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ファイル27 Fukuoka・Nagasaki, Japan(1/14-31/2003)



ビザの更新のため、2年ぶりに一時帰国しました。正確に言うと、アメリカ国内にいるのならば必ずしもビザを更新する必要はありませんが、ちょうどいい理由になるので帰ることにしました。久々に家族や友人とも会いたいですからね!
というわけで、RDU から福岡までの乗り継ぎがとても便利な、ワシントンDC経由の ANA 便で帰路につきました。DCの空港では早速日本語のアナウンスで呼び出されたり、成田の入国審査官から「あら、お久しぶりのご帰国ですね、おかえりなさい」と声をかけられたり、次第に「日本に帰ってきたぞ」と実感が沸いてきました。

で、2年ぶりに日本の地を踏んだ感想ですが、「はあ、なんか住みにくい国だな〜」というのが残念ながら第一印象でした。当たり前ですが日本語が通じるのは本当に楽ちんなのですけどね。それからやっぱり家族や友人と会えたのはうれしかったです。あっという間に時間が過ぎた2週間でした。

ところで、一番強く感じたのは、今の日本の景気は本当に悪いのか?という疑問です。こんなに景気の良い国が世界のどこにあるというのでしょう。物価は高く、皆お金を湯水のように使っていて、びっくりするくらいお金が循環しているじゃないですか。そんな国の国民が儲かってないはずがない、と思うのは間違っているのでしょうか。それとも、そんな国の国民が豊かに生活できないのは、お金の循環を堰き止めて自分1人だけ美味しい思いをしている人間がいるからなのでしょうか。
バブル景気は幻覚で、今の状態が普通よりもちょっといいくらいの景気だと考え直すことがまず第一のような気がします。景気回復なんてする必要あるのでしょうか?。だって景気はいいじゃないですか。
そもそも、バブルでないと成り立たないような職種はそれ自体が何かおかしいように思います。この「景気が悪い」と呼ばれる今の状態は、自然淘汰で残るべき仕事が残って無くなるべき仕事が無くなるための、ちょうど良いプロセスかもしれません。小泉首相や竹中さんが「無策」なのは、この自然淘汰を待っているのでしょうか。
とにかく、よく分からない日本の経済です。日本にはあんなにたくさん経済学部があって、あんなにたくさん経済学者がいて、あんなにたくさん経済を学んでいる経済学部の学生がいるのに、何故自国の経済一つ自力で立て直すことができないのでしょうか?不思議です。(ひ)




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