ選手負傷、グレイブス選手出場停止、ボビー選手もオフェンスにはほとんど貢献できず、とシーズン開始当初と比べたら選手層はグッと薄くなってしまいました。スタメン5人にエド選手を加えた、ほとんど6メン・ローテーションと言ってもおかしくないほど。
 ・その中で、「元祖タイラー選手が抑えられれば負ける」という黄金の負けパターンを完全克服して、決勝まで勝ち上がりました。
これ以上、何を望みましょうか? 
ところが、決勝の相手は、大学まで約1時間というほぼ地元で会場を緑一色に染めた Michigan State。イゾー監督率いる MSU には、12月の ACC-BigTen Challenge で 35点差で圧勝しています(しかもこのFinal4と全く同じ会場)。大満足とは言っても、やっぱり(実力通りに)勝ちたいところです。確かに Mich St は役満テンパイまで来ましたが、なかなか和了できるものではありませんから。「役満テンパったけど惜しかったね〜」と笑い話にしてあげましょう。
ということで、決勝は日本時間で明日(4/8)の午前 10:21 に Tip Off。明日は仕事してるフリをして観戦しちゃおっかな(マジ)。決勝もがんばれ!Let's Go Heels!!(ひ)


Tar Heels、Final 4 進出! 3.30.2009

09final4  3/27 ○ 98-77 (10)Gonzaga 日本時間で週末のお昼だったので、久しぶりに On Demand 中継をフルに観戦しました。ちなみに(K)はUNCのラムを見ると「ターヒールくん!」と言って喜びます。この日も画面の隅の小さなターヒールくんにずっと注目しておりました。教育の勝利だ。で、ゲームの方は、おそらく「今シーズンのベストゲーム」。得点面ではタイワン選手・エリントン選手・グリーン選手らが好調、インサイドのフォワード陣はディオン選手や控えのエド選手・タイラーZ選手が地味ながら良い仕事をしています。つまり、元祖タイラー選手一人に頼らなくともよくなっているわけで、黄金の負けパターンを克服したのだから、これは思った以上にすごい進歩です。ゴンザガはとても良いチームでしたが、ファウルトラブルがじわじわとボディブローのように効いてきて(このあたりにフォワード陣の地味な仕事が奏功)、結局最後まで危なげない試合展開でした。後半ちょっと追いつかれかかった時に、ボビー選手が2本連続で3ポイントを決めたあたりが(ひ)のクライマックスでした。
 3/29 ○ 72-60 (7)Oklahoma 今朝早くに行われた試合ですが、On Demand でハイライトを見ると、オクラホマの得点シーンばかりで何故UNCが勝ったのか今ひとつ分かりませんでした。時間があれば全部見たいけど、ちょっと無理そう。スタッツでは19点・5アシスト・5リバウンドのタイワン選手がMVPだけど、ハイライトで明らかに足が痛そうだったのが心配です。ものすごーく心配です。

というわけで、(ひ)のピックの方は Elite8 の段階で8/8のパーフェクトと急浮上!!! Final4予想もミズー以外の3/4は当たりで例年よりは好成績です。
そのファイナル4の顔ぶれは UNC、Villanova、UConn、Mich St。どこが勝ってもおかしくないけれど、UNC-Mich St の決勝で、勝つのはもちろん我らがターヒールズと予想したい。会場がデトロイトなので、Home state の Mich Stに大きなアドバンテージがあるのは百も承知だけど(チームカラーの緑一色で役満ツモの噂あり)。その前に、まず準決勝で対戦するのは Nova、UNCが優勝した2005年の時はSweet16で対戦し、疑惑のトラベリング判定もあって1点差で辛勝した相手です。当時もかなり強かったけれど、今年はもっと強くて DukeやPittを破って勝ち上がってきました。したがってかなり面白い試合になりそうで、放送は日本時間の5日日曜日の朝9時からと観戦可能。今からとっても楽しみです。Let's Go Heels!!(ひ)


Tar Heels、Sweet 16 進出! 3.22.2009

なかなか on time でフォローできませんが、NCAAトーナメントが始まって、とりあえず Sweet16 まで危なげなく進出しました。

まずACCトーナメントは・・・
 3/13 ○ 79-76 Virginia Tech 初戦(準々決勝)ながら辛勝。デューク戦でちょっと無理をしたタイワン選手が負傷欠場の影響か。
 3/14 ● 70-73 (22)Florida St 残念なことに準決勝で敗退。タイワン選手がいないと勝てないのだろうか。ま、疲れが溜まるよりもマシ、とポジティブにとらえておきましょう。2005年もGTに負けているし。結局優勝はデューク。

09ncaa 続くNCAAトーナメントのブラケットは、South division での第1シード。他地区の第1シード3校はすべてBig East勢で、Overall の第1シードはシーズンとトーナメントの2冠を制したルイビルになりました。
 3/13 ○ 101-58 Radford 特になし。初戦なので。タイワン選手は欠場。
 3/13 ○ 84-70 (21)LSU この試合からタイワン選手が復帰。後半に逆転される苦しい展開の中、ほぼ地元のグリーンズボロでのゲームという地の利を活かして、Top25にランクインしておきながら第8シードのLSUに再逆転勝利で Sweet16 進出。この先トーナメントを勝ち上がっていく見通しが立ちました。

で、続く次戦の相手はゴンザカ。油断してたらころっと負けちゃいそうなので要注意です。その次のオクラホマ(ジェイソン・カペル選手の兄、ジェフ・カペル氏が監督。氏はデューク出身)には勝てそうな気がします(根拠無し)。会場はメンフィスなので、ほぼニュートラルなゲームとなるでしょう。
他の山でも順当に Sweet16 チームが出揃ってます(Upsetでの進出は12番シードの Arizona のみ)。しかし、1回戦では Wake Forest、Clemson、FSU、BCというACC勢が揃いも揃って下位シード校に敗退で情けない限り。おかげで、負ける予想だったのに勝ってしまったデュークとメリーランドを合わせて、ACC絡みだけでピックが6つも外れちゃいました。というわけで、ここまでの(ひ)のピックは 1st Round 23勝9敗、2nd Round 9勝7敗 と惨憺たる結果に。まあ予想が当たらないのは毎年のことです。
というわけで、Final4 が出揃ったくらいに次の記事をアップする予定です。(ひ)


Tar Heels Today 3.11.2009

日本全国3人くらいのターヒールファンの皆様、お久しぶりでございます。当3行スポ欄に今季のターヒールズ記事をアップするのはやっと2度目ですが、なんともうすでにレギュラーシーズンが終了してしまいました。が、Better late than never、ということで、ターヒールズの足跡は残しておきましょう。

 12/3 ○ 97-63 (13)Michgan State 毎年恒例の ACC-Big10 challenge を完勝!。元祖タイラー選手が FT 13-13 を含む25得点・11リバウンドと復調。「今日の選手達はベストのパフォーマンスではなかったが、ベストな状態だったとしても、20点差で負けただろう。私の25年のコーチ・キャリアの中で、間違いなく最強のチームだ」とは敵将イゾー監督の弁。ほほう。ちなみに、相手の Draymond Green という1年生選手のスタッツが、わずか6分間の出場でシュートを1本も打たず5ファウルでファウルアウト、ってどんなプレーをしたのでしょうか??非常に気になります。
 12/13 ○ 100-84 Oral Roberts 毎年今ひとつ調子が出ない試験明けのゲームで、ちょっと心配なスコア&スタッツ。ギンちゃん選手とコープランド選手が今季初めてユニフォーム姿で登場(出場はせず)。グリーン選手が頭を5針、元祖タイラー選手が足を2針縫う負傷。
 12/18 ○ 91-73 Evansville おいおい、こんな相手にこんなスコアでいいのかい???
※ このゲームで、Phil Ford氏(現シャーロット AC)の持つ UNCプレイヤーによる歴代得点記録を、元祖タイラー選手が30年ぶりに更新しました(
YouTubeでどうぞ )。すばらしい。次の目標は、あの にっくきJJ選手が持つACC記録(2,796得点)ですが、レギュラーシーズン20試合+ポストシーズンで、記録まであと494得点。ずっと出場していつも通りの得点だと、更新可能ですね。要チェック。
 12/20 ○ 85-63 Valparaiso おいおい、試験明けの不調をまだ引きずっているのか??
 12/28 ○ 97-75 Rutgers おいおい、以下同文
 12/31 ○ 84-61 Nevada おいおい、以下同文
 1/4 ● 78-85 Boston Coll ほら、ずっと格下のチームとばかり調子の上がらないゲームをしていたら、ACC開幕戦で負けちゃったじゃんかよ!
 1/7 ○ 108-70 Charleston 勝っても全く自慢にならず。
 1/11 ● 89-92 (4)Wake Forest ぼらほら、ACC連敗で 0-2。ライバル達から「ざまーみろ」なんて思われてるかもよ! ちなみに、Wake の戦術は「元祖タイラー選手のみを徹底マーク」。結果、タイラー選手を平均よりも4点低い得点に抑えて3点差の勝利。ここにUNC黄金の負けパターンが確立しました。ギンちゃん選手はこのゲームを最後に以後出場せず(3試合のみ)。
 1/15 ○ 83-61 Virginia 一転、得意のトランジッション・ゲームが復活して余裕の勝利。
 1/17 ○ 82-65 Miami (FL) 前半は接戦も、後半は余裕のゲーム運びで圧勝。今季はグリーン選手とタイワン選手の得点力アップが目立ちます。
 1/21 ○ 94-70 (10)Clemson ここがひと山のクレムソン戦、はやり前半は接戦も後半に blow out して圧勝。
 1/28 ○ 80-77 Florida State なんと、残り1:24の時点で3点ビハインドから残り16秒で追いついて、さらに好ディフェンスでボールを奪った後にタイワン選手がブザービーターの3ポイントを決めての劇的な勝利。昨年負傷したアウェイのコートで、タイワン選手は見事なリベンジを果たしました。
 1/31 ○ 93-76 NC State 楽勝モード
 2/3 ○ 108-91 Maryland また楽勝。エリントン選手が開始6分で8得点、計34得点でMVP。この試合の後、左足負傷のギンちゃん選手のシーズンアウトが正式に発表(涙)、しかしメディカル・レッドシャツ扱いで5年目の来季も出場可能(喜)。また、グレイブス選手も残りシーズン出場停止。理由はロイ様によると「failing to maintain the standards we expect of a Carolina basketball player」とのことですが詳細は不明。明るいニュースは、フレッシュマンのタイラーZ選手が近々復帰の可能性あり。微妙に選手層が薄くなってきているので期待大です。また、デュークが負けたため6勝2敗はACC首位に躍り出ました。
 2/7 ○ 76-61 Virginia またまた楽勝
 2/11 ○ 101-87 (6)Duke キャメロンでのデューク戦に、後半逆転して圧勝! MVPは25得点5アシストでタイワン選手。元祖タイラー選手の学年は、キャメロンでのゲームに4連勝したことになります。もちろん史上初。
 2/15 ○ 69-65 Miami (FL) 元祖タイラー選手がわずか8得点に抑えられて、よもやの大苦戦。
 2/18 ○ 89-80 NC State タイラーZ選手復帰!8分間の出場で2得点。
 2/21 ● 85-88 Maryland なーんと、残り4分から追いつかれて、延長突入でまさかの逆転負け。アウェイで審判もカメさん寄りだった模様。監督のゲイリーさん大盛り上がりで1ペナ。
 2/28 ○ 104-74 Georgia Tech 前戦の反省効いて楽勝。タイワン選手キャリアハイの11アシスト(しかもターンオーバーは2つのみ)で好調を維持。元祖タイラー選手が通算フリースローのNCAA記録を実に54年ぶりに更新。これは秘かに大記録だと思います。
 3/4 ○ 86-78 Virginia Tech アウェイながら手堅く勝利。
 3/8 ○ 79-71 (7)Duke レギュラーシーズン最終のデューク戦は、元祖タイラー選手の学年にとってシニアナイトとなりました。ギンちゃん選手以外の4人が先発、試合は接戦を制して見事デュークをスイープ。グリーン選手は今季はじめて先発に定着しましたが、水を得た魚のような大活躍でした。ボビー選手は足の負傷で苦労したけど、いつもチームのまとめ役でした。将来はコーチとか向いていると思います。元祖タイラー選手は言わずもがなですが、UNC史上最高の選手と言ってもおかしくないでしょう。4年間本当にチームに貢献してくれました。もちろん50番は永久欠番になります。記録の方も残りのトーナメントで、ACC通算得点記録(JJ選手まであと52点)、UNC通算リバウンド記録(サム・パーキンス選手まであと14)を更新できそうです。ちなみに、ACC Player of the Year は タイワン選手が受賞しました。

というわけで最終デューク戦を勝ったことにより、13勝3敗でACCレギュラーシーズン1位のタイトルが確定、同時に全米ランクでも1位に返り咲きました。NCAAでのトップシードもほぼ確実でしょう。負傷者が多く出て選手層が薄くなったことを考えると、よくがんばったと思います。もちろん優勝も狙えるけど、NCAAはファイナル4まで行けたら満足です。今年も楽しいシーズンをありがとうターヒールズ、またトーナメントをがんばりましょう!!LET'S GO HEELS!!(ひ)




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