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(ま)からアナタへ♪ 英検準1級 受験のアドバイス 11.17.2004


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まずは前回同様、試験結果から。

(ま)の試験結果データ  <英検準1級 2004年度 第2回>

≪今回の合格点 67点(99点満点)≫

・(ま)の得点 85点(合格)

≪分野別得点 (ま)の得点/配点 ≫

1)語彙・熟語・文法  18点/25点 (合格者平均点17、全体平均点12)

2)読解)空所補充   6点/6点 (合格者平均点5、全体平均点3)

3)読解)内容把握   18点/20点 (合格者平均点15、全体平均点10)

4)リスニング)会話文 11点/12点 (合格者平均点9、全体平均点6)

5)リスニング)一般文  20点/22点 (合格者平均点16、全体平均点11)

6)作文   12点/14点 (合格者平均点11、全体平均点9)


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さて、アドバイス!

★受験のタイミング・・・・・・

勝つためには、まず敵を知ること。どれくらいの頻度が知らないが、前回(平成16年度第1回 私の1級受験時)は、いきなり問題形式の改定が行われており、本番で焦った。どうぜ受験するなら問題形式を熟知してから望みたい。受験は問題改定のしばらく後、つまり少なくとも1度はその形式で試験が行われ、問題集やインターネット情報に、その変化が反映されてからが望ましい。(ま、形式が分かっていない方が、本当の意味での実力テストなんだろうけど。)


★問題集の選び方・・・・・・

鉄則その1)選択肢を多く!

選択肢は多いほうが良い。出来るだけ大きな書店に行って、実際に手にとって中身を確認すること。

鉄則その2)最新情報をつかめ!

「受験者の○%が使っている」などという帯のコピーに騙されてはいけない。1級受験の際、改定されていない旺文社のものを使って痛い目に合ったので、とにかく購入時は、最新の情報、特に今回は問題改定が反映されているものを選んだ。チェックポイントは、「発行年月日」と「改定年月日」(本の最後に必ず記載)。発行が新しいほど、最新情報が載っているし、発行が古くても改定がこまめに行われていると○。反対に「重版」は、ただ単に印刷を繰り返しているだけなので要注意。個人的には、聞きなれない小さな出版社のほうが、こまめに発行や改定をしているような気がした。

鉄則その3)少数精鋭、かつ「模擬問題集」一筋!

書店の英語検定コーナーの棚の前に立つと、単語帳とかジャンル別補強用の問題集とか、その種類は星の数ほどある。いかに英語検定ビジネスの市場が大きいかを物語る風景だ。しかし、私は基本的に「模擬問題集」(本番と同じ問題構成になっているもの、もしくはそのバランスで問題集全体が構成されているもの)一筋。そもそも、普通の生活の中で勉強時間は限られている。あれもこれもと手を出して中途半端になるよりも、1冊の問題集を繰り返しやるほうが確実に実力がつく。(これは以前、(ま)が出版社で問題集を売っていた時のセールストーク。まさか自分自身に使う日が来るとはねぇ。)それでも時間が余って、かつ自分の弱点が明確であれば、ジャンル別に手を出してもよいのでは。(ちなみに、私は1ヶ月強の準備期間で、模擬問題集2冊をカバーできず。)

鉄則その4)自分と問題集の相性を確認!

ここまで来ると選択肢も随分狭まると思うが、数冊の問題集が最終候補に残った場合、中身をじっくりチェックすべし。個人的には、イラストが多かったり、やたら日本語の解説が多いのは嫌いだ。使用時の利便性を考えると、問題と解答解説は別ページにまとまっているのがよい。筆者の中に一人でも外国人の名前があったほうが、問題にもネイティブのニュアンスが入っているので勉強していて楽しかろう、とか。まあ、自分なりのこだわりを持って選ぶと良いのでは。


★受験勉強・・・・・・

基本的には、問題集を解くだけ。間違えたところは必ず確認、繰り返し解くこと。(答えを覚えたつもりでも、3日経つと忘れる)ジャンル別に述べると

「1.語句・慣用表現」…(ま)が個人的に苦手な分野。(受験者全体の苦手分野でもある)。出てくる単語が膨大なので、選択肢の単語すべてを覚えることは諦め、正答の単語だけを徹底暗記。ちなみに、某問題集によると出題の傾向は「動詞>名詞=形容詞>熟語(動詞句のみ)」らしいので、時間がなければ動詞を重点化するもよし。

「2.長文の語句空所補充」…あまり時間をかけずに解く練習を。パターンを知ること。
「3.長文内容把握」…(ま)の得意分野。
「4.作文」…内容は日常生活レベル。採点ポイントを抑えておく。

「4.リスニング会話文」…海外生活経験があれば楽勝(のハズ)。
「5.リスニング一般文」…同上。帰国後は、リスニング力をキープする努力をしておく。
「6.リスニングReal-Life」新分野。海外生活者に有利。配点も高い。

文法問題のレベルは、TOEICの勉強をしていれば簡単です。そして少なくとも数回は、本番同様に時間を計って模擬テストを解くこと。本番で緊張せずに済みます。


★受験時・・・・・・

ここでは、アドバイスもないので所感を述べる。変な話だが、受験級は違っても、過去に1度でも受験していると、「場慣れ」とでも言うべきか、手続きの流れなども分かり、安心して試験に望めた。経験上、TOEICに比べると英検は運営がスムーズ(受験者数に対して、係員が多い)で、時間の無駄が少ない点は○。今回一番の問題点は、ヒアリングの際、スピーカーからの音が大きすぎて音割れし、よく聞こえなかったこと。音質テストの時は大丈夫だったのに。こればっかりは運だな。でも、CDでキレイな発音ばかり聞いている人々と違って、流しっぱなしのラジオから空港のアナウンスまで日常的に「生の音」を聞いていた身には、アドバンテージだったかもしれません。そういえば試験官は律儀な人で、救急車が通ると、通る前の問題までさかのぼって再度放送してくれた。こんな細かな対応も、少人数対応の英検ならではかも。受験を考えている皆さん、頑張ってください!


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