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ファイル38 Hilton Head Islnad, SC(11/28-30/2003)



サンクスギビングデイのお休みです。今年もサンクスギビングデイの夜は、ラリーおじさんの家にディナーに招待していただきました。相変わらずの暖かい食卓を、去年とほとんど変わっていないメンバーで囲んで、何だか本当に1年ぶりに家族に再会したような感覚になりました。ラリーおじさんとサムおじさん、いつもありがとうございます。

で、翌金曜日の朝からは、今年の目的地サウスカロライナ州ヒルトン・ヘッド・アイランドへと出発しました。前回2月の旅行の際に、あまりにも気持ちが良くて楽しかったので、もう何か月も前から同じホテル「Disney's Hilton Head Island Resort」を予約していたのです。夏の季節は資本経済の原則によりアゴが外れるくらいに高いので、資本経済についていけない庶民は11〜2月の間の安い期間にしか泊まれませんが、このサンクスギビング休みはちょうど良いチャンスだったのでずっと楽しみにしていました。

このホテル自体は(ひ)(ま)家の好むオーシャンフロントではありませんが、ホテルでレンタルしている自転車に乗って 10 分くらいのところに「Beach House」という施設があり、ホテルの宿泊客は誰でも利用することができます。さらに自転車でビーチを走ると、これがたまらなく気持ちがいいのです。
というわけで早速自転車に乗ってビーチへ出発! やっぱり日頃の行いが良いのか、これ以上ないくらいの快晴に恵まれて、ビーチに出たときにはあまりの美しさに思わず息を呑んでしまいました。青い海に青い空、白いビーチに滑るように寄せる波。嗚呼、やっぱりヒルトン・ヘッドのビーチは美しい。手袋が必要なくらいには肌寒かったのですが、快晴の空の下、ここぞとばかりにビーチ・ライドを存分に楽しみました。

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さてさてビーチでのんびり自転車に乗っていると、一瞬「ジョーズか?」と思うような背ビレの影が海に! よく見るとそれはサメではなくイルカで、あちこちで跳ねたり水面に背ビレを出したりしていました。2月の時にはいなかったのですが、フロントのおばちゃんによるとこの季節にはイルカの群れがビーチから見えるそうです。以前サバンナで「ドルフィン・マジック」に乗り損なっていた(ひ)(ま)は、海で泳ぐイルカがこんなところで見れるなんて、と得したような気分になりました。他にもペリカンや漁船に群がるカモメなどいろいろと目を楽しませてもらい、美しいビーチに加えて「やっぱりヒルトン・ヘッドはいいところだなあ」とうっとりすることしきりでした。

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また、この Beach House は、実は「Palmetto Dunes」と呼ばれるプライベート・コミュニティの一角にあり、したがってビーチも半分プライベートビーチみたいなものだということに、今更ながら気が付きました。どうりでこんなにきれいなビーチなのに、いつも人が少ないわけだ。コミュニティの奥の方にも探険しに行ってみましたが、まさに楽園、資本経済についていける人たちがこういうところを買うんだろうなあ、と2人で深く溜息をつきました。
そして、Beach House のプールが温水プール(水温82度F・約26度C)だったので、(ひ)は泳いでしまいました。確認しておきますが、今日は11月30日です。キーウエストでクリスマスに泳いだのと並ぶ快記録の達成ですね。やった!

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さてさて、というわけで2泊3日のヒルトン・ヘッド滞在を存分に楽しみました。実は実は、前回に続き一番小さな Studio タイプの部屋を予約していたのに、フロントの姉ちゃんがどういうわけか 2 Bed Room のスイートに泊まらせてくれたので、ホテルの部屋でもこれでもかというほどのんびりすることができました。部屋に入ったとたんにそれこそアゴが外れるくらいに驚いて、恥ずかしながら「本当にこの部屋に泊まっていいんですか?エクストラチャージとかいらないの?」とフロントに確認してしまったほど。我が家は(ひ)(ま)の2人だけなので、1つのベッドルームは全く使いませんでした。リビングにはジャグジーもあって、ビール片手になんと2時間くらい久しぶりの肩までつかれるお風呂に入っていました。嗚呼、なんて幸せ(ハートマーク)
折しもサンクスギビングで宿泊客は溢れていたのにこの好待遇。宿泊は2度目だったので、「彼らはバケーション・クラブのメンバーになるかもしれん。ここはいっちょう一番広い部屋に泊めさせてやれ!」とでも思ってくれたのでしょうか。ま、そんなことは絶対にありませんけどね。しかしいい思いをさせていただきました。ありがとうございます。おっと忘れちゃいけないブルー・クラビー氏も相変わらずのエンターテイナーぶりでした。

と、いうわけで昨年のマートルビーチに続いて、今年も楽しいサンクスギビングでした。結局、町には出ずに食事も全て部屋で済ませ、ホテルとビーチのみでのんびり過ごしましたが、そういう過ごし方に耐えうるヒルトン・ヘッドはやっぱりいいところです。実はヒルトン・ヘッドへ向かっていた「アメリカ人が最も買い物をする日」という金曜日、アウトレット・ショップの前で1時間ほど渋滞しましたが、そんなことは吹き飛んでしまうほどの楽園ぶり。5時間のドライブでこんなところがあるなんて本当に有り難し。2月にもまた来ちゃおっかなあ。(ひ)




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