| Home | 3mikan | 3us-D | 2011 | Tabi | Food | Railbook | Zero mile | Cardboard | Mo41057 | 525600 | Pins | Jamaica | |
![]() ファイル39 Ocho Rios, Jamaica(12/15-25/2003) ![]() |
今まではほとんどアメリカ国内ばかりを旅していましたが、(ひ)(ま)家の住む東海岸からカリブ海諸国へは時差もなくて意外と近く、遊びに行くにはちょうど良さそうだと気が付いたのは、遅ればせながらつい最近のことでした。おまけに、聞けばホテルは「all inclusive」といって、食べ物も飲み物もアクティビティも何でもコミコミで食べ放題・飲み放題・遊び放題というからには、ビザが効いているうちに行っておかなくてはなるまいと、ここはいっちょう冬休みを利用して結婚3周年記念ハネムーン特別編を計画することとあいなりました。 というわけで、食べて飲んで遊んで、まるまる10日間もジャマイカで遊んできてしまいました。いろんな意味でジャマイカのこのホテルを選んで大正解でした。Ocho Rios というところにある「Sandals Dunn's River」というホテルです。なんとヘテロセクシャルのカップルのみしか客として受け入れないというから驚き。ジャマイカでの思い出は語り尽くせないほどですが、その一部は(ま)の<3行ジャマイカ>に紹介していますので合わせてお楽しみください。 ホテルに4つあるレストランで、毎晩毎晩豪華食事。こりゃまた体重増えたわ。シャンパンもカクテルもレッドストライプ(ジャマイカの名物ビール)も、何でもござれの飲み放題、毎日青い空の下で真っ昼間から酔っぱらって、天にも昇るほどに幸せでした。マリンスポーツはシュノーケリングにセーリング、それからスキューバダイビングにも初挑戦。約2時間半の講習の後、いきなり60 feet(約18m)の海底に潜って死にそうになりました。正直(ひ)(ま)とも息をするのに精一杯で、ダイビングを楽しむ余裕はまるでありませんでした。まあ、一度したのでもう我が人生に悔いなし、ということにします。 そして何より、ホテルの従業員の人々が揃いも揃って底抜けに明るくフレンドリーで、楽しく滞在することができました。中でも美男美女ぞろいの「Playmakers」と呼ばれるエンターテインメント・クルー達は、驚くほどのハードワークで宿泊客を楽しませるために働いており、感心することしきりでした。 リンボーダンス挑戦中 * ビーチバレーで活躍 *(ひ)とジャマイカン・ギャルズ達。右端がニコラス 宿泊客を飽きさせないために様々なアクティビティを提供し、毎晩毎晩ショーもあって<スティールドラムのショーは圧巻!>、全く退屈しないホテルでしたが、やっぱりカリブに来たからには美しいビーチを見ながらのんびりしたいところです。アメリカ東海岸のビーチもきれいですが、何と言っても海の色が違います。波打ち際で青い青い空の下、白いビーチと青い海を眺め、横に(ま)がいてくれると本当にもう何もいらない気分になります。これ以上ない幸せかも。 近くにはホテル所有のゴルフコースがあり、ゴルフも無料でできたそうですが、訳あってゴルフは一生しないと心に誓っている(ひ)。とは言っても何もしないのももったいないので、ホテルの敷地内にあった Pitch and Putt ゴルフ場で初体験。打ちっ放しには行ったことがあるという(ま)が、驚くほどにナイスショットを連発していたのには腰が抜けました。(ひ)はというと、、、まあ、初心者ですので。しかしもうこれっきりゴルフはしません。またジャマイカでだったらしてもいいかな。 Pitch & Putt ゴルフに初挑戦 ホテルの部屋の前にあった大きな木には、無数に大きくてきれいな花が咲いていました。このマザーツリーには、これまた無数のハミングバードが乱舞していました。カロライナではもう季節が終わっていたので「あら久しぶり」みたいな感覚でしたが、よくよく見ると普通のハミングバードに加えて、尻尾の長ーい尾長ハチドリ(勝手に命名、本当はドクターバードというらしい)がいるではありませんか!こんなハチドリ初めて見た! 聞けばジャマイカの国鳥だそうで、Air Jamaica のマークにもデザインされていました。かわいい。さすがに飛んでいるところを写真に納めることはできませんでしたが、止まっているところならきれいに撮れました。そうそう、ハミングバードも止まるのです。 他にも、乗馬<ホテルのショーでの抽選でクーポン券をゲットしたのだ、140ドルバリュー也>をした際のガイド、スティーブ君の丁寧な解説によると、グアバやバナナやマンゴーやカカオなどのいろんな木が、そこらへんに生えておりました。とても豊かな緑に恵まれた土地です。ブルーマウンテンで有名なコーヒーがジャマイカ特産ですが、それも納得です。ブルーマウンテンは帰りに空港で買いました。 スポーツでは「ブロンズ・コレクター」女子短距離のマリン・オッティー選手や、映画「Cool Runnings」でもお馴染みのボブスレーが有名で、またイギリス植民地だった影響もあって、サッカーとクリケットと乗馬が国民的なスポーツだそうです。そういえばW杯フランス大会では日本はジャマイカに負けたっけ(ピアノバーのバーテンのおじさんから誇らしげに自慢されました)。 Ackee の木の実 * Jamaican Air のマークにもなっている尾長ハミングバード * 映画 Cool Runnings でもお馴染み、ジャマイカ・ボブスレー・チームに(ま)もなりきり というわけで、とろけるようなジャマイカ旅行でした。これぞハネムーン。カロライナに戻ってきてからも、ハリスチーターで買ってきたレッドストライプを片手に、ボブ・マーリーを聞きながらジャマイカ気分を思い出す日々です。こうすると「ヤーマン、何でもオッケーオッケーノープロブレム!ヤーマン!」と、だれだれな気分になってしまうのが難点ですが、それも一生忘れない素敵な思い出となるでしょう。 実は英語を話すメリットを活かした一大観光王国ではありますが、空港からのバスの車窓から見えたジャマイカンの生活は、掘っ建て小屋に住み細々と暮らしている様子が手に取るようによく分かる、びっくりするくらいに貧しいものでした。聞けばレゲエ音楽とは、そういう貧しさを訴えようとする精神から生まれたものだそうです。観光客向けのホテルの中だけにいては決して分からない一面ですが、そんな暗い部分も、底抜けに明るく生き生きとした目を輝かせていたジャマイカで出会った人々の笑顔を思い出すと、補って余りあるものがあります。彼らと過ごした10日間は、今までの単なるハネムーンとは違う色を私たちの思い出に描き加えてくれました。ありがとうジャマイカ。君たちの笑顔は一生忘れないよ。(ひ) (ま)の<3行ジャマイカ>も合わせてお楽しみください。 |