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ファイル40 Washington, DC(2/21-22/2003)



ふたりともジャマイカで燃え尽きたのか、1月(マーチンルーサーキング・デイ)と2月(プレジデント・デイ)の3連休は、どこにも行こうともせずに家でのんびり過ごしておりました。今回は久しぶりの週末旅行でDCまでドライブです。もう5・6回目になりますが、まだ行っていない場所を埋め合わせるように訪れるのが今回のDC旅行のテーマでした。

というわけで、まずは映画フォレスト・ガンプにも出てきた、ウォーターゲイト事件の舞台となったホテルの前を軽く通過して、期せずして Rock Creek Parkway に迷い込んだりしながら(結果オーライ)、Georgetown エリアを目指しました。ウソのように高い駐車場代を取られたけど、時間を気にせずに街を散策できたので払った価値はあったかな。

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ウォーターゲイト・ホテル * Old Stone House * ジョージタウン大学



クリントン大統領も在籍していたというジョージタウン大学にも足を伸ばしました。ニックネームは HOYAS だそうです。なんだか眼鏡のレンズか海にプカプカ浮かんでそうでかっこわるーい(と名門大学にいいがかりをつける(ひ))。映画「エクソシスト」に出てくる階段も、偶然見つけてしまいました。ランチに入ったイタリアンレストランのピザはめちゃくちゃ美味。なかなかに歩いていて楽しい街です、ジョージタウン。午後になるとどこからともなく溢れてきた車で大渋滞でした。

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ジョージタウンの街並み * これも * 映画「エクソシスト」に出てくる階段



ほんの少し歩くと、チェサピーク-オハイオ運河というかつての水運大動脈があり、ジョージタウン・エリアの住民の格好の散歩道・ランニングコースとなっているそうです。本日はまだ運河が凍っていましたが、春とかに来たら緑が溢れてもっと気持ちよさそうです。そしてホテルはデュポンサークルに取っていました。DCの静かな高級住宅街といった感じは、NYのアッパーウエストサイドを思い出します。リンカーン大統領暗殺の場となったフォード劇場は、行ってみるとすぐ近くまで何度か行ったことのある場所にありました。知らないと気付かずに通り過ぎてしまうのですね。

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チェサピーク-オハイオ運河(まだ凍ってます)* リンカーン大統領暗殺の場、フォード劇場



スミソニアン博物館の中では、やっぱりまだ行ったことのなかったアメリカ歴史博物館を一周。ノースカロライナを含む南部地域だと、「歴史」と名のつく博物館は決まって南北戦争モノの展示ばかりなのですが、ここは何でもアリの雑学博物館という感じで、南北戦争のなの字も出てきませんでした。America on the Move という展示では一般客代表としてインタビューを受けるハメになってしまいましたが、外国人からの視点は興味深かったのか、話しているうちに双方熱くなってなかなかに有意義な意見交換の場になったのではないかと思われます。このインタビューで聞いたのですが「You're on Route 66」というのは本物のルート66の舗装(オクラホマのもの)らしい。こんなもの今までよく保存してあったな、と感心するやら呆れるやら。

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アップルコンピューター第1号機 * ホントにルート66の舗装らしい * セオドワ・ルーズベルト大統領のスタディモデル * 元首アンドレア・グリッティ



そして残った時間は National Gallary に使いました。塩野七生氏の「緋色のベネツィア」に登場する、ベネツィア国の元首アンドレア・グリッティの肖像画をチェックするのが目的の一つだったのです。この手の肖像画は、写真がなかった時代に貴族たちが写真代わりに画家に描かせたものがほとんどなので、今までどの美術館でも全く見向きもしていませんでした。しかし塩野氏の手にかかると、その肖像画に、彼の性格やおしゃれのセンス、どんな時代にどのような人生を歩んだかまでをつぶさに読み取ってしまいます。なるほどそういう心の目で見れると、肖像画も多くを語るのね、と感心しましたがやっぱり(ひ)にはムリだな。

というわけで、見逃していた部分を埋めるように見に行く、という今回のDC旅行の目的は達成できたようです。元同僚のレン君がボストンに引越してしまって会えなかったのがちょっと残念でした。これでワシントンDCは最後かな?ワシントン・モニュメントの回りとかあちこちで工事してたし、何年後かに来てみてたら色々と変わっているかもしれませんね。さすがにアメリカ合衆国の首都ということで、とてもきれいに整備してあり、いつ来ても気持ちよかったワシントンDCは、良い思い出としてふたりの心にいつまでも残ることでしょう。(ひ)




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