ま、当然です。例年と比較するとスケジュールがタフでないのでさらに当然ですが、最近の5連勝は全てアウェイで勝っているのは評価できます。ちょいとスタートが遅れてしまいましたが、今季も人知れずターヒールズの足跡を記していきましょう。
○ 72-68 Davidson なぜか毎年開幕戦は苦戦。残り3分で同点に追いつかれていたらしい。
○ 107-72 Iona 元祖タイラー選手、ディオン選手、エリントン選手、タイワン選手、グリーン選手の5人が2ケタ得点。
○ 110-64 S. Carolina State 元祖タイラー選手はもちろん、エリントン選手、グリーン選手の得点力が安定していてグー!
○ 99-82 Old Dominion 最終スコアに見えるよりも接戦だったそうです。元祖タイラー選手27得点、タイワン選手23得点。
○ 73-63 BYU 相手はルイビルではなくBYUでした。負傷でタイワン選手欠場も、接戦を制して5連勝。元祖タイラー選手21得点。
○ 66-55 Ohio State ここ3試合続けて、前半は接戦・後半も後半になってから引き離して勝つ というパターンだそうです。本当に強いチームはそんなものだよ、と強がりたいけどヤキモキしますね。エリントン選手23得点。
○ 86-77 Kentucky やっぱり後半にsparkして勝利。その火付け役になったのはグリーン選手(トータルでも20得点)。すばらしい6thメンとしての活躍に満足。
○ 106-71 Penn 特になし(当然!?)
○ 93-71 Rutgers 同様(当然!?)
いやはや、先に予告していた前半戦のヤマ(アウェイ3連戦)を良い形で乗り切って、やっぱり今年のターヒールズはかなりやばそう(若者言葉)ですぞ!! これまた予告通りに、ちゃんとディフェンスができてそうなスコアなのも心地よいです。数字では目立たないけど、ギンちゃん選手がディフェンスでがんばってます。えらいぞ!!
というわけで、すっかり遅くなってしまいましたが、今季のターヒールズのラインナップを簡単に紹介(上5人がスタメン)。
元祖タイラー・ハンズブロ選手(PF・Jr) もはや言わずもがなの中心選手。頼りになります。
ディオン・トンプソン選手(PF・So) スタメン固定してすっかり攻守に不可欠な男になりました。ブランダン選手?って誰だったけ? U-20のチームUSAを経験して経験値もアップ。
ギンちゃんことマーカス・ギンヤード選手(G/F・Jr) 強いチームには強いディフェンダーが必要です。(ひ)的に一番応援している選手なのだ、ギンちゃんがんばれ!!。
ウエイン・エリントン選手(SG・So) ポイントゲッター開花! 得点力が安定してきて、元祖タイラー選手との両輪(インサイド・アウトサイド)は心強いです。
タイワン・ローソン選手(PG・So) その両輪を仕切ってモーションオフェンスの主役となるのが超速PG タイワン選手。今季は得点力もアップ。
ダニー・グリーン選手(F/G・Jr) スーパーサブにしておくのはもったいないウルトラ6thメン。贅沢な悩みです。今季はPFの位置に入ることもある模様。
ボビー・フレイザー選手(G・Jr) やっぱり他のチームならスタメン級のPG。贅沢な悩みです。
アレックス・スティーブソン選手(F・So) やっぱり他のチームならスタメン級のPF。贅沢な悩みです。
Qちゃんことクエンティン・トーマス選手(G・Sr) 控えPG。唯一3年前のNCAA優勝を知っている選手です。
マイク・コープランド選手(F・Jr) インサイドの控えプレーヤー。NC枠?
ウイリアム・グレイブス選手(F・RS Fr) 唯一の新戦力となるレッドシャツ明けのウイングプレーヤー。SCST戦での初得点は一生忘れられない思い出となったでしょう。NC枠?
JB Tanner選手、Jack Wooten選手、Justin Campbell選手、Patrick Moody選手、Surry Wood選手 Junior Versity チームから抜擢の Walk On 選手たちですが、練習相手として控え選手として、大学チームには彼らの役割も大きいのです。
今季もがんばれターヒールズ、愛しているよー! LET'S GO HEELS!!(ひ)
2007-08シーズンも間もなく開幕ですが、一足早くグッドニュースが飛び込んでまいりました。Class of 2008 では3人目、Tyler Zeller 選手がUNCに コミット しましたよ! 彼はインディアナ州出身なので、正直言ってインディアナに獲られると思っていました。というわけで万々歳です。身長 6-11 の大型白人選手ということでロイ様好み。名前まで同じだけど、元祖タイラー選手(タイラー選手をこれからこう呼ぶことにします)とはちょいとタイプは違うよう。兎にも角にも、同級生の2人( Ed Davis 選手、Larry Drew Jr 選手)と合わせていいチーム構成が期待できそうで、来年以降も楽しみです。
ちょっと手薄で心配なSGのポジションで、オファーしていた Iman Shumpert 選手にフラれてしまっていたので(なんと彼はGTを選んだのでした)、たいへん喜ばしいニュースでした。(ひ)
後日談・Class of 2010 ですから3年後の新入生になるのでしょうか。Kendall Marshall 選手という PG の選手が、早々とUNCにコミットしているそうです。オファーに即決したのでしょう。エライぞ。
レポートが少し遅くなってしまいましたが、来る 2007-08 シーズンの スケジュール が発表されました。シーズン前半のハイライトは、ラスベガスでのトーナメント第2戦で Louisville と当たる可能性が高いこと、ACC-Big10 challenge での対 Ohio State 戦、すっかり恒例となった Kentucky 戦、の3連戦でしょうか(全てアウェイなのが痛い)。後半は相変わらずの ACC マッチが続きます。
さてさて、我らがカロライナ・ターヒールズですが、各紙の preseason poll で軒並み全米1位に予想されております。そんな中、(ひ)はロイ様の驚くべきコメントに注目。「今年はより経験のあるチームとなったので、やっとディフェンスをコーチできる」っておいおい、去年まではディフェンス教えてなかったんかい?! 確かにそういう戦い方だったけど、それが本当なら NCAA Elite 8 まで勝ち上がったのは驚異です。
さておいて、実際のところ、今年のターヒールズはかなりやばい(若者言葉)ですぞ。正直言って ACC の中にはライバルが見あたりません。今年の目標は、シーズンとトーナメントの ACC ダブルタイトル 、それから NCAA では ファイナル4 を目指しましょう。今年のチームがディフェンスをきちんと覚えたら、2005年に続く「NCAA 優勝」も夢じゃないけど。ちなみに、もし優勝したら、Qちゃん選手が優勝を2回経験した史上初のターヒールになります。
それではみなさん、今年も一緒に人知れず我らがカロライナ・ターヒールズを応援しましょう! レッツゴー ヒールズ !!(ひ)
後日談(12.18.2007)・シーズンが始まってみると、やっぱりデュークが強いです。打倒デューク!!!
またまたグッドニュース。 Class of 2008 のコミット第2号、Ed Davis 選手のUNC入学が 決定 しました! パチパチパチ〜、ウ〜ェルカム!!
Ed Davis 選手は身長 6-8 の PF で、リバウンドもブロックも得意のインサイドプレーヤーだとか。左利きというのもアドバンテージで、身長がもう少し高かったら David Robinson 選手のようなイメージでしょうか。よしよし。先の Larry Drew Jr 選手と同じく、彼のお父さんも元NBA選手で12年プレーしたそうです。Ed くんも大学でしっかりとスキルを身につけて、バスケ選手として長いキャリアが送れるといいですね。UNC入学はなかなか賢い選択ですぞ。がんばれ!
Class of 2008 のリクルーティング状況は、Iman Shumpert 選手というWGの選手と、Tyler Zeller 選手という身長 7-0 の白人センター選手にオファーしているそうです。先にオファーしていた Samuels 選手はルイビルに、 Aminu 選手はウェイクに取られてしまいました。ウェイクは監督が死んじゃったので、 Aminu 選手はショックだろうなあ。入学の1年以上前から試練だなんて、少しかわいそうです。(ひ)
ターヒールズのライバル、Wake Forest の監督 Skip Prosser 氏が急死したそうです。なんと56歳という若さ。このような現役監督の急死というのはあまり例がないので、非常にショッキングです。しかしもっと大きなショックを受けているのは Wake のプレーヤー達でしょう。昨年の ACC 最下位という低迷から、チーム再建を図っていた矢先のアクシデントですから。
兎にも角にも、ご冥福をお祈りいたします。右の写真は(ひ)(ま)家のアルバムにあった Prosser 氏の写真です。(ひ)
なんかもう1ヶ月以上も経っているのですっかり忘却の彼方ですが、NBAドラフトの記事を書くのを忘れてました。やる気のなさが見え見えですが、「ターヒールズの足跡を記録する」というのがこの3行スポ欄の趣旨ですので、いちおう書き留めておきます。
1年生でアーリーかましたブランダン・ライト選手は、1巡目8位でシャーロットからの指名の後すぐにゴールデンステートにトレードされました。そうっすか。それだけ。
で、なんと、ターヒールズで4年間プレーした裏ジャックことレイショーン・テリー選手が、2巡目14位(全体44位)でオーランドに指名されました。ほっほーう。とりあえずおめでとう、レイショーンくん。長くプレーできるといいですね。
しかしテリー選手が指名されるのなら、なんで2年前にジャワッド選手が指名されなかったのだろう?。やっぱりドラフティに高校生がいないことがそんなにも違うのか。返す返すもジャワッド選手、運が悪かったではすまされない悲運の男です。(ひ)はいつまでも彼のことを愛しています。(ひ)
グッドニュースです。 Class of 2008 のコミット第1号として、Larry Drew Jr 選手のUNC入学が 決定 しました! ベリーナイス! ウ〜ェルカム!!
来季のフレッシュマンは Red Shirt 明けのウイリアム・グレイブス選手のみ、実質の新入生はゼロという状況の中(前年にたくさん取りすぎていたのだ)、久しぶりにコミットのニュースを聞くと非常に嬉しい限りです。このラリー選手、得点力も兼ね備えたPGとのこと。お父様もNBAの選手だったとか。モーションオフェンスで速攻命のロイ様ヒールズでは、PGの働きはとりわけ大切なので、大学でしっかりとスキルを身につけてNBAに行けたらいいですね。がんばれ! 童顔系のあどけない表情もかわいらしいです。
UNC は、他にも Al-Farouq Aminu 選手、Ed Daveis 選手、Samardo Samuels 選手といったフォワード陣に目を付けてオファーしている模様。特に Aminu 選手とか、WFの位置は手薄なのでいいかもよ。どう??(身長も6-8もあるし。ジャワッド選手タイプ?)。(ひ)
珍しくロイ様が休暇を取っていたので(ロンドンの息子を訪ねていたらしい)発表が遅くなりましたが、ブランダン・ライト選手がプロ行きを表明しました。ドラフトでは5位以内での上位指名が確実視されていることを受けてのエントリーですが、ターヒールズにはあんまり貢献してくれてないからねぇ。いつの間にか存在を忘れてしまいそうです。
一方、タイラー選手・タイワン選手・エリントン選手の3人は、早々と残留を宣言していました。ブランダン選手の位置にはバックアップ2人が控えているので、チーム力の低下はそれほど心配ないと思われます。ちょっと早過ぎるかもしれませんが、したがって来季の予想スタメンを発表!。
PG タイワン・ローソン選手
SG ウエイン・エリントン選手
WF/SG マーカス・ギンヤード選手
PF ディオン・トンプソン選手
C/PF タイラー・ハンズブロ選手
加えて控え陣も、PGの位置にはボビー選手とQちゃん選手、SG/WFの位置にはグリーン選手とレッドシャツ明けのグレイブス選手、PFの位置にはアレックス選手とコープランド選手、なかなかに充実しています。このメンバーでファイナル4を獲ってくれたら万々歳。来季の目標は、ファイナル4 です。もちろん、ACCトーナメントを連覇してくれたらもっと嬉しいです。それとロイ様、class of 2008 のリクルーティングをがんばってくださいね(リクルーティングはいつも大変そうだけど)。
話は戻りまして、ずいぶん悩んだ末に、おでん選手もドラフト入りを表明しました。オハイオSTからは3人の主力1年生が抜けますが、来季はまたすごい1年生が3人くらい入ってくるらしい。まるで新ルールを逆手に取った1年限定プロ選手養成センターの様相です。連覇のフロリダ4人衆を始め、軽く思いつくだけでもテキサスのケビン・デュラント選手、ジョージタウンのロイ・ヒバート選手、デュークのジョシュ・マクロバーツ選手 などなど、今年のドラフトは大豊作。新ルールへの変更に伴って、2年分の厚みがあるように思われます。まあ、NBAのドラフトなんてどうでもよいですが。(ひ)
ちょいと遅くなってしまいましたが、ファイナル4をかけた New Jersey 州 East Rutherford での2試合です。
○ 74-64 USC 何とか後半で逆転勝利。レイショーン選手が「Strep throat(何だろう? レンサ球菌気道感染症?)」と診断されたため、スタメンを外れました。代わりに先発したのはギンちゃん選手。ディフェンスも得点(10得点)もがんばったようです。これで Elite8入り。
● 84-96 Georgetown おっとっとっと、ここで負けちゃいました。点差が開いているように見えるけど、実は同点で延長に入った試合でした。その延長で、全くペースがつかめず一方的に攻められて残念な敗戦だったとのこと。こういうことが起こると、つくづく大学バスケは面白いです。UNCのファンサイトには「審判がUNCの選手にばかりファウルをコールして、Georgetown の方には全く笛を吹かなかった。敗戦の責任はこのヘボい審判にある」との声が多く聞かれましたが、まあ、贔屓目で見るとそう見えるものだよ。それより、Georgetown のFG%が .576 って、何やねん?! ディフェンスしとるんかい? 審判どうこうより、ディフェンスの練習をもっとした方がいいかもよ。
ちなみに Final4は、Ohio St、Florida、Georgetown、UCLA という顔ぶれ。今年は番狂わせは比較的少なかったように思います。
というわけで、今シーズンも終了しました。シニアのレイショーン選手とウェス選手はお疲れ様でした&ありがとう。さて、今年のチームから、何人抜けるでしょうか? ブランダン選手は確実っぽいです。タイラー選手も濃厚、タイワン選手は微妙かな? しかし残ったメンバーが成熟して、来季は今年より良いチームになるかもしれません。新1年生が入ってこないのが、ちょっと心配です。
とにかく、ありがとう ターヒールズ! 今年も良い年でした。(ひ)
後日談・なんとフロリダが連覇してしまいました。あっぱれ
はい、オマケの(って(ひ)にとってだけですが)NCAAトーナメントが始まりました。
○ 86-65 Western Kentucky まあ、初戦ですから。生で試合が見れない状況の中、これくらいのスコアだと大学バスケらしい勝ち方のようで落ち着きます。ケガが心配なタイラー選手が21得点をマーク。心配いらないくらいに復調しているのでしょうか。レイショーン選手は18得点。裏ジャックとしてチーム勝利の鍵を握っている彼の好調が、このまま続くことを祈るばかりです。
○ 81-67 Michigan State 2回戦で早くもイゾー監督率いる Michigan St との対戦とは少々シビアな巡り合わせでしたが、これまた大学バスケらしいスコアで勝ちました。なんとタイラー選手 33得点。どこまでモンスターなのか。超速PG タイワン選手も驚きの20得点。裏ジャック・レイショーン選手 14得点と好調を維持。
試合会場が1時間ドライブのウィンストン・セーラムだったことも幸いして、とりあえず問題のない2試合だったようです。問題は次の対戦ですが、予想していた Texas ではなく、なんと USC がお相手とのこと。そう、Texas は USC に完敗してしまっていたのでした。
実は(ひ)(ま)家はしばらく留守にしていて全くフォローできていなかったのですが、その間に結構予想外のことが起きているようです。Duke が初戦で Virginia Commonwealth に負けたり(およよよよ)、ファイナル4に予想していた Wisconsin が負けていたり、Ohio St はギリギリの延長で勝っていたり(しかもおでん選手ファウルアウトの後に追いついたらしい)。カンザスが調子いいみたいですね。まあオマケですので、これからぼちぼち把握することにします。すっかりのんびりモードの(ひ)
早速、NCAAトーナメントのブラケットが発表されました( こちら からどうぞ。PDF版)。結局 Duke も GT も入って ACC からは最多の7チームが選出。
我らがカロライナ・ターヒールズは East Rutherford 地区の第1シードだけれど、素直に勝てそうなのは初戦(Eastern Kentucky)と 2回戦(Marquette/Michigan ST)くらいまでで(試合会場がほぼ地元の Winston-Salem なのだ)、その先は Texas、Georgetown とめちゃくちゃタフな対戦が予想されています。なんだかコロッと負けそうだなあ。。
Texas には2004年のシーズンに2回戦で負けたし、Georgetown には2003年のNIT で負けている(この試合(ひ)(ま)家はスミスセンターにて観戦)ので、ちょうど良いリベンジのチャンスではあるのだけれど。Texas には今年鬼のように活躍した Kevin Durant 選手がいて、UNCと同じで若い選手が多いチームではありますが、とっても強そうです。Georgetown にはインディアナから転校したパトリック・ユーイング Jr 選手がいて 今年は Big East 優勝と絶好調、やっぱり強そうです。
まああ、ACCトーナメントで勝ってくれたし、大きな期待はしていないので、どこで負けてもいいんだけどね。優勝を狙うには今年が勝負、なんてことを以前の記事に書いた覚えがありますが、まあムリです。Final4 まででも勝ち上がるようなことがあったら、逆立ちして喜んでしまいます。
(ちなみに、Kevin Durant 選手はタイワン選手の元チームメイトで、リクルーティングの段階では2人揃っての UNC入学が有力視されていながら Texas へ進学しました。うーん、残念)
というわけで、今年のトーナメントはフロリダの連覇なるか?が話題ですが、連覇というのは難しくてまるで奇跡のようなものだと思います。したがって(ひ)のファイナル4予想は Wisconsin、Kansas、Georgetown、Ohio State。そして優勝は Ohio State(悔しいけど強いのだ)。その後、Ohio State の主力1年生がプロに4人くらい抜けるはずなので、来年はまたターヒールズが優勝を狙います。(ひ)
レギュラーシーズンが終了して、ACC トーナメントです。5位シード以下の8チームが戦う第1ラウンドでは、4試合全てが大接戦となり、これまたなんと全ての試合で下位シードのチームが勝つという番狂わせの連続でした。Gerald Henderson 選手が出場停止の Duke も NC State に延長の末敗退(ざまーみろ!)。で、1位シードの我らがターヒールズは第2ラウンドからの登場。
○ 73-58 Florida State Duke 戦で負傷した(歯も折れていたらしい。痛そ)タイラー選手はノーズガードを装着して魂の出場(6得点)。ウエイン選手18得点、タイワン選手11得点、ブランダン選手11得点と、1年生トリオががんばってくれました。
○ 71-56 Boston College ブランダン選手が20得点。そして何よりこの2試合はスコアが良いですな。ちゃんとディフェンスしてそうで、心地よい数字です。2001年以来の決勝進出(この決勝ではDukeにボロ負けしたのでした)。
○ 89-80 NC State 先発全員2桁得点で勝利! FTがチームで 23-24 とはお見事、こういうちゃんととしたことができると、気持ちよく勝てます。ACC トーナメント優勝は 1998 年以来9年ぶり。トーナメントの MVP にはブランダン・ライト選手が選ばれました。
ところで、NC State は毎年 ACC トーナメントでは非常に良いパフィーマンスを見せており、今年もDuke、Virginia、Virginia Tech を次々と倒して10位シードから決勝まで勝ち進んできました。対して Duke、Maryland、Georgia Tech は初戦で敗退しており、これは NCAA トーナメント出場チームを選ぶのが非常に難しくなりそうです。Duke だけ選んだらまた「贔屓だ!」とか大問題になりそうよ。(実際はそうなりそうなのだが)。まあ、順当に考えると UNC、Virginia、Virginia Tech、Boston College が当確、Maryland が多分オッケー、Duke と Georgia Tech が五分五分(そして選ばれるのは Duke のみ)、NC State は残念でした、という結果になりそうです。こんなにセレクション・サンデーが楽しみな年は珍しいですね。
兎にも角にも、この優勝でどうやら NCAA トーナメントでは第1シードが有力ですが、((ひ)の勝手な)今年の目標だった「ACC トーナメント優勝」を果たして、非常に満足です。重ねて言いますが 非常に満足 です。タイラー選手は前戦での大怪我にもかかわらず、魂のプレーを見せてくれました。1年生トリオはこのトーナメントでは間違いなく勝利の原動力でした。裏ジャックのレイショーン選手が沈まなかったことも勝因の一つでしょうか。ウェス選手は決勝の大事な場面で3ポイントを2本連続で決めるなど随所で光りました。ギンちゃん選手は持ち前のディフェンスで貢献、ミニッツも増えました。他の控え選手たちも含めて、みんなおめでとう!。君たちは誇りだ。NCAA トーナメントでは ファイナル4とか欲が出たりもするけど、まあ途中でコロッと負けそうなので(スマン)、オマケのつもりで楽しませてもらいます。とにかくおめでとう。アイ ラブ ターヒールズ!!(ひ)
いやはやいやはや、先の連敗の後にはいろいろあったようです。ギンちゃん選手が「去年のチームの方が強い」と言ったり、タイワン選手は「連敗なんて前にいつしたか覚えてない」と言ったり(彼は超エリート校の Oak Hill Academy出身)。珍しくロイ様がラジオ番組で不快感を示したり、試合の前の日には実はタイラー選手が入院していたり(怪我ではなく病気だった模様)。コラムニストの Adam Lucas 氏は「おばあちゃんのアンティークの花瓶のようにいつ壊れてもおかしくない状態(They are as fragile as your grandmother's antique vase)」と表現していますが、おいおい、そんなに悪いのかい?!
幸い、永遠のライバル Duke 戦ではそんなこと言ってられませんので、タイラー選手の26得点17リバウンドを筆頭に、裏のキープレーヤー・レイショーン選手15得点(ほら!)、タイワン選手12得点、ブランダン選手10得点、そしてギンちゃん選手12得点! と、理想的な快勝。最後のホームゲーム(シニアナイト)だった、レイショーン選手とウェス選手はお疲れ様でした。
と、素直に喜びたいところですが、実は許せないことがあります。勝負もほぼ決まっていた残り14秒になって、17個目のリバウンドを取ったタイラー選手に対し、Duke の Gerald Henderson 選手が無謀にも襲いかかってタイラー選手の顔面をクリーンヒット。タイラー選手は流血、そして鼻骨骨折というアクシデントが起きてしまいました。負けてイライラしてたか知らんが、そんなことしたらイカンでしょ。Gerald Henderson、君の名前は忘れない。そして(ひ)が君の応援をすることは決してない。
で、ACC standings の方は、最終節を前に5チームが首位になる可能性があった大混戦でしたが、Virginia Tech が負け(ありがとうクレムソン!)BC も負けたので(ありがとうGT!)、ノースカロライナと Virginia が11勝5敗の首位タイでレギュラーシーズン優勝を分け合いました。しかも直接対決を制していたので、ACC トーナメントの第1シードは、我らがカロライナ・ターヒールズが取りましたよ! 先の連敗の時点で諦めていたのですが、ラッキーもあるもんですね。以前の記事にも書いたけれど、もう何年も勝っていない ACC トーナメントでの優勝が今年は見たかったので、がんばってください。レッツゴー ヒールズ !!
しかしタイラー選手が心配だなあ。。。(ひ)
今年も多くの日本人選手がメジャーリーグに挑戦する。良いことだ。どんどんメジャーの舞台に挑戦してほしいと思う。「選手の流出」とか言って困った顔をしているのは選手を食い物にしている一部の人間だけだ。そういう人間には(給料だけではなく)選手にメジャー並に良い環境を提供することを要求したいが、片手落ちでそういう投資はしないのが彼らの常である。
さておいて、松坂選手や井川選手は間違いなく活躍する。今年初挑戦の選手の中では、(ひ)は桑田真澄投手を応援したい。聞けば、マイナー契約だったため、家の手配や車の購入も全部自分一人でしたらしい。(ひ)が裸一貫でアメリカに行った時と同じだ。ちょうど同じ時に渡米したイチロー選手を「球団が何もかも用意してくれるんだろうなあ」と羨んだのを思い出す。しかし人任せではなく、自分だけで苦難を乗り越えることにも大きな意義があることを学んだ。
(ひ)とはレベルが違うかもしれないけど、桑田選手が今そうやってがんばっている。声の限りの応援をせずにはいられない。松坂選手や井川選手とは違って、全盛期を遠の昔に過ぎているのも承知だ。1つだけ、メジャーで1勝だけでもできますようにと、毎日祈っている。(ひ)
○ 104-67 Wake Forest ウェイクがファウルを多用しながら勝負できたのは前半12分までで、その後は完全に一方的なゲームだったとのこと。
● 81-80 Virginia Tech 延長までもつれた激戦の末、まさかの黒星。ホームで負けたのは久しぶりだなあ。VTにはリベンジするつもりが逆にスイープを食らってしまいました。ありゃりゃん。相手の Zabian Dowdell 選手は何と33得点。こういう選手をまちっとどうにか抑えたら楽に勝てるのに... とにもかくにも残念な今シーズン4敗目。
○ 77-72 (21) Boston College 先発全員2ケタ得点で快勝! Virginia とタイながら、ACC トップに返り咲きました。
○ 83-64 NC State いちおうリベンジ達成だけど、前戦で負けているのが不思議です。
● 87-89 Maryland 残り3分での逆転負け。っておいおい、ちょっと負けが込みすぎでないかい? 試合終了3秒前、ブランダン・ライト選手がFTを外して追いつけず敗戦。FT%が低いので、ファウルの狙い目になっているらしい。結局 depth だけが確実に勝つための決め手にはなっていないことがここ数試合で明らかになりました。ハイスピードバスケと言っても、ディフェンスでボールを奪わないと良いペースに乗れないわけだし。それから、本日カメさんズのDJストロベリー選手(元大リーガー ダリル・ストロベリー選手の息子)は27得点。こういう選手をちゃんと抑えないと、接戦での球際の強さがいつまでたっても身につかないんでないかい?
● 77-84 Georgia Tech うへっ!?こりゃまた?!おろろ〜ん、GTに乾杯、じゃなくて完敗とはコレ如何に?! カメさんズのDJ苺選手は経験豊かなシニアだという言い訳ができたけれども、このゲームでは1年生の Thaddeus Young 選手に25得点を喫したとあらば、もう言い訳はナシです(ちなみにこのYoung選手、リクルーティングの段階ではUNC入学が有力だった選手です。オーマイガー!)。UNCウォッチャーの間ではまことしやかにささやかれている「レイショーン選手が不調だと負け 爆発すると勝つ」という法則が、期せずしてこのゲームでも立証されました(本日 FGは1本のみの7得点)。なんだかまるでかつてのふてぶてしい男ラシャド選手を思い出させますが、よりタチが悪そうな胸騒ぎがするのは心配症の(ひ)だけでしょうか? 兎にも角にも、この残念な敗戦でACCタイトルは絶望的。加えてトーナメントに向けて不安のボルテージも赤丸急上昇で最高潮です。
いやはや、この6戦は全勝するつもりだったのに、3勝3敗とは想定外でした。まるで金星サプライヤーのような体たらく。次はレギュラーシーズン最後のデューク戦だけど、先の対戦とは逆に3連敗をもらったりして... いやはや、思考は悪い方へとばかり向かってしまっていますが、このヒヤヒヤ感も大学バスケファンには醍醐味ですらあります。とにかくがんばりましょうターヒールズ!!(ひ)
今年もNBAのオールスターゲームが開催されました。コービー・ブライアント選手やレブロン・ジェームス選手がチヤホヤもてはやされる報道を聞くと、その瞬間に吐き気と便意と蕁麻疹が一気に襲ってくるような拒絶反応を示してしまう(ひ)は、毎年必ず遠くに避けているイベントです。が、今年はラスベガスで開催されたことが一つのニュースでしょうか。
加えて、愛するジャワッド・ウイリアムズ選手が D-League All Star Game に先発出場し、11得点をマークしました。がんばれ!ジャワッド選手! ルーキーチャレンジ・ゲームには、ソフォモア(2年目)代表で、レイちゃんことフェルトン選手も出場しました。本チャンのオールスターは例の拒絶反応が出てしまうのでご遠慮願いますが、この2試合は見てみたかったな〜。(ひ)
はいはい勝ちましたよ!昨シーズンに続いてキャメロンで連勝。これでデュークは3連敗、8年ぶりだそうです。
前半は5点ビハインドで折り返すも、試合終盤で逆転。厚い選手層(英語で depth と表現します)のおかげで、ラスト1分になってもターヒールズの面々は元気いっぱいだったとか(デュークの方はバテバテ)。ブランダン選手はディフェンスがイマイチながら19得点、タイラー選手も相変わらずの16得点。手首の怪我を忘れさせてしまうほどの活躍を見せるタイワン選手は要所のゲームメイキングな得点も含めて15得点、しかも(ひ)とあまり変わらない身長(5-11)ながら8リバウンドは驚異です。やっぱこの3人は来年プロかな。
シーズンも大詰めで、レギュラーシーズンは残り7試合になりました。全部勝ちましょう!レッツゴー ヒールズ !!(ひ)
2/12追記・その後 Duke はカメさんズにも負けて4連敗。11年ぶりにランクからも外れてしまいました。
情報源にしている Yahoo! Sports のページデザインが突然変更されてびっくりしている(ひ)です。シンプルなページ構成が好きだったのに... まあ、SI や ESPN よりはまだマシでしょうか。
○ 77-61 Georgia Tech なんとタイラー選手、フリースロー 15の14 で 24得点。
○ 88-60 Wake Forest ウェイクは今年も低迷中。
○ 92-64 (17) Arizona ブランダン・ライト選手とギンちゃん選手が病欠でも楽勝(ディオン選手が先発)。アリゾナはホーム史上最多得点差での敗戦になってしまったとのこと。ご愁傷さまでした。
○ 105-64 Miami (FL) ギンちゃん・ライト選手ともに復帰、とりあえずボビー選手も怪我から復帰。
● 79-83 NC State FG% .605 を許していたら、そら負けるわ〜。
どうやら、調子に乗ってきたと思ったら、油断してディフェンスが甘くなるのが原因で負けてしまうのが黄金の負けパターンのようです。これだから大学バスケは可愛い気があって大好きなのだ。まあ、デュークに負けるのよりはいいでしょう。そう、次の試合はデューク戦! 実はデュークも現在連敗中、ACC 5勝4敗と調子は今一つ。デュークに3連敗をプレゼントしてあげましょう、Let's Go Heels!!
スーパーボウルはコルツが勝ったようですね。にっくきNEを倒してくれたご褒美ですよ、よかったよかった。ところが、実はNEが最後に勝利を決めていたキッカー(ヴィナティエリ選手)が、今年はインディアナポリスにいたらしい。うーむむ、何とも複雑な気分ではあるが、まあにっくきNEのジャージを着ていないなら許してしまおう。罪ヲ憎ンデ人ヲ憎マズ。(ひ)
突然ですが、まず残念なニュースから。復帰したかと思ったら、ボビー・フレイザー選手が同じ箇所をまた故障したそうです。どうでしょう、もうレッドシャツは無理なので、最後のトーナメントに間に合えば儲けもの、くらいの気持ちで、ここはムリせず来シーズンに備えるのも悪くないと思います。焦らず、ね。
さてさて、いよいよACCシリーズに突入したターヒールズの戦績です。
○ 84-58 Florida St シーズン開始から14勝1敗はUNC史上5度目、過去4回はいずれも Final 4 進出(うち2回は優勝)だそうです。今年はどうでしょうか???
○ 79-69 Virginia これで15勝1敗。
● 88-94 Virginia Tech およよよよ、だから心配していたのだよ。ディフェンスがんばれ!
○ 75-55 (19) Clemson はい、クレムソンは敵ではありませんでしたよ!
ACC開幕で3勝1敗は、まあ許せるのでしょうか。ガンガン走り回るスピードバスケを続け、後半相手がバテたところを突き放す、という選手層の厚さで勝つのが勝ちパターンでは、ディフェンスがどうとか言うのは難しいのでしょうかねえ? Box Score を見ると、どの試合でも必ずと言っていいほどに相手チームの主力選手に20点とか25点とか取られているので、その選手をちゃんと抑えたらもっと楽に勝てそうなものなのに。ま、とくかく、レッツゴー ヒールズ !!
それから、プレーオフ限定で浮気していたサンディエゴ・チャージャーズですが、よりにもよって あの にっくき NE にまた最後のFG3点差で負けてしまいました。だあああああああああ腹が立つわいっ。サンディエゴは most of the game で dominate していたけど、細かいミスが多かったり焦ってチグハグな攻撃をしたりが積み重なっていたそうです。そして極めつけは8点差でリードしていた第4Q残り6分、NEは後がなく 4th down long の攻撃。ニヤがりブレイディの苦し紛れのパスをサンディエゴはインターセプト、実はこの時点で試合は99%決まっていたはずでした。ところが、何を思ったかインターセプトした選手がリターンし、さらにファンブルを犯して攻撃権を取られ、タッチダウン - 2ポイントコンバージョン - サンディエゴ焦って進めず - 軽くFGレンジまで攻撃を進めたNEがFG、という絵に描いたような逆転劇を許して負けてしまったのでした。返す返すも悔やまれます。4th down だったので、パスをインターセプトする必要はなく、そのまま地面にはたき落として攻守交代していたらサンディエゴの勝利でした。
この試合から(ひ)が思い出したことがあります。かつて、小学校の高学年 or 中学生の頃に見た、当時無敵だった日本大学を甲子園ボウルで京都大学ギャングスターズが破ったという日本のスポーツ史に残るゲームです。試合終了も近い終盤、エンドゾーン前からTDを狙った日大のTDパスを、京都大学のディフェンスの選手は楽々と正面でインターセプトできたはずなのに、わざと目の前に落としました。「なぜ?」と大きな疑問を感じた直後、すかさず解説者から「残り時間が少ないので、京都大学は攻守交代さえすればよい。今の日大の攻撃は 4th down だったので、ファンブルのリスクを考えて、わざとパスインコンプリートにしたのです」という的確な解説がありました。幼い(ひ)は「なるほど〜」と大きく納得したのを鮮明に記憶しています。
20年以上も前の、日本の大学生プレイヤーでもできるくらいのことですから、そんなに珍しいケースではなく、サンディエゴの選手は軽率なミスを犯したと言わざるを得ないでしょう。しかし、返す返すも悔やまれます。相手がNEだっただけに悔しさのボルテージ10倍増、さらに倍。NEに勝ってほしいという理由だけで、次の試合は1試合限定でインディアナに浮気しちゃいます。(ひ)
後日談・大接戦の末、インディアナポリスがNEに勝ちましたよ!やったー!!
もうすでに始まってしまっていますが、NFL はプレーオフの季節です。我らがカロライナ・パンサーズは惜しくも星が一つ足りずにプレーオフ進出を逃しました。QBデローム選手の故障はあったにしても、1試合に60回もパスを投げたかと思いきや次のゲームでは7回だけ、などと見ている方も首をかしげてしまう試合運びで、少々不満の残るシーズン後半だったのが大いに残念です。ジュリアス選手は相変わらず活躍していたようです。
で、仕方がないのでプレーオフ進出チームの中では... 今年はズバリ、サンディエゴ・チャージャーズに注目します。シーズンTD記録を更新したラダニアン・トムリンソン選手はよく報道されている通りですが、(ひ)は主戦QBのフィリップ・リヴァース選手を猛烈プッシュします。NCステート出身で、パスがちょっと横手投げなこと以外は評価が最も高いQBとして全体4位でNYGに指名されました。直後、サンディエゴではプレーしたくないとゴネまくったニヤがり野郎イーライ・マニングとのトレードでサンディエゴへ移り、初の主戦QBとなった3年目の今年は14勝2敗の好成績でプレーオフ進出(ホームアドバンテージ付き)。トムリンソン選手やマニング兄弟の陰に隠れてあまり報道されないけれど、(ひ)は俄然注目です。今年はサンディエゴ中心で行かせてもらいます。スーパーは サンディエゴ vs シカゴ、で勝のは サンディエゴ。いかがでしょう?。
ここで小話を一つ。ほぼ毎日ランチを一緒に食べていたパティおばさま(NCステート出身)の長女レベッカちゃん(当時中学2年生、親の影響でNCステートファン)が、当時NCステートでプレーしていたフィリップ・リヴァース選手の大ファンだったそうです。「私、彼と結婚するわ」と言ってはばからなかった彼女、しかし彼は学生結婚していてすでに子供もいることが判明。そのショックで何日間か枕を濡らして泣いていたそうです。カワイイ話でしょ。(ひ)
日本全国3人くらいのターヒールファンの皆様、新年あけましておめでとうございます。今年も我らがカロライナ・ターヒールズを人知れず応援していきましょう。で、我らがターヒールズ、前回記事から6連勝の13勝1敗はランキング2位。相手がタフではないので、ベタ凪状態の一ヶ月でした。
○ 93-62 NC Asheville まあ、普通です。
○ 105-52 Florida Atlantic 男ドアティ亡き後のFAU戦、前半の 65-18 は School Record だったらしい。
○ 69-48 Saint Louis タイラー選手のホームカミングとして設定されたゲームでした。
○ 87-48 Rutgers まあ、普通です。
○ 81-51 Dayton まあ普通ですが、これくらいのスコアだと何となく安心します。数字的に。
○ 102-64 Pennsylvania ボビー選手とQちゃん選手ケガから復帰。
さすがに「取られる以上に取って勝つ」ではリスクが大きいと感じたのか、大学バスケらしいスコアになってきて凪状態がさらに穏やかになったように見えます。試合の展開としては、タイラー選手、ウエイン・エリントン選手、ブランダン・ライト選手の3人がポイントゲッターとして常に2桁得点を記録、先輩PG2人の故障でかえって張り切っているタイワン選手が走り回り、Sr のテリー選手とウェス選手は普通だけど、控え陣で So のガード2人(グリーン選手とギンヤード選手)と Fr のフォワード2人(アレックス選手とディオン選手)ががんばっていて、チーム状態は盤石の印象さえ受けます。
唯一の心配はボビー選手とQちゃん選手の怪我。特にボビー選手はこのままシーズンを終えてレッドシャツ扱いかという噂もあったくらいでした。3人のPGのうち2人が戦線離脱とは想定外のトラブルでしたが(タイワン選手はミニッツが増えてかえって嬉しかったと思われます)、幸いにして2人ともUPenn戦で復帰できたので、シーズン後半に向けて心強い限りです。
で、次のフロリダ・ステート戦からは、いよいよ ACCマッチのスタートです。今季のACCでは、クレムソン大が目下無敗で8年ぶりだかの Top 25 ランクインしています。クレムソンと言えば、かつての南海ホークスやクラウンライターライオンズのような常連最下位チームでしたが、(ひ)(ま)がカロライナにいた頃から黒人の監督が一生懸命チーム作りをしていたのを見ていたので、驚きはしません。収穫期を迎えているのでしょう、がんばれ!。まあ、ターヒールズの相手ではないだろうけど。 Let's Go Heels! (ひ)
1/9/2007 追記・UCLA がやっと負けてくれて、ターヒールズ全米ランキング1位となりました!