我らがカロライナ・ターヒールズは、現在7勝1敗でランキング3位です。1敗は残念だけど、まずまずのスタートと言えるでしょう。ここ数試合はボビー・フレイザー選手に代わって、タイワン選手がスタメンPGを務めています。これでちょっと前に(ひ)が予想していたラインナップになっちゃいました。ボビー選手をスタメンに残していたのがロイ様らしかったのですが、故障ではしかたがないですね(足の怪我、けっこうひどいらしい)。しかしまた来年はスタメン総入れ替えになりそうな予感(それはそれでいいけれど)。
● 74-82 Gonzaga NITの準決勝、よもやの敗戦。タイラー選手が封じられる黄金の負けパターン炸裂。
○ 101-87 (22) Tennessee 続く3位決定戦で、なんとか3位を確保。
○ 98-89 (3) Ohio St 恒例のACC-BigX challenge は注目のカードを白星獲りました。
○ 75-53 Kentucky ケンタッキーには4連敗の後4連勝とか、そんな感じです。
○ 94-69 High Point まあ、普通です。
総じて華やかに得点しまくっているけど、失点も多いというパターンでしょうか。そもそも「取られる以上に取って勝つ」が今季のチーム方針のようで、テネシー戦のようなスコアが理想的のようです。これではトーナメントでコロッと負けそうで、ちょっと心配です。タイラー選手が封じられたら負けてしまう黄金の負けパターンも克服できていないようですし。まちっとディフェンスがんばってくれターヒールズ! Ohio St も、おでんことオデン選手が怪我でoutしていたので(なんと次の試合から登場、ラッキー?)、次に対戦があったら勝たせてくれないかもよ。
ところで、シーズンイン直前にクリッパーズに waive されてしまったジャワッド選手が、今季は NBDL のアナハイムでプレーするそうです。年齢的にも、そろそろ NBA 入りは難しくなってきそうで、ちょっと胸が苦しいです。コーチングのスキルとかを身につけると、いいコーチになりそうな気がするのですが。ま、とにかくがんばってくれいジャワッド選手!愛してるよ!!(ひ)
ついに2006-7年の大学バスケシーズンが始まりました。今年もできるだけ我らが愛すべきターヒールズの足跡を追っていきたいと思います。まず最初のニュースとして、1年生のウイリアム・グレイブス選手がレッドシャツ扱いとなることが発表されました。今季のターヒールズではほとんど出番がないことが予想されたので、とても良い選択だったと思います。今年1年は練習のみで試合には出場できませんが、これで5年目もターヒールズでプレーできます。がんばれ!! で、開幕を迎えた我らがターヒールズは...
○ 103-81 Sacred Heart まずは開幕戦勝利
○ 73-66 Winthrop 後半も残り5分で辛くも逆転。とりあえずNY行きを決めました。
○ 103-50 Gardner-Webb 爆勝!
と、そうでないと困るのですがまずは開幕3連勝。気になるスタメンはレイショーン・テリー選手、タイラー・ハンズブロ選手、ブランダン・ライト選手、ウェイン・エリントン選手、ボビー・フレイザー選手の5人。加えて控え選手でもう1チーム作ってもおつりが来そうな選手層の厚さで、ガンガン大量得点しているようです(Winthrop戦はちょっと危なかったけど)。ちょいとディフェンスが気になりますが、まあ開幕間もないのでこれから修正できるでしょう。次はNYでゴンザガ戦です。この NIT Tip-Off はまず優勝だ! LET'S GO HEELS!(ひ)
ジャワッド選手解雇のショックもまだ癒えませんが、ターヒールズの2006-7年シーズンがいよいよ始まります!11月1日・11日のエキシビションマッチに続き、14日のNIT tip off(vs Sacred Heart って、どこの大学だろ?)にていよいよ開幕。なんとESPNのプレシーズンランキングはいきなりの2位! 1位はスタメン全員が戻ってきた昨シーズンのチャンピオン、フロリダ。続く3位にはカンザス。(ひ)もこの3チームの中から今年のチャンピオンが出そうな気がします。
ロイ様によると、今季はゲーム平均90得点を目指しているそうです。マジかい?スーパーハイスピードバスケで可能だとロイ様は本気らしい。というわけで、シーズン開幕記念、「Break Neck」なシーズンを目指す我らがターヒールズの面々を簡単にご紹介。
・レイショーン・テリー選手 (F・Sr) ロイ様によると、生来のリーダー肌ではないがウェス選手と2人で協力しチームリーダーとしての役割を期待したいとのこと。好不調の振幅が少々大きいのが難ながら、魅力あふれるアスリート。
・ウェス・ミラー選手 (G・Sr) 高校時代はふてぶてしい男ラシャド選手とのコンビを組み、その後 UNC に転校、という紹介文はすでに過去のものになりました。昨シーズン最も飛躍した選手、シニアの今年は持ち前のディフェンスと3ポイントでチームを引き締めます。
・Qちゃんことクエンティン・トーマス選手 (G・Jr) ロイ様によると、最も充実した今オフを過ごした模様。PGとしての出番は決して多くはなさそうですが、優勝も知っている豊富な経験は若いチームに不可欠。
・タイラー・ハンズブロ選手 (F/C・So) 昨シーズンはファンもびっくり!の大活躍で、押しも押されぬ中心選手に成長しました。プロ入りを拒否してのチーム残留。今季は一人に過負荷がかかることもなさそうなので、さらなる飛躍が期待できそう。優勝を手土産にプロへ行ってほしいところです。
・ボビー・フレイザー選手 (G・So) 昨シーズンはルーキーながらスタメンPGとして期待以上の活躍。加えてオフには10lb(4.5キロ)の体重増と充実しています。すでにタイワン選手とのポジション争いが加熱している模様ながら、競争の中で上手くロイ様が切磋琢磨させているようです。2人ともガンバレ!
・ダニー・グリーン選手 (F/G・So) 貴重な控えウイングプレーヤー。他のチームだったらスタメン級の選手だけど。本当に贅沢な悩みです。
・マーカス・ギンヤード選手 (G/F・So) この学年の中では昨シーズン今一つ伸び悩んだかな〜という印象ですが、(ひ)的にはチームの中で最もがんばってほしい選手です。がんばれギンちゃん!
・マイク・コープランド選手 (F・So) インサイドの控え選手。
・タイワン・ローソン選手 (G・Fr) レイちゃん以来、待ってました!の本格PG。ロイ様流のモーションオフェンスには欠かせない超速スピードPGです。5-11ながらかなりのマッチョらしい。まずはボビー選手とのポジション争い、2人ともガンバレ!
・ウエイン・エリントン選手 (G・Fr) タイワンくんとのコンビは、レイちゃん・ふてぶてしい男ラシャド選手の名コンビを彷彿させます。チームの中では貴重な Perimeter Shooter。
・ブランダン・ライト選手 (F・Fr) あのエメカ・オカファー選手を思わせる、得点にリバウンドにブロックにインサイドをdominateする注目選手。タイラー選手の負担を軽減させ、チームケミストリーを生む効果を期待します。
・アレックス・スティーブソン選手 (F・Fr) 面構えが頼もしいです。今季は控えでしょうが、下のディオン選手とともに来年・再来年のターヒールズのインサイドを担う選手へと成長してほしい2人です。
・ディオン・トンプソン選手 (F・Fr) アレックス選手とともに、将来に期待のインサイドプレーヤー。豊かな横幅とガッツあふれるプレーはメイ選手を思わせます。がんばれ!
・ウイリアム・グレイブス選手 (F・Fr) ノエル選手・レイショーン選手・JamesOn Curry選手(麻薬騒ぎで入学内定撤回、現OSU)・コープランド選手・そしてこのグレイブス選手と、UNCは各学年に一人「NC地元枠」っぽい選手選考をしているように思われます。1、2年でプロに出て行きそうなスター選手もいいけれど、こういう地元出身の選手をじっくり育てるのも大学のプログラムとして重要なことでしょう。実際みんなチームリーダーに育っています。将来のターヒールズを担う選手への成長を期待します。
・Dewey Burke選手、Surry Wood選手、Marc Campbell選手 Junior Versity チームから抜擢の3人。練習相手として控え選手としてチームと帯同する、不可欠な選手達です。
(ひ)的には、NCAAチャンピオンもいいけれど、もう何年も勝っていないACCトーナメントでの優勝が見たいな。今季はBCもGTも強いけど、決勝でデュークを倒してのACCチャンピオンを期待します。今年もターヒールズが楽しみだー! Let's Go Heels!
(ひ)
定かな情報が非常に少ないので詳細は不明ですが、9月30日付でジャワッド選手が LAクリッパーズと契約したそうです。自称「日本一のジャワッド選手ファン」(ひ)にとって、これ以上嬉しいことはないのですが、また去年のようにプレシーズン限定の契約でシーズン直前にカットという可能性も大きいかと思うと、非常に複雑な気持ちです。まあ、応援するしかないのですが。きばれ!ジャワッド選手!!
さて、この LAクリッパーズ、なんと監督はあのダンリービーSr(親父)です。したがって息子の対戦相手としてジャワッド選手のことは何度も見ているし、よく知っているはず。プレシーズンではちゃんとジャワッド選手を使ってチャンスを与えれくれい!頼むぜ。 しかし LAクリッパーズ、去年は田臥選手を切ったチームだし、やっぱりすごーく心配です。大丈夫かな〜? ヨーロッパ遠征要員なんて、頼むからそんなこと言わないでね。(ひ)
10月23日現在・preseason game でちょびちょび使ってもらって3ポイント1本とか決めているようです。19日のGSとのゲームでは、チームは負けたけど、19分プレーして17得点の活躍!ガンバレっ
後日談・結局、10月26日付けでwaiveされてしまいました。がっくり。んもー、ちゃんと見てやってくれ、クリッパーズよ。
Season is just around the corner. 我らがカロライナ・ターヒールズの、2006-07シーズン・スケジュールが発表されました。今季はまずプレシーズン NIT からスタート。レイちゃん、メイくん、ふてぶてしい男ラシャド選手達の学年が1年生の時以来の出場です。その時は予想を覆して見事に優勝、一時的だけどランクが付いて嬉しかったなぁ。今季は高いモチベーションのもとチームを固める効果を期待しています。恒例の ACC-BIG10 チャレンジではオハイオSTとの対戦、1年生に多くのタレントが入った2校の対戦は全米が注目です。そして12月にはあのフロリダ・アトランティック大とのカードが。男ドアティが移籍前に組んだのでしょうか。男ドアティがいるときに観たかったなー。ACCマッチは相変わらずのタフさ。今年のライバルはデュークとメリーランドです。そのほかのニュースは...
・ターヒールズで4年間プレーしたバイロン・サンダース選手が、All-ACC Academic Team に選出されました。前年のメルビン兄貴選手に続く快挙、おめでとう!
・ターヒールズのホーム、スミスセンターで NBAのプレシーズンゲームが催されます。シャーロットvsワシントンとアトランタの2試合。つまりレイちゃん、メイくん、アントワン・ジェイミソン選手、ブレンダン・ヘイウッド選手、マービン・ウイリアムス選手がホームカミングでプレーします。楽しいイベントになりそうです。(ひ)
すっかりシーズンオフ・モードで平穏な日々ですが、来る2006-7シーズンに向けフレッシュマン・プレーヤー達の背番号が決定しました。PGのタイワン選手は5番、SGのエリントン選手は2番と、それぞれさぶちゃんやレイちゃんといった名ガード陣の番号を受け継いだ印象です。PF ブランダン・ライト選手は34番。彼は1年でプロに出て行きそうな雰囲気ですが、ノエル選手の爪の垢でも煎じて飲んでくれい。ウイリアム・グレイブス選手は13番、アレックス・スティーブソンは32番、ディオン・トンプソン選手は21番。みんなカッコイイ番号が付けれて良かったですね。ターヒールブルーのジャージが似合う選手になるように、がんばってくれたまえ。
この豊富な新戦力の加入を受け、早くも優勝候補筆頭に挙げられているターヒールズですが、やっぱり(ひ)が以前に心配していたように、1年生と上級生によるポジション争いがチームに与える悪影響を心配する声が各メディアから聞こえます。まあ、贅沢な悩みなのでがんばってくれたまえ。
また、6人もの新加入によって、来年の Class of 2007 に与えられる奨学金枠は1人のみということになります(ウェス選手が walk-on status に戻るなどすでに影響は出ています)。さすがにこの虎の子の1名枠は、慎重に選手を選考しているようです。最有力はオレゴン出身の Kevin Love 選手。タイラー選手と同じくロイ様好みの白人インサイドプレーヤーです。彼自身は最終的にUNCかUCLAかで迷っているようですが、地元に近いということより確実に育ててくれるロイ様の方が絶対オススメですぞ。オレは待ってるぜ!
ちなみに、かのマイケル・ジョーダンの息子も来年高校卒業を控えた Class of 2007 で、父と同じくUNC入学を熱望しているそうですが、このような状況のため可能性は極めて低いとのこと。そもそもACCキャリバーレベルの選手ではないという評価で(どこぞの七光りなスポーツ界とは違ってシビアですな)、アーリーで奨学金枠が増える可能性もないわけではないにしろ、まあ無理な相談のようです。残念でした〜。(ひ)
後日談・Kevin Love 選手は、UCLA行きを決めてしまいました。残念。
NBAのドラフトは大学バスケファンとしてはどうでもいいイベントなのですが、今年はスーパーグッドニュースが1つ。ターヒールズで4年間プレーしたデビッド・ノエル選手が、2巡目9位(全体39位)でミルウォーキーに指名されました!やったぜ、ノエル選手!おめでとう!昨年のジャワッド選手とは対照的に、嬉しい予想外でした(やっぱりドラフティに高校生がいないのは大きいのかな?)。とにかくプロでもがんばって。応援しているよ〜、ノエル選手!(ラブ)
飲酒運転で逮捕されたJJレディック選手は、ワークアウトをすっぽかしていたオーランドが指名(1巡目11位)。もう指名は決まっていたのかな? 同じくデュークのシェルデン・ウイリアムス選手はマービン選手がいるアトランタへ(1巡目5位)。それから個人的に注目はシャーロットが1巡目3位で指名したゴンザガのアダム・モリソン選手。シャーロットにはレイちゃん・メイ選手コンビにエメカ・オカファー選手もいるので、いいチームが出来そうな予感です。(ひ)
4年ぶりのスタンレーカップ・ファイナル進出を果たしたカロライナ・ハリケーンズ。ホームでの第1戦は、1-3 の劣勢から第3ピリオドで3点を奪い大逆転の勝利。続く第2戦も 5-0 の爆勝。アウェイでの第3戦は落としたものの、第4戦は 2-1 と接戦をものにして、シリーズ3勝1敗はなんとチャンピオンにリーチですよリーチ!これはもらっちゃいましたかね。車に角を付けて走りたいな〜(角とは旗のことです) LET'S GO CANES!! 相手のエドモントンは初戦でGKが負傷というアクシデントがあってちょっと気の毒だけど。
それから、あの JJ レディック選手が、なんとダーラムで飲酒運転をしていて逮捕されたそうです。ドラフト前のこの大事な時期に何ばしよーとや。聞けばオーランド・マジックのドラフト前ワークアウトをキャンセルしてダーラムに戻っていたらしい。どういうこっちゃねん。ドラフトにどういう影響が出るでしょうか?観察しておきましょう。(ひ)
かつてこの3行スポ欄でお伝えした「ハリケーンズ・偉大なるチャレンジの軌跡」から4年。なんと再び今シーズン、カロライナ・ハリケーンズがスタンレーカップ・ファイナルへ進出しましたよパンパカパーン!!(写真はESPNから)。1st Round 対モントリオール4勝2敗、2nd Round 対ニュージャージー4勝1敗、カンファレンスファイナル 対バッファロー4勝3敗とプレーオフを勝ち抜きました。そして運命のスタンレーカップ・ファイナルはエドモントンがお相手、本日から早速第1戦です。4年前の当時から残っている選手は Rod Brind'Amour 選手くらいですが、ハリケーンズ、今度こそはスタンレーカップとチャンピオンリングを獲っておきましょう!ズンチャッチャチャッチャ、LET'S GO CANES!!(ひ)
(ひ)(ま)家がアメリカにいた頃(今でもそうかもしれないが)、バリー・ボンズ選手が打席に立つと、相手投手の警戒が異常に厳しくなり、ほとんどストライクが来ないような状態だった。しかし、一試合に一球あるかないかのストライクを、ボンズ選手は一撃必殺でとらえてホームラン、そしてシーズン本塁打73本という記録をマークした。このボンズ選手の集中力と技術は間違いなく特筆に値する。これらは決してステロイドの服用で上昇するたぐいの力ではないとも確信する。
そんなボンズ選手がベーブ・ルースの記録を上回る715号本塁打を放った。薬物使用問題の渦中で、祝福モードおよび本人のモチベーションがともに下がった状態なのは非常に残念だ。これは本当にすごい記録なのに。(ひ)は素直におめでとうの気持ちを捧げます。(ひ)
ご存知(ひ)(ま)家で猛烈プッシュしている前 UNC ヘッドコーチの男ドアティ、Florida Atlantic 大 HCに就任し1年目の今シーズンはトータル15勝13敗、Atlantic Sun Conference では首位と1ゲーム差の3位となかなかに健闘していました。日本からだとその姿を見ることはかないませんでしたが、右の写真(APより引用)のように相変わらず 奥義「監督ディフェンス」を見せるなど熱いコーチングを展開していたようです。
しかーし、FAU の HC 就任からわずか1年、今度はなんと SMU(Southern Methodist University)の HC として赴任することが決まったそうです。今シーズンの健闘から、来年くらいは NCAAトーナメントで見れるかな〜、などと思っていた矢先の移籍劇でした。FAU の方は右腕のレックス・ウォルターズ氏へ禅譲しての移籍なので、まあ「よかろうもん」な人事なのでしょうか。SMU の選手たちからは歓迎されているようです。新天地でも、いっちょうよろしく吠えまくってくれ。吠えろ! 男ドアティ!!(ひ)
NCAA 1st Round ○ 69-65 14 Murray St
NCAA 2nd Round ● 60-65 11 George Mason
がっくし... やっぱり1にも2にもタイラー選手頼みだったのがネックだった模様。言葉もありませんです、はい。とうわけでこれだけ。
で、JJ頼みのデュークも Sweet16 で敗退。混戦の中から勝ち上がったファイナル4は、LSU、UCLA、Florida、そしてにっくきGeorge Mason(結局 Michigan St、UNC、UConnを喰いました)という驚きの顔ぶれ。ACC と BIG EAST 以外から優勝校が出るのは何年ぶりでしょうね。というわけで、楽しかった(ひ)の 2005-6シーズンは終了しました。ありがとう!
で、気分はすでに来シーズンです。今季の1年生4人も「Fab Frosh」と称される活躍でしたが、来季入学する6人は、さらに3重くらい輪をかけてすごいことになっています。ロイ様采配の傾向を考えるとちょっと極端すぎるけど、PG タイワン・ローソン選手、SG ウェイン・エリントン選手、PF ブランダン・ライト選手の新1年生3人にタイラー選手 <3/30 来季もターヒールズ残留を表明> を加えた4人がスタメン固定、残り1枠をそれ以外の選手たちが争う、なんていう状況もありえます。期待は膨らんでこのメンバーが成熟する2年後くらいには再びチャンピオンに... と言いたいところですが、先の3人の新入生は新ルールにより1年のみでプロに抜ける可能性も十分に考えられるので、来季が勝負です。優勝を狙うには 来シーズンが勝負 です。
と同時に心配なことが一つ。来年は再びウェス選手が奨学金枠から外れるほどに充実したリクルーティングだったわけですが、どうでしょう、1年生メンバーをはじめとする今のチームとうまくミックスできるでしょうか? 今年のチームが非常に強い結束を見せただけに、それだけが心配です。ま、ロイ様のことだから大丈夫だとは思うけれど。再来年くらいに、何人かプロへ抜けた後の方が再び技術と経験を兼ね備えたまとまりのあるチームになってファイナル4進出、とかいう皮肉な結果にもなりそうです(それはそれで良いことだが)。
しかしこんな心配をしなくちゃいけないのも、今年のチームがシーズン前からは想像もできないほどに良いチームへと成長したからでしょう。みんなよくがんばりました。ノエル選手とサンダース選手は4年間ありがとう。今年は本当にいいシーズンでした。この先もずっとターヒールズを応援するぜ!!Let's Go Heels!(ひ)
いよいよ 2006 NCAA トーナメントのブラケットが発表されました。我らがノースカロライナ・ターヒールズは Washington DC 地区第3シードでのエントリー。シーズン前からは考えられないくらいの好位置ですが、初戦の Murray St(17日)はいいとして、19日の2回戦では早速 Michigan St との対戦が予想されます。シーズン後半に調子を落としてシード順も下がった相手だけど、勝てるかな〜?? 会場もオハイオでヤな予感です。ここでこのヤマを乗り越えたら、第2シードのテネシーは大したことなさそうなのでファイナル4をかけた地区ファイナルまで行けるかも。がんばれー! しかし向こうの山には地区第1シードの UConn をはじめイリノイやワシントンやケンタッキーがいて、なかなかにタフな Region です。
タフな組み合わせと言えば、Atlanta 地区はもっと厳しくて、地区第1シードのデュークは現在APランキング6位ながらなぜか地区第8シードの George Washington と2回戦で当たります。これはこの対戦でのデューク敗退も十分考えられるし、他にも LSU(SECシーズン優勝)、Iowa(Big Xトーナメント優勝)、Texas(Big12シーズン優勝、一時はランク2位)、West Virginia(Big East3位のゴリゴリチーム)、Syracuse(Big Eastトーナメント優勝で赤丸急上昇中) と、よりにもよって強いチームが集結した印象があり、最も予想が難しい地区となりました。
という具合に、今年は混戦が予想されて非常に難しいのですが、(ひ)の驚きのファイナル4予想は シラキュース、カンザス、Nova、UConn というところでいかがでしょう? Big East ばかりだね。
それから、先週行われた ACCトーナメントはというと、
○ 79-67 Virginia レイショーン選手24得点
● 82-85 (11) Boston College うーむむむ。惜敗でリベンジならず、無念。
決勝ではこのBCを1点差で破ってまたもやデュークが優勝しました 。ここ8年で7度目だそうです。つえー。
デュークのJJ頼みほどではないにしろ、ターヒールズもタイラー選手頼みなのとちょっと失点が多いDが心配です。反対に良い点はレイショーン選手とウェス選手の好調でしょうか。今年はトーナメントに出場してくれただけで満足なので、目標はあえて立てずに、一試合一試合噛みしめるように観戦します。2回戦まではネット観戦できるそうですし。レッツゴーヒールズ!!(ひ)
Oh men, you’re so horrible. へっへっへ〜。我らが愛すべき Baby Heels が、デュークに勝っちゃいましたよみなさーん。うひょーっ!。キャメロンで勝ったのは何年ぶりだろう?<(ひ)が渡米した直後に見て興奮した2001年2月以来だそうです>。 (ひ)(ま)家ではちょうど週末だったので Yahoo Sports の Game Tracker にて文字観戦。前半を1点ビハインドで折り返した時点で「上出来上出来」と予想以上の善戦に満足していた(ひ)ですが、なんと後半早々に逆転し、さらに10点ほどのリードを築くこれまた想定外?の展開。で、そのまま UNC が勝っちゃいました。およよよ。マジかい?
詳細はこのところ度々ご登場をお願いしている Terryさんのレポート を見ていただくとして、終盤に追い上げられた際のバイロン・サンダース選手の連続ポイントをこの3行スポ欄ではハイライトしておきましょう。控えシニア選手のこういう活躍はチームを勢いづけますからね。それから JJ選手を抑えるナイスDを見せながら自らも12得点を叩き出したギンヤード選手に(ひ)は俄然注目。タイラー選手直伝の水風呂が効いて開眼か? そのハンズブロ選手はマッチアップしていたシェルデン・ウイリアムス選手を寄せ付けず27得点12リバウンドと相変わらずのモンスターでした。デュークの方は結局JJ頼みですかね。選手層も薄くて、このままだとトーナメントでは早々に敗退しそうな気配です。
というわけで、レギュラーシーズン全ての日程を消化して何とACC12勝4敗は単独2位でのフィニッシュ。ACC5割で5位あたりにつけてトーナメント出場という期待を大ーきく上回る大健闘は、昨シーズンの優勝と並んで語り継がれる新しいターヒールズの歴史となるでしょう。ま、ひとまず次は ACCトーナメント準決勝での対戦が予想されるBCへのリベンジが目標です。それから、このデューク戦はめでたく(ま)のお許しも出たのでヨーロッパからDVDを取り寄せます。楽しみ!(ひ)
なーんと先のデューク戦を惜しくも落として以後、我らがカロライナ・ターヒールズは空前の絶好調モード突入で6連勝かましました。APランキングも今季最高の13位まで上昇。ランキングはあんまりアテにはならんとは言っても、やっぱりうれしいのだ。
○ 95-71 (15) NC State アウェイでも勝ってスイープ! ノエル選手25得点。
○ 81-57 Maryland 見よ、このブロウアウト勝ち。ギンヤード選手12得点で開眼か。
○ 99-54 Virginia 早くも今シーズンのシニアナイトでしたが、またもや激しくブロウアウトで雪辱。ノエル選手はキャリアハイの26得点で有終の美、お疲れさまでした。卒後はフットボールに復帰して NFL 入りなんて噂もありますが。
で、レギュラーシーズン最終デューク戦を残して何と11勝4敗で ACC 単独2位、トータルでもなんとここ36年で33度目という年間20勝に達しました(6敗)。素晴らしい。シーズン大詰めのこの時期に、チーム状態が最高潮に仕上がってきたのは今後のトーナメントに向けて頼もしい限りです。なんと今日はデュークがフロリダSTに負けました。相手は疲れているようです。まずはキャメロンで一発デュークを食って雪辱晴らしておきましょう。Let's Go Heels!!(ひ)
○ 80-70 Miami (FL) 雪辱!
○ 82-75 Georgia Tech GTはどん底から復調気味だったけど、何とか勝ちました。
○ 83-72 Wake Forest ウェイクはどん底のままのようです。後半に逆転。なんとタイラー選手40得点。ほえー。
ほいほい、3連勝ですよ3連勝!これでなんとACC8勝4敗で3位タイ、目標のACC5割をすでに達成してしまいました。もう一つの目標、NCAAトーナメント出場もLockのようです。素晴らしい。アウェイで5勝1敗と、ホームよりも戦績がいいのが面白いです。ここ数試合はターンオーバーがちょっと多いのと(若いチームなのでしかたないか)、失点が多いのでDが心配なのが気になるっちゃあ気になりますがね、まあよかろうよかろう。レギュラーシーズンの残り4試合、しっかりトーナメントに備えてください。Let's Go Heels!!(ひ)
● 83-87 Duke だあああっ、惜しい! JJめ〜、35得点とはよくもまあ。Dについていたウェス選手には「身長差(5インチ=約12.5cm)でイケルと思ってたさ」とは憎たらしい。ウェス選手以外にも、いろいろな選手がDについてことごとく破られたそうです。トホホホホ。さぶちゃ〜ん、We miss you!
とまあ、JJ選手1人にひねられた感はありますが、後半開始後につけられた17点差を一時は逆転するなど、ターヒールズのパフォーマンスは伝統の一戦に恥じないものだったようです。素晴らしい。若い選手達が、よくがんばりました。詳細は臨場感あふれる Terryさんのレポート at スミスセンター をご覧ください。
試合の終盤、残り1:54の時点で1点のビハインド、しかしここからJJ選手に3ポイントを2本決められて勝負あり。何とも何とも惜しい展開ですが、返す返すもJJの野郎め ●%c△※○' $▲i×! まあ想定内ではあったのだけど。
というわけで残り7戦、目標のNCAAトーナメント出場に向け、いよいよ本物のタフさを問われる時になりました。マイアミとバージニアには雪辱だ!レッツゴー・ヒールズ!オレが最後までついてるからな〜っ!(ひ)
余談・何とあの Wake Forest が ACC1勝9敗と絶不調。どうしたウェイク??(ターヒールズにも負けてくれるならそれでもいいが)
早いものでシーズン日程もすでに3分の2ほどが消化されました。我らがノースカロライナ・ターヒールズはここまで14勝5敗(ACC 5勝3敗)。うんうん、よくがんばっているよ、うんうん。期待以上です。
前回記事以降の戦績は、
● 70-81 Miami (FL) あれっ?!ホームで負けとるや〜ん。
● 68-72 Virginia がくっ、まさかの連敗。
○ 81-80 Florida State 薄氷の勝利ながら連敗ストップ!
● 84-71 (20) Boston Coll うーむ、やっぱり今年のBCは強かったか。
○ 86-69 Arizona よっしゃ!
○ 77-62 Maryland よっしゃよっしゃ〜!!
○ 76-61 Clemson 3連勝!
まさかの連敗を喫したことにより、Top25ランクからは外れてしまいました。まあ、ランクは構わないけれど、どちらも取れそうな相手だったたけに無念です。どうもこの時期は、まずゲーム前半の立ち上がりが悪かったこと、そして何よりシュートの精度がチーム全体で落ちていたことが、調子を落としていた原因のようです。若いチームだし、疲れもあったかな? その中にあって、ギンヤード選手に代わりスタメンに食い込んだウェス・ミラー選手が3ポイントを決めまくってチームを救っています。フロリダSt戦は3ポイント6本で18得点、負けていればACCマッチ4連敗だったかもと思うとウェス選手様様です。Dも強いし。
BC戦はしゃあない。それよりも、その後崩れずに3連勝したのはこのチームのタフさを物語っています。特に後半の強さが光っているらしい。ここ数試合はレイショーン・テリー選手が絶好調。そしてそして、フレッシュマンながらスタメンPGを務めるボビー・フレイザー選手が赤丸急上昇で売り出し中です。アシストのアベレージでは何といつの間にかACCトップ、さらにターンオーバーが少ない堅実性に加えて、クレムソン戦ではキャリアハイの16得点と、もはやチームにはなくてはならない存在へと成長しています。あっぱれ!今季のターヒールズが大崩れしないのは、ボビー選手のおかげと言ってもおかしくないかもしれません(8勝20敗の年はメルビン選手が大変だったのだ)。PGは来季タイワンくんが入ってくるまで待っておくつもりだったのに、これは来年のポジション争いがすごいことになりそうです。
そのボビー選手のルームメイト、タイラー・ハンズブロー選手は相変わらずどの試合でもダブルフィギュアの活躍で、それをまるで当然のように思わせるところがすごい。他の選手を多く知っているわけではないけれど、フレッシュマンの中では際立った存在なのではないでしょうか。1年でアーリーしてしまわないかがとっても心配です。
というわけで、いよいよ次の試合はチャペルヒル、ディーン・ドームでのデューク戦です。今年もこの季節がきましたね。まあ、横綱の胸を借りるつもりでがんばってください。今年のデュークは鬼みたいに強いけど、格下相手に変な接戦したりもしているので、とても楽しみな一戦です。LET'S GO HEELS ! (ひ)
ターヒールズの記事ばかりですっかりご無沙汰ですが、現在プロフットボールのカロライナ・パンサーズがプレーオフで快進撃!を続けており、2年前に続くスーパーボウル進出まであと一歩のNFCファイナルまで勝ち上がっています。これはすごいことですよー、がんばれパンサーズ!!
昨シーズンは惜しくもプレーオフ進出を逃し、今シーズンもディフェンスの核 クリス・ジェンキンス選手が2年連続開幕戦で怪我してシーズンアウトという悪夢(何か悪いものにでも取り憑かれているのか?)。しかしそんな苦境の中でも、特にシーズン前半は得意の接戦・我慢の勝利で白星を積み重ね、後半はDに加えてオフェンス陣も好調をキープし、そしてタンパベイにディビジョン優勝は譲ったにしても11勝5敗は同率首位でプレーオフ進出を果たしました。初戦はNYジャイアンツを23-0で完封、続くシカゴ戦も29-21で接戦をものにして、いよいよ来週はスーパーをかけたシアトルとのカンファレンス・ファイナルです。(しかしシアトル対カロライナって、地味やな〜。本当のファンにはたまらないカードだけど)
先のシカゴ戦でエースRBのフォスター選手が怪我してアウト、元ターヒールズのジュリアス・ペッパーズ選手も肩を怪我して微妙と不安材料も多くありますが、2年前に取り逃したリングに再び挑戦するチャンスです。がんばれ!パンサーズ!(ひ)
余談・にっくきNEはデンバーに負けました。ありがとう デンバー!
後日談・結局シアトルに負けちゃったけど、がんばりましたパンサーズ。
前回記事の後、ケンタッキーを下したことで Top 25 にランクインした新生ターヒールズ。こんなに早く Top 25 に戻ってくるとは驚きと同時に嬉しい悲鳴ですが、それもチーム状態が充実している一つのシンボルでしょうか。さて、その後の我らがターヒールズの戦績は、
○ 75-63 St Louis 何とか勝利!
○ 76-58 Santa Clara 去年の雪辱!
● 59-74 USC えっ?!あらららら。こら審判!
○ 89-47 NC Asheville 激勝!
○ 82-58 Davidson また激勝!
○ 82-69 (13) NC State うっしゃー!!!
○ 64-61 Virginia Tech あっぶねー!
アウェイとは言えUSCに敗戦とは不覚でしたが、逆転を許した後半には度重なる審判の疑惑の笛などあったようです。さておいて、なんと言っても大きいのは、ACCマッチ開幕戦でもあったNCステート戦での白星! 最終スコア以上に手に汗握る大接戦の展開で、終了間際ファウルゲームでのフリースローを確実に決め続けて勝利を引き寄せたそうです。素晴らしい。タイラー・ハンズブロ選手にいたってはFT14-14 (!)でトータル20得点。なんと不敵なフレッシュマンだこと。今年のNCステートは成熟度が高いかなり手強いチームなのですが、この勝利はキャプテン・ノエル選手率いる若いチームに大きな自信と経験をもたらしたことでしょう。(ひ)もこの結果を知った時には鳥肌が立つくらい感動しました。
というわけで、キャプテン・ノエル選手は絶好調。フレッシュマンズはタイラー選手は言わずもがなでフレイザー選手もグリーン選手もギンヤード選手も大活躍。バイロン・サンダース選手、Qちゃんことクエンティン選手、ウェス・ミラー選手のベンチ陣もしっかりと役割を果たしており、こりゃこりゃ新生ターヒールズ、あっぱれなり。雑誌インサイド・カロライナからの、ナイスなロイ様のお写真も合わせてお楽しみくださいませ。GO HEELS GO ! (ひ)