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 525600 - I LOVE



rent (ひ)が愛してやまないミュージカル「RENT」
なぜこんなに心惹かれるのでしょう? 何も知らずに観に来た観客でも100%満足できる完成度の高い作品ということに、もちろん間違いありません。しかしそれ以上に「RENT のことを知れば知るほど RENT のことが好きになる」、そんな魅力があるように思えてならないのです。
このコーナーでは、RENT に関して得たちょっとした知識、台詞から読める想像、ちょっと知っておけばぐっと面白くなるポイント、まだよく分からない疑問点.... などを並べてみようかと思います。RENT は本当に知れば知るほど面白くなるので、このコーナーがちょこちょこ Renew されていくことは、RENT大好き!な(ひ)にとっては大変な悦びです。
Alec Baldwin
俳優だそうです。レイバーデイ・ウィークエンドに East Hampton に来ていたらしい。そして Alexi が彼にマークのことを話したらしい。Just kidding。それだけ。

Alexi Darling
ゴシップテレビ番組 Buzzline のマーク担当者。さかんにマークをゴシップの世界へ勧誘する。「かーちん かーちーん」というのは何か意味のある言葉なのだろうか? まだまだ分からないことだらけです。映画ではちゃんとした本人として登場、台詞ありと台詞なし各1シーンのみ。

Alison Gray
ベニーの奥さん、つまりお金持ち、の娘。劇中では台詞中のみでの登場。しかし白人だと分かります。Muffy という名前にしょっちゅう間違えられているのはなぜだろう?(父親の会社の名前??)。映画でも登場せず、台詞中にのみ存在。黒人のベニーに対して Alison は白人というところも、見逃す訳にはいかないポイントです。

April
ロジャーの元恋人。「We've got AIDS」という書き置きを残して自殺。このマークの台詞と「Light My Candle」歌詞中でのみの言及だったが、映画では「One Song Glory」のバックで堂々の初登場を果たす。HIV検査を受けたシーンも印象的。ついでに、バンドで歌っている "Front man" ロジャーも同時に登場します。

AZT(azidothiamine)
抗ウイルス薬が(一部を除いて)無かった当時の、ほぼ唯一のAIDS治療薬。Reverse Transcriptase 阻害剤、HIVを含むレトロウイルスの増殖を抑制する。現在では薬を3-4種併用してAIDSはかなり厳密にコントロールできるようになっているが、毎日2回何種類も何錠もあるお薬を飲み続けるのはやっぱりかなりの負担だとか。「AZT break!」は、個人的にはかなりウィットに富んでユーモアを含んだナイスな言葉遊びだと思うのですが、(ひ)(ま)家のティータイムにこう言うと(ま)から注意されます。以後気を付けます。

Baggage
最初にミュージカルを観た際には、繰り返し出てくるこの単語に「なんでまた荷物がそんなに大事なんかいな?」と不思議で仕方ありませんでした。実のところ未だに完全には分かっていませんが、有形無形の自分の持ち物とか人生とかそれについてくるものとか、そんな象徴的な言葉のようです。そして何より、「全ては借りもの」「愛は買えないけど借りれるさ」つまり「RENT」という単語に対して、その正反対の単語として位置づけられているように思われます。

Boho Boys
ボヘミアン+SOHO = BOHO という造語だそうです。

Boko Suzuki
どうしても気になってしまう、ステージの上のあのお方。メモを書く時に小指が立っていたのも気になっちゃいました。(ひ)も仕事の時には小指が立つので?、親近感を覚えます。(意味不明で申し訳ない)

CBGB, Pyramid Club
かつてロジャーが出演していたライブハウス。いずれもNYCに実在するらしい。

Cold Hands
オペラ「La Boheme」で、ミミがロドルフォ(ロジャーに相当)にロウソクの火をもらいに来た際、この「Cold Hands」という歌が歌われるそうです(実際は「Cold Hands」ではなく、そういう意味のイタリア語?不明)。RENTでも「Light My Candle」終盤の歌詞中に出てきます。

Collins' coat
オペラ「La Boheme」では、ミミの病気の治療費のためにコルリーネ(コリンズにあたる)が自分のコートを売るシーンがあるそうです。「古い外套よさらば」という歌もあるとか。コリンズのコート、大事なキーアイテムですね。

Corner of 11th Street and Avenue B
に位置する元・music publishing factory だった部屋「The Loft」に、マークやロジャーやコリンズ達が住んでいます。 この場所は Rentheads にとっては聖地だとか。行って写真でも撮ってみたいな〜。衣装はやっぱりエンジのシャツに横縞のマフラーか。

Cat Scratch Club
歌詞中に登場する、ミミちゃんが踊っているSMクラブ。劇中では歌詞中のみでの言及だが、映画ではなんと「Out Tonight」の前半で実際に登場し、ミミちゃんが踊ります。ただし手錠は無し。衣装も舞台とは若干違います(仕事に行く途中に着ていたという seductive な Black leather and lace の方をイメージしているのかも)。映画に出てきた時には本当に驚いて(April 登場時よりも)、(ひ)(ま)とも「うおお、Cat Scratch Club やーん!」と絶叫しました。

Doc Martens
ジョアンがはいているブーツをこう呼んでいます。元々は1940年代に作られた整形外科用のブーツだったが、イギリスで1960年代に仕事用として売り出され、1970年代では、パンクやエイズ撲滅運動ネオパンクやグランジといった特定のサブカルチャーにおいて、キーとなる要素となった... らしい(Webから引用)。
#なんと後にソウルで「Dr Martens」というお店を発見!本当に靴屋さんでした。そして神戸でも同様に靴屋さんを発見。高級ブランドっぽかったです。


Evita
Alison が飼っていた秋田犬。Alison家の隣に住んでいた婦人からの依頼により、エンジェルがドラムを叩き続けると1時間後に23階から飛び降りて死亡。傷心の Alison はモーリーンのプロテストを欠席。ベニーはこの秋田犬が嫌いだったのでかえって喜んでいたが、エンジェルに対して「なぜ落ちたことを知っているんだ?」と突っ込むシーンがあります。ちなみに、オペラ「La Boheme」では、音楽家のショナール(エンジェルに相当)がお金持ちに雇われてオウムが死ぬまで3日3晩バイオリンを演奏するそうです。

Feliz Navidad
スペイン語でメリークリスマスの意。(あってます?)

Filmed Live on Broadway
ブロードウェイでは2008年9月に惜しまれつつクローズとなりましたが、その千秋楽の模様を収録したDVDが発売されました。その名も「RENT Filmed Live on Broadway」
幕間を含めて、ステージの始めから終わりまでばっちり収録されています。客席からの歓声も臨場感を引き立てます。役者さん達の表情が細かい部分までばっちり見えて、まるで最前列で見ているようにビシビシと気合いが伝わってきます。
モーリーンがすごいです。エンジェルもかなりテンパっています。アンサンブルも含めてみんな歌が上手です。ミミちゃんの顔が怖いです。もちろんロジャーもマークも素晴らしい歌声です。どの歌も聞き応えがありますが、やっぱり東の横綱「Seasons of Love」は世紀の名曲、後世に伝わる芸術となるでしょう。
特筆すべきは、結構ズームアップが多くてアングルも細かく切り替わるのに、それが素晴らしく完璧なコマ割りで編集されていて、たいへん感心しました。きっと編集の人も RENT を愛していたのだと思います。このような素晴らしい映像を残してくれたことに感謝します。
さらに驚いたことに、アングルがどんどん切り替わっても、撮影しているカメラが全く写っていません。さっきまでその辺で撮っていたと思われるような場所が写っても、そこにカメラはいないのです。とても不思議なのですが、技術の進歩なのでしょうか。(観客を入れずに撮影したものと、最終日の撮影を編集でつないでいるようです。)
とにかく、遠く日本にいる(ひ)のような RENT ファンにとっては「これこれ、こういうDVDが欲しかったのだよ!!」と more than perfect に大満足な一枚。惜しむらくは、コリンズ役が Mark Richard Ford 氏で、ピアノの演奏が Boko Suzuki 氏だったらと思いますが、まあこれらを差し引いても満足度はマックス100%。最初のクレジットに出てくる「If you can't be there, be here」という言葉の通り、テレビ桟敷で毎日 RENT が観れるなんて、本当に幸せな気分。どうもありがとう!!


Food Emporium
実在するグロサリーストアだそうです。カロライナにはなかったので知りませんでした。(劇中2度目の)クリスマスに、コリンズがATMを操作してお金持ちの口座から現金を引き出したところ。コードはA-N-G-E-L。しかしいくら賢いとはいってもそんなことできるのだろうか? ま、深くは考えまい。

Mark Richard Ford, Mr
コリンズを長く演じていた役者。氏のコリンズ役はまさにはまり役で、ブロードウェイで2度も観賞できた幸せを神に感謝します。John Lennon の歌で全編を通すミュージカル「Imagine」のオリジナルキャスト(しかしアンサンブル)に選ばれたことで RENT を離れましたが、この「Imagine」は全くもっての駄作で開演後すぐに discontinued されてしまいました。ちなみに、Mamma Mia のヒットでこの手の演目が量産された時期ではありました。「RENT Filmed Live on Broadway」ではコリンズ役が氏ではなかったことが返す返すも痛恨です。

Got any C, man?
C に続く D、B、X、crack、horse、smack、jugie boogie boy... お察しの通りと言うか、想像通りと言うか、これらはすべてドラッグの俗称だそうです、はい。

Her fever's breaking...
「Finale B」で意識が戻ったミミちゃんの様子についてモーリーンの台詞。(ひ)は普通に「熱は下がったわ」と思っていましたが(ま)によると、この「break」という単語のコアイメージは「急に/勢いよく 上がる」、したがって熱は下がったのではなくて「体が冷えた状態から体温が上がった」という意味に聞こえる、とのご意見。確かにミミちゃんはフリーズしていて、薪を買ってきて暖めなきゃ、とかいう台詞がその前にありましたな。うむむ、恐るべき(ま)の英語力。

Hicksville
Long Island にある町で、ビリージョエルの出身地だそうです。「You can take the girl out of Hicksville, but you can't take the Hicksville out of the girl」という台詞(マークがモーリーンに対して)は、何かビリージョエルの歌と関係あるのでしょうか?

It's over...
「RENT」の劇中で最も鳥肌が立つ、コリンズの台詞です。もう涙涙です。しかし映画ではカットされていました。

Jonathan Larson
もうこの世にはいない、RENT の作者。「ほぼ日刊イトイ新聞・ぼくは見ておこう」に、いいコラムがありますのでご参考にしてください。

Kimono gown
「Out Tonight」では、ミミちゃんが赤い着物を着て颯爽と登場します。(舞台のみ)(すぐ脱いじゃうけど)

Koji Yamamoto
(ひ)(ま)家での呼び方は未だに「土方副長」の俳優・山本耕史氏。日本版「RENT」でマークを演じたことから RENT にのめり込み、ブロードウェイの役者さんにもお友達が多いとか。「英語でしゃべらナイト」に出演した際のコメントによると、「RENT の台詞、最初から最後まで丸々2時間半分、全部言えます」とのこと。筋金入りのRENTHEADとお見受けしました。また、ジョナサン・ラーソンが書き遺したもう一つの自伝的ミュージカル「tick, tick... Boom!」にも主演。

Kurosawa
ミケランジェロ・アントニオーニ、ベルナルド・ベルトルッチと並んで「La vie Boheme」の歌詞中に登場。やっぱり世界的な巨匠なのですね。

La Boheme
言わずと知れた、RENT のテンプレートとなっているプッチーニのオペラ。Boheme とはボヘミアンのこと。

Life Cafe
圧巻の「La vie Boheme」で、Boho Boys&Girls が大騒ぎするカフェ。Ave B と 10th St の角に実在するそうです。最初にミュージカルを観た時には、なぜここにベニーと義父(Alisonの父親)がいるのかが意味不明でした。実は今でもイマイチ分かってません。(モーリーンにプロテストがうまく行ったお祝いを言いに来た?)

Life Support
HIV感染者のためのサポート団体で、定期的にミーティングを開いています。エンジェルは熱心に参加していて、まずコリンズ、そしてロジャーも連れて行きます。このシーンも最初にミュージカルを観た時には何をしているのかイマイチ理解できませんでした。ひとりまたひとりと、参加者が消えていく映画の演出は切なくなります。

Marfan syndrome
マルファン症候群。今でこそ循環器系をはじめ素因として見逃すことのできない遺伝性疾患として認識されていますが、つい何年か前までは突然重篤な症状が出るまで本人もそれとは気付かないのが問題の難病でした。Jonathan Larson 氏も本疾患に起因する大動脈解離でブロードウェイでの上演前日に死亡。35歳、何とも惜しい才能でした。

Maya Angelou
「La vie Boheme」の台詞中に登場。黒人の詩人・作家・俳優で、黒人女性の象徴的存在。オフ・ブロードウェイで歌っていたこともあるらしい。アーカンソー州出身、クリントン大統領の就任式には自作の詩を朗読したとか。「La vie Boheme」には色々な人々の名前が登場しますが、どういう訳か人の名前ではなく食べ物の名前を並べているところで登場。このへんをちゃんと理解できたら、もっと RENT が楽しくなるのでしょうか。

Mazeltov
マークの母親からの電話中、父親からの伝言。???。さっぱり意味不明ですが、(ひ)(ま)家も出演している映画「National Treasure」の中でもニコラス・ケイジが言っていました。何でしょう、ジュイッシュ??
ネットで調べると「Mazeltov is a Hebrew word meaning "good luck" but is often used in place of "congratulations."」ヘブライ語だそうです。この場合どちらの意味でも取れますね。

Miso soup、Seaweed salad、Soy burger dinner、Tofu dog platter、Pasta with meatless balls
これも「La vie Boheme」中、面々が「Life Cafe」で注文したメニュー。みそ汁、わかめサラダ、大豆バーガー、豆腐ドッグ.... 思いっきり日本食やん!(あやしいけど)。秋田犬、着物、クロサワ と合わせて、Jonathan Larson ってかなり日本通だったのでしょうか? 「La vie Boheme」中には他にも「Uta !」(歌?)という台詞もあります(日本語かどうかは定かではない)。しかし「Pasta with meatless balls」って何でしょうか? ちなみに、「うえ〜(不味そうに)」と言うロジャーに対して、コリンズは「どれも同じ味だよ」、ミミちゃんは「目を閉じて食べればね」と答えます。こら、馬鹿にするでない。

Moooo... : The cow jumped over the Moon
ご存知、モーリーンのパフォーマンスですが、このフレーズは「マザーグース」からの引用とか。Web からこの「Hey diddle diddle」という詩の全文を引用してみると (いいのかなぁ)、「Hey diddle diddle, The cat and the fiddle, The cow jumped over the moon, The little dog laughed to see such sport, And the dish ran away with the spoon. 」。ああ、これかあ、これだったのかあ、知らなかったなあ、と「目からウロコ」の(ひ)なのでした。まあ、とにかく、劇場に行ったら、モーリーンと一緒に「ムーーー!」しましょう。
ちなみに、モーリーン登場時のバイク(本物ではない)のヘッドライトは「かなり」まぶしいので、見てしまうとしばらくせっかくのモーリーンの顔が見えません。「Christmas Bells」でアンサンブルの素晴らしい歌を楽しんだ後に、その時が来たら横を向くなりプレイビルで目を隠すなりして防衛しましょう。映画では、本物のバイクに乗ってモーリーンが登場します。

Muffy
先にも出てきましたが、Alison がしょっちゅう Muffy という名前に間違えられています。父親の会社の名前??

Musetta's Waltz
オペラ「La Boheme」の一曲(ムゼッタはモーリーンに相当)。実はロジャーが何度かギターで演奏する、あの「てーん、てけてけてーん」というパッセージは、この「ムゼッタのワルツ」のメロディだそうです。Apple の iTunes Music Store で30秒だけ試聴できますが、確かにこのメロディーでした。こうなるといよいよ「La Boheme」が観たくなります。いや観んといかんでしょ。観たい。観るぞ。でも楽しみなので焦らずに楽しみはとっておきましょう。まずはDVDを購入して予習、かな。

New York Theatre Workshop
RENTを最初に上演した、オフブロードウェイの劇場。ここで現在の形のRENTが練り上げられました。時には一晩でがらりと書き換えられたこともあったとか。オリジナル・マーク役のアンソニー・ラップ氏は、アルバイト中に「ロックオペラ、出演者募集」というビラを見て応募し、このNYTWで初舞台を踏んだそうです。

Oy vey
ユダヤなまりの、「やられた〜」とかそんな意味だそうです。ということはあの Life Cafe の店員もジュイッシュだったのね。気をつけないと、実は差別的な意味を持つ言葉にもなってしまうらしい。注意

RENTheads
「筋金入りの RENT ファン」の意。RENT を10回以上観ないとこの称号は与えられないらしい。(ひ)はまだまだ Mature でなく Baby RENThead です。

Roger honey, I don't get (the meaning of) these post cards...
「サンタフェに引越した?NYCに戻ってロックバンドを始めた?って、どういうこと?」とのロジャーの母親からの電話。この内容から、実はロジャーが実家の家族宛てに結構マメに葉書を送っていたことが伺えます。このロジャーに限らず(時にはマークから疎まれたりもしてますが)、家族愛を感じさせる台詞が劇中には意外と多く散りばめられています。意外と言うより、むしろアメリカ人としては当然な感覚として理解した方が自然でしょうか。

Scarsdale
マークの家族が住んでいる(と思われる)町。グランドセントラル駅から電車で約40分の距離だそうで、ちょっと郊外の高級住宅地と想像します。ジュイッシュ・コミュニティとかあるのかなあ?

Seasons of Love
第2幕の頭(映画では映画の冒頭)を飾る、世紀の名曲。「RENT」には他にも名曲が数々ありますが、そしてそれぞれの曲に Jonathan Larson の魂が注ぎ込まれていますが、そしてそれぞれの曲を(ひ)は大好きですが、それでもやっぱり、この「Seasons of Love」がいろんな意味で東の横綱ですかね。この曲と出会えたことを本当に幸せに思います。3分足らずながら世紀の名曲、後世に伝わってほしい芸術です。
・映画版キャストによるライブ映像は、 こちら からどうぞ。Thanks to YouTube!

Spike Lee
ご存知、NYCを舞台にした映画を多く撮った映画監督。「Light My Candle」で、スパイク・リーが映画を撮影しているから停電でもちょっと明るい、という言及があります。ちなみに(ひ)がこのスパイク・リーを初めて知ったのは、本職の映画監督としてではなく、1990年頃、NYニックスの試合中にMSGの最前列で男ドアティよろしく審判に文句をつけまくって騒いでいるのをテレビで見て「いつもいるけどこの人誰だろう?」と思ったのが最初です。身長がユーイングの腰くらいまでしかなかったのが可愛いらしかったです。

STOLI
お酒?? 40度のウォッカだそうです。

Thelma & Louise
映画のタイトル。スーザン・サランドン主演で最近リメイクされたそうです。観たことはありませんが、主人公の2人が最期に壮絶なダイブを決めるとか。DVDでも借りて来て、秋田犬エビータがどのように落ちたのか想像したいですね。

Tent City
ロジャーやマークたちが住んでいた「The Loft」の隣の駐車場で、ホームレスがテントを張って生活している場所を「Tent City」と呼んでいます。こういう設定は、ミュージカルを観ているだけだと非常に分かりづらいですね。モーリーンがプロテストを行ったのもこの場所で、モーリーンに力づけられたホームレスたちは、警官が来ても「ムーー!」して立ち退かなかったことがジョアンの台詞から分かります。映画ではそういう言及はなく、プロテスト終盤は暴動になってしまいます。そして「The Loft」がベニーによってパッドロックされてしまうのはクリスマスではなくNew Year's Dayになっています。(この クリスマス->New Year's Day の変更は、ミミちゃんが歌う「Out Tonight」の歌詞中にもあり)

They call me Mimi
「Cold Hands」と同じく、オペラ「La Boheme」でミミがロドルフォ(ロジャーに相当)にロウソクの火をもらいに来た時に歌われる曲だそうです。もちろんこういう意味のイタリア語?です。RENTでもやっぱり「Light My Candle」終盤の歌詞中に出てきます。ちなみにオペラ「La Boheme」でも、ミミのロウソクは何度か消えて、そして暗い中落としてしまうのはドラッグではなく「鍵」だそうです。

Until your candle burned my skin...
「I should tell you」中、ロジャーが歌う台詞。しかしロウソクが垂れて火傷したのはミミちゃんの方じゃなかったっけな? ロウソク好きらしいし。ま、深くは考えまい。

What do you forget?
「Light My Candle」の歌い出し、ロジャーがミミちゃんに対して。ということはこの場面の前にミミちゃんはロジャー達の部屋にいたのでしょうか?そんなことはないと思うのだが.... ま、深くは考えまい。
直前に外出したマークが戻ってきたと思ってロジャーが声をかけた可能性も大。

When the spanish baby cry...
「Out Tonight」中の歌詞。(ひ)のイメージの中でミミちゃんは、あのはっとするほど脚の長いクリスタルなので黒人女性なのですが、オリジナルキャストによるCDを聴いていると、なんとなく文法にそわない英語を話す舌足らずなミミちゃん像が浮かんできます。この歌詞や、お母さんから ?Donde estas' Mimi? と電話が入ることからも、やっぱりミミちゃんはスペイン語圏出身という設定で間違いないようです。どこの国でしょうね? イメージ的には、英語も普通にしゃべっているのでジェイローみたいにプエルトリコ? どこかで言及されてますか?

Yuppie scum
「Goodbye Love」の冒頭、ロジャーがベニーを指して。(ま)の訳によると「金持ちでイヤなヤツ」。「Yuppie」には「若い成金」のようなイメージがあるらしい。極めて口語的な表現のように思います。


番外・Kate and Leopold
バンちゃんと並び(ひ)(ま)家のヒーローでもあるヒュー様主演の映画「Kate and Leopold」に、メグちゃんにせまる上司が「僕は La Boheme を10回以上も観ていて...」と知ったかぶるシーンがあります。当然ヒュー様扮する Leopold に丸め込められます。「何回も観たのならこの冒頭の台詞を知らないはずはないだろう。それから Boheme は舞台はパリだがフランス語でなくイタリア語で書かれたオペラだ。メイン級なので間違えるはずはないと思うのだが、君の言っているアンドレとはロドルフォのことか?」という具合です。ヒュー様かっこい〜(ハート)



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