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![]() 真夜中のカノーリ ボストン食べ歩き《前編》 ![]() |
さて、今回はボストンの食紀行。あちこち出かける(ひ)(ま)家ではあるが、友人がいる土地に行くのは初めてとあって、今回は(ひ)(ま)以外にも3組の登場人物をご紹介。 ボストンと言えば…港町なので、何をおいてもシーフード。レストランも多い。州の山岳部ではクランベリーの栽培がさかん。 ロブスターボストンといえば、ロブスター。当然お高いのだけれど、やっぱり食べたい。大きなハサミをゴムバンドで留められ、水槽に入ったロブスターを見ると食欲も湧いてくる。まずは値段も手ごろなチャイニーズで。「オーシャン・ウェルス(訳すとその名も「海の幸」レストラン)」で、ネギとしょうがと一緒に炒められた、ぶつ切りの真っ赤なロブスターが登場。周囲を見回すと、誰もがこの一皿を頼んでいる。身がプリップリ。ロブスターの身から出たエキスの混ざったソースもおいしくて、白ご飯を頼んで豪快に食べる。 クラムチャウダークラムとはハマグリのこと。ハマグリのぶつ切りとさいの目切りにしたポテトなどの野菜を一緒に煮込んだのがクラムチャウダー(日本で言うところのシチューみたいな感じ)。アメリカには「マンハッタン(トマト味)」と「ニューイングランド(クリーム味)」の2種類あるが、当然ながら、ボストンには「ニューイングランド」しかない(ボストンはニューイングランド地方です)。ちなみに我が家は断然ニューイングランド派。ボルチモアのカニ屋、NYのオイスター・バーで鍛えた(?)クラムチャウダー好きの舌でいざ出陣。 その他、シーフードキャット・フィッシュ(ナマズ)やらエビやらイカやら、いろいろとトライ。お刺し身で食べる訳ではないので、結局お店の味付けに寄るところが大きいのだけれど、どれもおいしかった。やっぱり港街のレストランは、海の幸のおいしい味付けを知っている。 クランベリーブルーベリー程の大きさの、赤い実がクランベリー。マサチューセッツの名産。とは言っても、クランベリー・ジュースはアメリカどこでも売ってあるし、クランベリー・ソースは感謝祭のターキーに必ず添えられる甘ったるいジャム。しかーし、T夫妻からお土産に頂いた「クランベリー3点セット」はそのイメージを打ち破るに十分なインパクトだった。まず「クランべリー・ジュース」。フレッシュ・スクイーズド100%のものを飲みたい、という(ま)の無謀な申し出に、用意してくれた100%ジュースの色はほとんど褐色。一口飲む度に「あーっ」「うーっ」と唸るほどの強烈な酸っぱさ。栄養表示欄を見ると、それでも砂糖が入っているらしく、栄養分的には鉄分が豊富らしい。普段薄めて売られているわけがよーく分かった。続いての「クランベリー・チョコ」。これはドライ・クランベリーをチョコレートで一口サイズに包んであって、日本で見るレーズン・チョコみたいな感じ。酸味と甘さがいいバランスで、食べだしたら止まらないおいしさ。最後の「ドライ・クランベリー」はまだ開けずにとってあるけれど、T夫妻、どうもありがとうございました!これで名物クランベリーも満喫です! 地ビール
20年前にボストンの1件の地ビール店から始まって、今では全米のスーパーで買える「サミュエル・アダムス」という名前の有名なビールがある。その地ビール屋に張り切って行ったところ、何と1年前に閉店したらしい。落ち込む(ひ)。未だにいろんなガイドで紹介されているのは何故?! 真夜中のカノーリ ボストン食紀行《後編》を読む |